Re2O(Elravie Re2O)とは?ほかのスキンブースターとの違いを解説

Re2O(Elravie Re2O)とは?ほかのスキンブースターとの違いを解説

Re2O(リトゥオ)は、ヒト由来コラーゲンを用いた構造型スキンブースターとして、韓国や日本で近年注目を集めている製剤です。

しかし、スキンブースターの種類は多岐にわたるため、「ヒアルロン酸との違いは?」「何回打てばいい?」「自分の肌悩みに合うのか」と疑問を抱える方が少なくありません。

本記事では、Re2Oの成分特性やリスク情報、ほかの製剤との比較をご紹介します。

美容施術を選択する際の判断材料にお役立てください。

Re2O(Elravie Re2O/リトゥオ)とは?

製剤と注射器 Re20(Elravie Re20)とは?ほかのスキンブースターとの違いを解説|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

情報収集をしていると、「Re2O」「Elravie Re2O」「リトゥオ」と複数の表記に出会い、混乱した経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

この製剤は、韓国発のコラーゲン系スキンブースターとして東京や大阪をはじめ、日本各地で近年注目を集めています。

しかしその特性は、一般的なヒアルロン酸スキンブースターとはまったくの別物。

まずはRe2O(Elravie Re2O/リトゥオ)の基本情報から整理していきましょう。

韓国で流行しているヒト由来コラーゲン製剤

Re2Oは、韓国で人気を集めているヒト由来コラーゲンを基礎とした構造型のスキンブースターです。

正式なブランド名は「Elravie Re2O(エルラヴィ リトゥオ)」ですが、日本では「リトゥオ」という読みで流通しています。

ときに「Re2O」という表記も見られますが、これらはすべて同一製品。

検索時に異なるスペルで迷った際も、同じ製剤と認識して問題ありません。

Re2Oは、真皮の環境そのものに着目。

外側から肌をケアするのではなく、土台を直に整える効果が期待できます。

美容業界では“肌育注射”の一種として紹介されることが多く、ハリやツヤ、ちりめんジワへのアプローチを目的に選択される傾向があります。

成分の特徴|ヒト由来コラーゲンとは

Re2Oは、粉末状のヒト由来コラーゲンを利用した製剤です。

原料にはドナーから提供された人間の皮下組織を使用しており、適切な処理工程を経て医療用として加工されています。

コラーゲンは真皮の主要構造成分であり、細胞外マトリックス(ECM:Extracellular Matrix)の中心的存在です。

ECMとは、細胞と細胞の間を埋める構造体の総称。

コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどで構成されており、肌の弾力や強度を支える役割を担っています。

コラーゲンと聞くとヒアルロン酸製剤をイメージする方も多いかもしれません。

一般的なヒアルロン酸製剤が主に「水分保持」によるふくらみやうるおいをサポートするのに対し、Re2OはECMを構成するコラーゲンそのものを補うことを目的として使用するのです。

うるおいを与えることを主眼に置くヒアルロン酸系製剤とは、アプローチの仕方が異なります。

真皮の土台に着目した作用の仕組み

Re2Oは、肌の土台にアプローチする構造型治療として位置づけられています。

注入された製剤が真皮構造をダイレクトに補い、周囲の環境に影響を与えるという考え方です。

そのため、注入系フィラーのような即効性のある治療ではありません。

段階的にゆっくりと時間をかけて、深層から肌の状態を整えるプロセスをたどります。

継続することで肌質の底上げを図る感覚に近いため、「リトゥオの効果はいつから表れる?早く変化を感じたい」と即効性を期待する方には不向き。

急激な変化を求める施術ではなく、長期的に肌を整える治療であることをまずは理解しておきましょう。

Re2Oで期待される効果と向いている悩み

女性の美容イメージ Re20(Elravie Re20)とは?ほかのスキンブースターとの違いを解説|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

Re2Oを検討するうえで「どんな変化が期待できるのか」「自分の悩みに合うのか」と気になる方は多いはず。

ここでは、具体的にどのような悩みと相性が良いのかを詳しく見ていきましょう。

ハリ・ツヤ・ちりめんジワへのアプローチ

Re2Oは、ハリ不足やツヤの低下、目元・頬のちりめんジワなど“肌の質感変化”に対する悩みに有用です。

これらはいずれも、真皮のコラーゲン構造が衰えることで生じやすい肌変化であり、ECMの構造成分を補うRe2Oの特性と方向性が一致しています。

一方で、深いほうれい線や明確なたるみを直接的に引き上げる施術とは性質が異なる点に注意が必要。

Re2Oは中長期的に肌の状態を整える治療です。

ボリューム補填や即時的変化を求める場合は、別の施術を検討したほうが良いでしょう。

一般的な施術回数と間隔の目安

スキンブースター全般に共通する考え方ですが、Re2Oにおいても、一般的には単回ではなく複数回の施術が推奨されています。

施術を受ける間隔は、治療を始めてすぐの初期段階なら1ヶ月前後の間隔で2~3回繰り返すのが目安。

その後は半年~1年に1回程度で施術を受ければ、効果の維持が期待できるでしょう。

効果を実感し始める時期には個人差がありますが、段階的に肌質を整えていく治療であることから、2週間~1ヶ月が経過する頃が変化を感じやすいようです。

繰り返し施術を受けるとなると「リトゥオの値段に見合った費用対効果は得られるの?」と気になる方も多いかもしれません。

Re2Oの提供価格はクリニックによってまちまちですが、1本あたり9~15万円前後で設定されていることが多い印象です。

ただし、費用対効果の評価は、1回あたりの単価だけで判断するのではなく「何を目的に、何回施術を受けるか」という軸で考えることが大切。

肌質改善を目的とした3~4回のコース設計と、即効性のある1回完結型の施術を同列に比較することは無理があるからです。

施術のゴールと期間を明確にしたうえで検討することが、納得のいく選択につながります。

Re2Oのリスクと注意事項

人差し指を立てて微笑む女性 Re20(Elravie Re20)とは?ほかのスキンブースターとの違いを解説|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

Re2Oを受ける前は、期待できる効果だけでなく、リスクや注意点も理解しておく必要があります。

ダウンタイム・副作用の可能性

Re2Oの代表的な副作用は、注入部位の赤み、腫れ、内出血など。

施術時には、針の刺激や薬剤を注入するときの違和感を痛みとして感じることもあるでしょう。

「リトゥオの痛みが気になる…」という方は、事前に麻酔の有無や施術方法を確認しておくことをおすすめします。

また、まれなリスクとして注入部位への感染やしこりが生じる可能性もゼロではありません。

施術後に異常を感じた場合は、自分で判断せず速やかにクリニックへ相談することが基本です。

副作用の発生頻度や緊急時の体制は、施術を受けるクリニックによって異なります。

きちんと納得したうえで選択できるよう、カウンセリングの際は忘れず医師に聞いておきましょう。

ヒト由来製剤ならではの留意点

Re2Oは、献体から採取されたヒト由来コラーゲンが原料です。

医療用途として適切な処理が施されていますが、ヒト由来製剤の特性上、施術後は献血が行えなくなる可能性があります。

定期的に献血を行っている方、または将来的に献血を希望する方は、この点をきちんと理解しておくことが大切です。

ほかのスキンブースター(リジュラン・ジュベルック・エクソソーム)との比較

Re2Oを検討する際にもう1つ欠かせないのが、ほかの製剤との違いを知っておくこと。

成分や目的の違いを把握することで、自分に合う選択肢が見えやすくなります。

以下の比較表は、代表的なスキンブースター4種をまとめたものです。

Re2O リジュラン ジュベルック エクソソーム
主な目的 真皮の構造を整える 肌質改善・再生力の活性化 コラーゲンの産生刺激・肌質改善 細胞活性による肌質改善
成分由来 ヒト由来コラーゲン サーモンのDNA(PN:ポリヌクレオチド) PDLLA(ポリ乳酸)+非架橋ヒアルロン酸 幹細胞由来エクソソーム
即効性 低~中 低~中 低~中
ダウンタイム 赤み・腫れ・内出血など(数日~1週間程度) 赤み・内出血など(数日~1週間程度) 赤み・腫れ・内出血など(数日~1週間程度) 赤み・腫れなど(数日~1週間程度)
向いている悩み ちりめんジワ・ハリ不足・肌質の底上げ キメ・ハリ・肌の弾力低下 コラーゲン不足によるたるみ・ハリ低下 全体的な肌疲労・くすみ・エイジングケア全般

リジュランは、サーモンのDNAから抽出されたポリヌクレオチドを主成分とし、肌の再生・修復を促す作用で知られています。

ジュベルックはポリ乳酸と非架橋ヒアルロン酸を含む製剤。

コラーゲン産生を刺激することで中長期的なハリの改善を目指します。

エクソソームは、細胞間の情報伝達に関与する微細な粒子を活用した比較的新しい分野の製剤。

細胞活性による総合的な肌質改善が期待されます。

Re2Oはこれらと異なり、コラーゲンを外から補うのが特徴です。

肌の構造そのものに直にアプローチするという点で違いがあります。

スキンブースターにはさまざまな種類の製剤があるため、結局どれが自分に合っているのかと混乱してしまうかもしれません。

しかし、不安なく施術を受けるには、各製剤の特性を踏まえつつ「なぜそれを選ぶのか」を言語化できる状態でカウンセリングに臨むことが大切。

「流行っているから」という理由だけで施術の良し悪しを決めるのではなく、自分の目的や価値観、ライフスタイルと照らし合わせたうえで決定することが、後悔の少ない選択につながります。

まとめ

Re2Oは、ヒト由来コラーゲン製剤で、真皮の構造成分に着目するスキンブースターです。

真皮の土台を整えるというアプローチは、保水や即効性を目的とする従来の製剤とは立ち位置が異なり、中長期的な肌質改善を目指す方に向いています。

一方で、献体由来であることや献血の制限が生じるリスクなど、理解しておくべき注意点があるのも事実です。

製剤の特性やリスクをきちんと理解したうえで、本当に自分に合っているかどうかを判断しましょう。

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・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】ジュベルックによるスキンブースター治療(ポリ乳酸・非架橋ヒアルロン酸主成分製剤の注入)
【治療期間および回数の目安】約1ヶ月に1度を3回、その後は半年~1年に1回程度を推奨
【費用相場】1回 約¥30,000~¥100,000 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】腫れ、赤み、内出血、痛み、かゆみなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
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-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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