ピコレーザーの料金は、照射モードや必要回数によって大きく変わります。
「シミ取りだけのつもりが、追加費用込みで想像以上に高額になった」というケースも少なくありません。
施術検討に役立つ情報として、ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナルそれぞれの料金相場や回数別の費用感、コスパ良く治療を続けるための確認ポイントを整理して解説します。
INDEX
【照射モード別】ピコレーザーの料金相場一覧
ピコレーザーは、ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナルの3つの照射モードに分かれます。
それぞれアプローチする肌悩みや照射範囲が異なり、料金相場にも差があります。
まずは照射モードごとの特徴と費用感を整理しておきましょう。
▽ピコレーザーとピコトーニングの違いを詳しく見る
| 照射モード | 対応する肌悩み | 料金相場 |
| ピコスポット | シミ・そばかす | 5,000〜40,000円前後/1回 |
| ピコトーニング | 肝斑・くすみ | 10,000〜50,000円前後/1回 |
| ピコフラクショナル | 毛穴・ニキビ痕・小ジワ | 20,000〜50,000円前後/1回 |
回数を重ねて少しずつ肌悩みにアプローチするピコトーニング・ピコフラクショナルは、複数回の施術が推奨されます。
事前に必要な回数を把握し、総額をはっきりさせておくと、予算と照らし合わせやすいでしょう。
なお、ピコレーザーは選ぶ機器によっても値段が変動します。
基本的に美容目的で使用されるピコレーザーは自由診療となり、保険適用にはなりません。
一方で、太田母斑(おおたぼはん)のような疾患として診断されるあざ治療では、保険適用となる場合があります。
ピコスポットの料金体系│スポット照射 vs 取り放題

ピコスポットは主にシミやそばかすへの照射に用いられる施術です。
ピンポイントに熱エネルギーを伝えられるため、濃く深いシミにも対応可能な点が特徴です。
ピコレーザーのうち、ピコスポットの料金は、1ショット数千円程度、顔全体の取り放題の場合は数万円程度が相場になります。
ここでは料金体系を2種類挙げ、それぞれ特徴を解説します。
スポット照射│ピンポイントでの照射
スポット照射では、シミやそばかすなど気になる箇所へ1点ずつ照射を行います。
直径4〜5mm程度の円、または小さなシミ1個を1ショットとして換算するなど、シミのサイズや濃さ・深さによってショット数を変えるクリニックがほとんどです。
必要な箇所のみ施術できるため、シミの数が少ない場合に費用を抑えやすい点が特徴です。
シミが1〜10個程度であれば、取り放題より総額が低くなるケースもあります。
一方、広範囲に点在するシミ治療では費用が積み重なりやすいため、シミの数に応じてプランを選ぶと良いでしょう。
取り放題│照射エリア・制限時間の範囲内で行われる
ピコスポットの取り放題プランの料金相場は、顔全体で30,000〜100,000円前後が目安です。
シミの個数が多いほど1個分の単価が下がりやすく、複数箇所をまとめて施術したい人に向いています。
また、1回で広範囲を照射できるため、通院回数を抑えやすい点もメリットです。
ただし、クリニックによって“個数無制限”“時間内打ち放題”など、条件設定が異なります。
同じ取り放題プランでも、照射範囲・個数・制限時間に差があるため、契約前に内容を細かく確認しておきましょう。
ピコスポットの推奨回数・間隔について
比較的少ない回数で変化を感じやすいピコスポットは、1〜3回程度が推奨されます。
ただし、濃いシミや再発リスクがある場合は、複数回の照射を提案されるケースも。
また、炎症後色素沈着のリスクを考慮し、次回照射までは3〜6ヶ月程度空けることが一般的です。
短期間に施術を繰り返すより、肌状態を見ながら計画的に進めることが重要になります。
料金体系を選ぶ際も、現在のシミ数や今後必要になりそうな回数をふまえて検討すると、費用感を把握しやすいでしょう。
ピコトーニング・ピコフラクショナルにコース設定がある理由

ピコレーザーのうち、ピコトーニング・ピコフラクショナルはどちらも顔全体への施術がメインです。
料金形態は、単発より複数回コースが用意されるケースが多い傾向にあります。
ここではその理由を掘り下げていきます。
▽ピコレーザーの種類を詳しく見る
ピコトーニング・ピコフラクショナル│推奨回数・間隔について
ピコトーニングは、2週間〜1ヶ月に1回、計5〜10回程度が1クールの目安とされます。
肝斑治療では10回前後を見据えて継続するケースもあり、「ピコレーザー治療を始めて5回目くらいで効果を感じた」という意見もあります。
一方、ピコフラクショナルは4〜6週間に1回、3〜5回以上が一般的な目安です。
ニキビ痕や毛穴治療では、状態によって10回程度継続するケースも。
なお、どちらも1回で劇的な変化を期待すると「失敗したのかも」と感じる原因になります。
▽ピコレーザーの失敗についての解説はこちら
▽ピコレーザーは効果なしの理由を見る
ピコトーニング・ピコフラクショナルは効果の実感に時間がかかる
ピコトーニングやピコフラクショナルでコース契約が多い背景には、どちらも複数回の施術を前提とした治療設計があるためです。
低刺激で段階的に肌へ働きかける施術だからこそ、一定回数を重ねながら変化を確認していきます。
また、コース契約では1回あたりの施術単価が下がることも多く、単発通いより費用効率が良くなる場合も。
クリニック側としても、定期的な通院によって肌状態を継続的に確認しやすく、再発や悪化リスクへの対応がスムーズになります。
ただし、有効期限や途中解約の条件などはクリニックによって異なります。
ピコレーザーの料金相場から必要回数、契約内容まで含めた確認が大切です。
ピコレーザー│機器と照射モード選びのどちらに予算をかけるべき?
ピコレーザーには、ピコシュア・ピコウェイ・エンライトンなど複数の機器があり、それぞれ搭載波長や照射特性が異なります。
機器ごとの価格差が生じる要素は、照射時の肌負担や色素沈着リスクへの配慮、肝斑や混在型のシミへ対応しやすい設定の有無などです。
まずは自分の肌悩みに合う機器を選び、そのうえで照射モードを検討する流れが現実的です。
ピコレーザーを検討する際は料金だけで判断せず、診察時に「どの機器で、どのモードを使うのか」を確認しておくと、施術内容への理解も深まります。
ピコレーザーの料金を比較する際にチェックすべき“隠れた費用”

ピコレーザーを表示された料金だけで比較すると、実際の支払い額との差が生じやすくなります。
例えば、初診料・再診料・麻酔代・薬代・アフターケア用品代などが別途必要になるケースもあります。
また、ピコスポットの取り放題プランの照射範囲や個数制限、ピコトーニング・ピコフラクショナルの回数コースの有効期限など、メニューの内容を注意深く確認する視点も重要です。
モニター料金やキャンペーン価格は費用を抑えやすい一方、写真掲載など条件が付く場合もあるため、総額と契約内容を十分に確認してから検討しましょう。
ピコレーザーの料金に関するよくある質問
最後に、ピコレーザーの料金や通院回数に関してよくある疑問を解説します。
Q:ピコレーザーは1回だけでも効果を実感できる?
A:ピコスポットは、濃いシミなどに対して1回で変化を感じやすい施術です。
一方、ピコトーニングやピコフラクショナルは低刺激で少しずつ肌へ働きかけるため、複数回を前提とするケースが一般的です。
肌状態によって必要回数が異なります。
Q:ピコスポットの“取り放題”は費用を抑えやすいの?
A:シミの数が多い場合は、総額を抑えやすいでしょう。
ただし、“取り放題”と表記されていても、個数・照射範囲・制限時間が設定されているケースもあります。
シミの数が少ない場合はスポット照射を選ぶなど、肌状態と契約内容の両方を意識することが大切です。
Q:ピコトーニングやピコフラクショナル、複数回コースが推奨される理由は?
A:どちらも1回で急激な変化を目指す施術ではなく、肌への負担を抑えながら段階的にアプローチしていくためです。
コース契約では1回あたりの料金が下がることもあり、費用面でのメリットにつながる場合があります。
Q:ピコレーザーの料金以外に追加費用がかかることはある?
A:施術料金のほかに、初診料・再診料・麻酔代・薬代などが必要になるケースがあります。
また、回数コースには有効期限が設定されている場合もあるため、事前に“表示料金に含まれるもの”を確認し、総額ベースで比較することをおすすめします。
ピコレーザーの料金相場や追加費用を確認して、最適なプラン選びを
ピコレーザーの料金は、照射モードや必要回数によって大きく変わります。
とくにピコトーニングやピコフラクショナルは複数回を前提とすることが多く、表示価格だけでなく総額で考える視点が重要です。
機器の種類や追加費用、コース条件まで確認したうえで、自分の肌悩みや予算に合う治療計画を立てましょう。
この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事
| ・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。 ・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。 ・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。 |
| 施術の内容 | ピコレーザー |
| 施術期間および回数の目安 | ・ピコスポット:1回 ・ピコトーニング:2~4週間に1回、3~10回程度 ・ピコフラクショナル:3~4週間に1回、3~10回程度 ※状態によって異なります。 |
| 費用相場 | ・ピコスポット: 1回 約¥5,000~¥40,000 ・ピコトーニング: 1回 約 ¥10,000~ ¥50,000 ・ピコフラクショナル:1回 約 ¥20,000~ ¥50,000 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。 |
| リスク・副作用等 | 赤み、やけど、色素沈着、色素脱失、水疱形成など |
| 未承認機器に関する注意事項について | ・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。 ・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。 https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html ・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。 ・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。 ・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。 |






