
ピアーモとインモードの違いが分からない……という方は少なくないはず。どちらも非侵襲的な方法で顔のたるみにアプローチし、リフトアップ効果が見込める施術です。では、ピアーモとインモードはどのような基準で選べば良いのでしょうか?この記事では、ピアーモとインモードの違いを徹底解説。それぞれの特徴や効果について分かりやすくまとめました。非侵襲的なたるみ治療やRF治療に興味がある方は、ぜひお役立てください。
1.ピアーモとインモードの違い|特徴

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ピアーモとインモードには、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
■ピアーモとは
ピアーモ/ピアモ(PIAMO)は、高周波(RF)を活用した施術。真皮層をはじめ、これまでの高周波治療では届きにくかった皮下脂肪にもしっかりとアプローチし、リフティング効果を発揮します。
2種類のアプリケーターを使用
ピアーモでは、クアトロとチェロと呼ばれる2種類のアプリケーターを使用します。クアトロは、4方向から均一に熱を加え、脂肪層と真皮層にアプローチ。ムラなく熱エネルギーを伝達するのに優れています。また、3段階に調整できる吸引設計を搭載。これにより、内出血のリスクを抑えた治療が可能です。
一方チェロは、肌の引き締めに特化したハンドピース。真皮層に高周波を照射することで皮膚内部の温度を上昇させ、コラーゲン及びエラスチンの生成を促します。ハリや弾力のある若々しい印象の肌へと導く施術です。
バキューム機能と3D高周波の組み合わせで皮下脂肪にアプローチ
ピアーモは、バキューム機能と3D高周波の2つを組み合わせているのが大きな特徴です。具体的には、真空吸引をしながら深部熱を発生させ脂肪細胞を溶解。たるみが気になる部分を吸引しながら、肌の深いところまでまんべんなく熱を加えます。これにより、タイトニングと脂肪分解を同時に目指すことが可能です。
■インモードとは
インモードは“切らない小顔治療”とも呼ばれているリフトアップ治療。厳密には美容医療機器を作っている会社名、またはインモード社の美容複合機の名称ですが、日本ではインモードが施術名として認知されています。
複数の機能を搭載する美容複合機
インモードには、小顔治療に適応できるミニFX・FORMA(フォーマ)・インモードリフトという3つの機能が搭載されています。
ミニFXは吸引付きのRF治療。皮膚を吸引しながら加温することで、効率良く脂肪細胞が破壊されるでしょう。FORMAは、RFで真皮層に熱を発生させる施術。コラーゲン及びエラスチンの生成を促進し、肌内部からたるみにアプローチします。インモードリフトは、ミニFXとFORMAを組み合わせた施術。2つの機能の相乗効果により、さらなるタイトニングが期待できます。
韓国のインモードを日本人向けに再設計
インモードは、もともと韓国発祥の施術。韓国ではインモードリフティングと呼ばれていますが、それを日本人に合うように再設計されたものがインモードです。そのため、両者は同じような名前ですが照射方法やパワー設定、出力などが異なります。
2.ピアーモとインモードの違い|メリットとデメリット

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ピアーモとインモードは、メリットやデメリットにも違いがあります。
■ピアーモのメリット・デメリット
まずは、ピアーモのメリットとデメリットについてです。
メリット
ピアーモのメリットは、頬や顎下といったたるみが気になる部分を真空吸引しながら、まんべんなく熱エネルギーを伝達できること。リフトアップと脂肪燃焼を同時に行える革新的な技術です。また、脂肪層にまでしっかりと高周波が作用。非侵襲的なたるみ治療の中では、高い引き締め効果を見込めます。
デメリット
ピアーモは内出血のリスクに配慮されていますが、真空吸引を行うため内出血が生じる可能性はゼロではありません。内出血が起きた場合は、体質によっても異なりますが、完全に色味が引くまでは2週間程度の時間を要することも。ダウンタイムがあってもしっかりとした変化を実感したい方には向いていますが、極力ダウンタイムを抑えたい方には向きません。
■インモードのメリット・デメリット
続いて、インモードのメリットとデメリットについてです。
メリット
インモードは、選ぶ機能によって異なる効果が見込める施術。ミニFXを使用すれば、脂肪細胞の破壊と排出によりたるみの改善が期待でき、FORMAを使用すれば、コラーゲン及びエラスチンの新生により肌のハリや弾力が高まります。肌悩みに合わせて使い分けができるのは、インモードのメリットです。
また、痛みを感じにくいのも大きな特徴。もちろん個人差はありますが、一般的に施術中の痛みはじんわりとした熱感と表現されています。ダウンタイムも短く、日常生活に大きな支障をきたすことはないでしょう。
デメリット
インモードは複数回施術を受けることが推奨されています。1回で効果を実感できる方も中にはいますが、通常は3~8回の施術をおすすめされることが多いようです。“インモードは効果ない”という噂を耳にしたことがあるかもしれませんが、それは1回だけ施術を受けた方の感想なのかもしれません。一般的には、肌の状態や治療目的に合わせて求められる回数の施術を継続したら、肌のハリや弾力、たるみの改善といった効果が表れてくるとされています。
3.ピアーモとインモードの違い|肌悩み

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ピアーモとインモード、それぞれが向いている肌悩みについてご紹介しましょう。
■ピアーモが向いている方
- フェイスラインを効率良く引き締めたい方
- 非侵襲的な方法で小顔を目指したい方
- 顔のたるみが気になる方
- ダウンタイムがあってもしっかりとたるみを改善したい方
内出血が起きればダウンタイムが長引くことはありますが、ピアーモは引き締め効果を得やすい施術です。しっかりと効果を実感したい方、フェイスラインの引き締めやたるみの改善を目指したい方に
向いています。
■インモードが向いている方
- ダウンタイムが短いたるみ治療を希望している方
- 痛みや刺激に弱い方
- 過剰な脂肪が原因でフェイスラインがぼやけて見える方
- ハイフや他のRF治療が合わない方
インモードは、痛みやダウンタイムを抑えつつ、たるみを改善したい方に向いています。仕事や予定に影響を出したくない方、ダウンタイムがある施術に抵抗がある方におすすめです。
4.治療を選ぶ際のポイント
治療を選ぶ際は、特長以外にもダウンタイムや費用、リスクについて正しく理解しておく必要があります。
■ピアーモのダウンタイム・費用・リスク
ピアーモは、ダウンタイム中に内出血や赤みが生じることがあります。個人差はありますが、赤みは数日程度、内出血は2週間程度で落ち着くのが一般的です。その他、施術後当日の入浴や飲酒は控えるなど、日常生活で注意しなければならない行為もあります。費用はクリニックによって千差万別ですが、頬や顎下への施術は55,000円前後が相場です。
■インモードのダウンタイム・費用・リスク
インモードは痛みに配慮された施術で、タウンタイムは3~4日程度。内出血や赤みなどが生じることもありますが、メイク次第でカバーできるケースがほとんどです。ピアーモとは異なり、入浴は当日から可能。軽めであれば運動や飲酒もOKです。費用相場は、インモードリフトの場合で40,000~100,000円程度かかることがあります。
まとめ
ピアーモとインモードの違いについて解説しました。どちらもフェイスラインの引き締めやたるみの改善が期待できる施術ですが、特徴やメリット・デメリットが異なります。こんなはずじゃなかった、他の施術にしておけば良かったと後悔しないためには、正しい知識を身につけ、納得したうえで判断することが大切です。信頼できる医師にも相談しながら、自分に合った施術を見つけてみてください。
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【治療の内容】インモード(高周波RF治療)
【治療期間および回数の目安】2~4週間に1回、計3~5回程度
【費用相場】1回¥40,000~¥100,000程度
【リスク・副作用等】腫れ、赤み、内出血など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
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・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
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