ララピール・マッサージピールの違いは?施術や効果の特徴を解説

ララピール・マッサージピールの違いは?施術や効果の特徴を解説

ララピールとマッサージピールの違いを知りたい方へ。ピーリングにはさまざまな種類があり、中でもこの2つはマイルドな施術といわれる傾向にあります。なるべく負担をかけずに肌のハリやツヤを手に入れたい方、ララピールとマッサージピールの施術・効果の違いを比較したい方は必見。基本的な知識から、自分に合ったピーリング選びの指針までお届けします。

1.ピーリングの種類にはどのようなものがある?

出典:photoAC

ピーリングには、さまざまな種類があることをご存じでしょうか。実は、施術方法の違いや、肌のアプローチする層の違いで分けられているのです。ここでは3つの種類をご紹介しましょう。

■ケミカルピーリング

ピーリング専用の薬剤を使って行うピーリングです。肌に薬剤を塗布し、古い角質を除いて肌のターンオーバーを促します。例えば、グリコール酸ピーリングやサリチル酸ピーリングなどがあります。

■浸透型ピーリング

ピーリング剤を塗布する点はケミカルピーリングと似ていますが、浸透型は薬剤を真皮層まで浸透させる点で異なっています。肌の内側にアプローチし、ハリや弾力を取り戻すことを目指すのが特徴。マッサージピールやミラノリピール、ララピールなどが該当します。

■マシンピーリング

ケミカルピーリング、浸透型ピーリングと大きく異なり、ピーリング専用のマシンを使って行うピーリングです。物理的に肌の角質を除くのが特徴といえるでしょう。「ハイドラフェイシャル」やレーザーピーリングなどが知られています。

2.ララピール・マッサージピールの施術の違いは?

ピーリングは、直訳すると“皮を剥く”となることから、肌へのダメージを心配する方も多いのではないでしょうか。また、比較的マイルドなピーリングを探したときにララピールやマッサージピールが検索でヒットし、この2つの違いに悩む方も少なくないでしょう。ここからは、さまざまな視点から2つのピーリングの違いを見ていきます。まずは、施術の違いについてです。

■ララピールとはどんな施術?

ララピールは韓国のLHALALA社が開発した新しいピーリングです。親油性のLHA(リポヒドロキシ酸=カプリロイルサリチル酸)を主成分としており、皮膚を剥くのではなく基底層まで成分を浸透させて肌を“満たす”というアプローチが特徴。自然なターンオーバーの過程で角質を除くため、肌への刺激がマイルドです。

■マッサージピールとはどんな施術?

施術名のとおり、マッサージをしながらピーリング専用の薬剤を肌に浸透させていくピーリングです。主成分は剥離作用のあるトリクロロ酢酸ですが、一緒に配合されている過酸化水素の働きによってその作用は抑えられ、刺激に配慮されているのが特徴的。薬剤を浸透させることでコラーゲンの生成を促すため、別名コラーゲンピールともいわれています。

3.ララピール・マッサージピールの効果の違いは?

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ララピールとマッサージピールの施術の違いが分かったら、次に気になるのは効果ではないでしょうか。それぞれの効果を、順番に詳しく見ていきましょう。

■ララピールに期待できる効果

ララピールは1回の施術でも変化を感じやすいといわれています。肌の悩みの中でも、毛穴を引き締めて目立ちにくくする、過剰な皮脂の分泌抑制、コラーゲン不足の解消などの効果が期待できるでしょう。肌質の改善も目指せるため、ニキビに悩んでいる方に選ばれるほか、加齢に伴うエイジングサインにコンプレックスがある方も検討されています。

■マッサージピールに期待できる効果

マッサージピールも即効性が高く、施術直後から効果を感じやすいようです。肌のハリやツヤ、弾力アップに加え、キメを整えて毛穴を目立ちにくくするなどの効果も見込めます。肌のくすみや加齢による小ジワといった見た目が気になる方、肌のざらつきをなめらかにしたい方にも選ばれています。

4.ララピール・マッサージピールのメリット・デメリットが知りたい!

出典:photoAC

ララピールとマッサージピールではアプローチの違いがありつつも、効果には似た点が多いことが分かってきました。では、メリット・デメリットにおいて違いはあるのでしょうか。美容医療を受けるうえでメリットを知ることは第一ですが、デメリットもしっかり理解して選択する必要があります。

■ララピールのメリット・デメリット

ララピールは、従来のような皮膚を剥くピーリングではないため、ダメージが少なく肌が敏感な方でもトライしやすい施術です。痛みやダウンタイムが少ない点も魅力的でしょう。“満たす”ピーリングなので、皮膚が薄くならずふっくらと厚みのある状態を目指せるのも選ばれる理由の1つです。
ただし、刺激に配慮されたピーリングではあるものの、施術後に赤みやかゆみなどの症状が出現する場合があり「ララピールデメリットあるじゃないの」と感じる方はいるかもしれません。また、基本的に10回ほどの施術を受けることが推奨されている点や施術間隔が最短1週間である点は、多忙な方にとっては負担と感じる可能性があります。

■マッサージピールのメリット・デメリット

マッサージピールは痛みやダウンタイムが少なく、施術時間も短いのがメリット。気軽に受けやすいピーリングの1つです。すぐに効果を感じやすい点をメリットに感じる方も多いでしょう。
施術後に赤みやかゆみを伴う症例もありますが、自然な反応なので問題ありません。また、施術から2~3日程度経つと皮膚がむけてくることがあります。肌のターンオーバーの表れなので、経過観察で構いませんが、気になる症状がある方は受診先に相談しましょう。このように肌に何らかの副作用が出る点について、人によってはデメリットと捉える可能性はあります。

5.自分にはどちらのピーリングが向いている?

「ララピールとマッサージピールの違いを知っても、どちらの治療も魅力的で選びきれない」このような方は、次の項目を参考にしてみましょう。

■ララピールが向いているのはこんな方

ララピールは次のような方に向いているといわれています。

  • 肌への刺激に配慮された施術を受けたい
  • できるだけダウンタイムの少ない施術が良い
  • 肌にうるおいや弾力を求めている
  • 毛穴汚れ・皮脂汚れを除きたい
  • ニキビ肌に悩んでいる

今までピーリングを受けられなかった方でも挑戦しやすいので、施術を諦めていた方も治療の選択肢に入れると良いでしょう。

■マッサージピールが向いているのはこんな方

マッサージピールは次のような方に向いているといわれています。

  • 肌にハリ・ツヤを求めている
  • ダウンタイムが少ない施術が良い
  • ニキビ痕や肝斑が気になっている
  • 加齢による顔の小ジワやたるみに悩んでいる
  • 施術は1ヶ月に1回ほどで通いたい

年齢に応じたエイジングケアも叶える施術なので、若見えを目指したい方にも良いかもしれません。

まとめ

「ララピールとマッサージピールの違いって何?」と思った方は、疑問は解消されたでしょうか。今回お伝えした施術や効果の違いで、自分の肌にとってどちらのピーリングが良いかおおよその見当はついたでしょう。ただし、自己判断だけで施術を決定するのはリスクを伴います。ピーリングを希望するクリニックの診察を受けたうえで、自分の肌悩みへより良いアプローチができる施術を選択するようにしましょう。医師の診察で気になる点があれば積極的に質問して疑問をクリアにする、別のクリニックで改めてアドバイスをもらうのも良いでしょう。

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【治療の内容】ララピール
【治療期間および回数の目安】約2~4週間に1回程度
【費用相場】約¥12,000~¥15,000 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】赤み、乾燥、ひりつき、かゆみ、違和感など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
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・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】ケミカルピーリング
【治療期間および回数の目安】約2~4週間に1回程度
【費用相場】全顔1回 ¥5,000~¥15,000 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】痛み、赤み、皮むけ、乾燥、肌荒れなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
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・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
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