朝のビタミンCケアで肌を整える!期待できる効果や注意点を解説

朝のビタミンCケアで肌を整える!期待できる効果や注意点を解説

朝の美容ケアで取り入れたい成分として、ビタミンCが注目されています。「朝はビタミンC、夜はレチノール」といった言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

ビタミンCは抗酸化作用やメラニンの生成抑制、コラーゲン生成の促進など、さまざまな働きがあるとされる成分。1日の始まりである朝に使うことで、紫外線によるダメージを軽減する補助的な効果が期待できます。

1.朝のケアでビタミンCを取り入れるコツ

スキンケア 朝のビタミンCケアで肌を整える!期待できる効果や注意点を解説|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

朝のスキンケアやインナーケアでビタミンCを取り入れる際は、取り入れ方にも意識を向けることが大切。成分の特性をふまえ、ビタミンCが役割を果たしやすい環境を整えましょう。

■ビタミンCをスキンケアで取り入れるタイミングは?

朝のスキンケアでビタミンCを取り入れる場合は、タイミングにこだわりを。具体的には起床後すぐ、洗顔で肌を清潔な状態に整えたうえでビタミンC配合の美容液や化粧水をつけるのが理想です。

浸透しやすくするためにほかのスキンケア製品を使う前にビタミンCを取り入れるのがポイント。活性酸素へのアプローチやシミ・くすみが気になる肌のケアを目的として取り入れられることもあります。

なお、ビタミンC自体に紫外線を防ぐ作用はないため、朝のケアでは日焼け止めの塗布も忘れないようにしましょう。

ビタミンC配合化粧品は刺激を感じることがあるため、肌が慣れるまでは濃度が低いものを使用する、少量から試す、など自分の肌質やコンディションに合わせて使うことが大切です。

また、塗布する順番が指定されている製品は使用方法に従いましょう。肌荒れや赤みなどが出現した場合は使用を中断し、皮膚科などの医師への受診をご検討ください。

ビタミンCサプリメントはいつ飲んだらいい?

体の内側からビタミンCを補いたい場合はサプリメントを活用するのも1つです。

「朝と夜どっちに飲んだらいい?」「食前?食後?」などタイミングに悩みがちですが、一般的に推奨されているのは朝食後の摂取。1日の始まりにビタミンCを飲むことで抗酸化成分として働き、紫外線をはじめとした外部ストレスから体や肌を守るとされています。

また、食事の時間に合わせて摂ることで胃腸への負担も軽減されます。

なお、日本の厚生労働省ではビタミンCの許容上限摂取量は定められていませんが、過剰摂取による胃痛や下痢の報告例があるため、摂取量には注意が必要です。米国医学研究会の食品栄養委員会(FNB)では19歳以上の成人で1日あたり2,000mgを上限目安とする許容上限摂取量(UL)が設けられています。

2.朝専用ビタミンC美容液・化粧水選びのポイント

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朝のビタミンCスキンケアアイテムでは、浸透性や安定性に配慮したビタミンC誘導体配合の美容液や化粧水が用いられることが多い傾向にあります。製品ごとに特徴が異なるため、コンディションや自身の肌質に適したものを選びましょう。

例えば、乾燥しやすい時期には保湿成分配合タイプを、オイリー肌タイプの方はさっぱりとした使用感の製品を選ぶといったイメージです。紫外線によるシミやくすみ対策に、相乗作用を期待して美白有効成分が配合された製品を選ぶ方法もあります。

ビタミンC配合のスキンケアアイテムの価格帯は幅広く、市販品では1,500円~1万円台までさまざま。クリニック専売品はビタミンCが高濃度・高純度で配合されているケースがあり、自由診療扱いといった側面から市販品よりやや高い価格帯の製品も目立ちます。

ちなみに、肌からビタミンCを取り込む方法には、美容医療クリニックで扱うイオン導入やエレクトロポレーションなどによる高濃度ビタミンC導入という選択肢もあります。

これらはセルフケアとは異なるアプローチで肌に働きかける点がポイント。自宅でのデイリーケアと組み合わせて継続も検討してみましょう。高濃度ビタミンC導入は自由診療で料金は1回あたり数千円から1万円ほど。施術後に乾燥や軽い赤みが出る場合もあるため、医師との相談が必要です。

3.朝のビタミンCで「焼ける」って本当?

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「朝ビタミンC化粧品を使用すると焼ける」といった噂がありますが、こうした内容は「光毒性(ひかりどくせい)」に関する誤解が影響しています。

光毒性とは、肌に塗った特定の成分が光(紫外線)と反応し、炎症をはじめとしたトラブルが引き起こることです。柑橘系の精油に含まれるソラレンなどのフロクマリン類や、美白有効成分とされるハイドロキノンといった成分には注意が必要ですが、一般的な純粋型または誘導体型ビタミンCについては、その心配がほとんどないとされています。

朝にビタミンCパックとしてレモンの輪切りを直接肌にのせるような美容法は光毒性の観点からは注意が必要ですが、通常のビタミンC化粧品の使用については、過度に心配する必要はないと考えられています。

ただし、強烈な紫外線を浴びると皮膚反応が増強される可能性があるため、朝のスキンケアでは日焼け止めやUVカット製品など紫外線対策を合わせて行うケースが一般的です。

万が一、炎症や紅斑、ヒリヒリ感などが生じた場合は、ビタミンC化粧品の使用を中止して専門医へ相談してください。

4.夜間のケアは朝と同じで良い?レチノールやアゼライン酸と併用する際の注意点

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近年、レチノールやアゼライン酸を含む化粧品への注目度が高まっており、使用中または使用を検討中の方もいることでしょう。レチノールは肌のターンオーバーをサポートするとされる成分、アゼライン酸はニキビや酒さといったお悩みにアプローチするとされる成分で、どちらも取り入れる際には慎重さが求められます。

基本的な原則として、レチノールは光に弱い性質のため夜間の使用が推奨されています。夜間のスキンケアにもビタミンC化粧品を取り入れる場合は、先にビタミンC化粧品を塗布してからレチノール配合化粧品を使用しましょう。

ビタミンCは水溶性、レチノールは油溶性のため、先にレチノールを塗布すると膜ができてビタミンCの特性が十分に発揮されない可能性があるためです。

アゼライン酸を含む化粧品も、レチノールと同様に夜間の使用が基本となります。ビタミンC化粧品と併用可能ですが、「朝はビタミンC、夜はアゼライン酸」といったように使用時間を分けることが推奨されます。

肌への負担から高濃度ビタミンCとの併用はできない場合があるためご注意ください。美容医療クリニックなどで医師の処方のもとアゼライン酸を使用する場合は、指導に従いましょう。

レチノールやアゼライン酸はさまざまな肌悩みへのアプローチが期待できる反面、肌への負担や副反応にも配慮が必要な成分です。ビタミンCとの併用で心配ごとやトラブルがあれば医師へ相談して取り入れましょう。

まとめ

朝のビタミンCケアは、紫外線や酸化ストレスとの関係性から、近年注目されているアプローチの1つです。スキンケアやサプリメントで取り入れる際は、濃度や使用タイミングに配慮し、自分の肌の状態に合わせた方法を選ぶことが大切です。

日焼け止めとの併用や、夜に使用されることの多いレチノールやアゼライン酸との使い分けを意識し、その特性を無駄なく活かせるよう工夫して取り入れましょう。

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