アートメイクで後悔しない!よくある失敗例やクリニック選びのポイントを解説

アートメイクで後悔しない!よくある失敗例やクリニック選びのポイントを解説

アートメイクで後悔しない方法をお探しの方へ。アートメイクは朝のメイク時間を短くしてくれたり、汗や水に濡れても眉やリップをそのまま残せたりと、女性にとって魅力的な美容医療の施術です。一方、1度施術を受けるとすぐに落とせないため、失敗への不安がつきもの。そこで今回は、アートメイクのよくある失敗談や、後悔しないための心構え、信頼できるクリニック選びを解説します。アートメイクに興味がある方や、美容医療が初めての方は、ぜひ施術前にチェックしてみてください。

1.アートメイクを後悔する理由とは?失敗例をチェック

出典:photoAC

アートメイクは、主に眉毛やアイライン、リップに施します。「やって良かった」という人もいる一方で、「後悔した……」という声も。まずは、よくあるアートメイクの失敗例を見ていきましょう。

■仕上がりやデザインが希望どおりでなかった

アートメイクの失敗例として、仕上がりやデザインが希望どおりにならなかったという意見が多くあります。デザインの代表的な失敗は以下のとおりです。

<アートメイク眉毛・リップ・アイラインの失敗例>

  • 眉が太すぎる/細すぎる
  • 色が濃すぎる/薄すぎる
  • 眉の形状が理想どおりでない
  • リップの色が想像と違った
  • 形やラインに左右差がある

アートメイクのデザインは、施術前に自分の希望と施術者のイメージを合致させておくことが大切。ただし、アートメイク施術直後は一時的に色が濃くなります。経過とともに色素が抜けて完成に近づくため、ダウンタイム期間中は失敗と決めつけずに様子を見ましょう。

■アートメイクがすぐに薄くなってしまった

アートメイクは個人差があるものの、1度の治療では定着しづらいため基本的に2回以上を目安に施術を行います。色素が定着しても、ダウンタイム中の過ごし方やアフターケアに気をつける必要があり、持続期間は約1~2年が一般的です。しかし、稀に体質やアフターケア不足、生活習慣などの理由により、色素の退色が早まることも。アートメイクが早期に薄くなってしまったり、変色してしまったりと、施術したことを後悔してしまうケースがあります。

■傷や腫れなどの健康被害が起きた

アートメイクで色素を注入するのは、表皮~真皮浅層の約0.02mm前後の深さです。とはいえ、皮膚に傷がついたデリケートな状態のため、炎症や化膿、肌荒れといった肌トラブルが起きてしまったという事例も。また、施術者の技術不足で万が一傷が深層に達した場合、傷痕が残ってしまう、色素が入れ墨のように消えにくくなるなど、予想外のリスクが起こる可能性もあります。

■デザインのトレンドが過ぎてしまった

眉やリップに施すアートメイクのデザインも、化粧やファッションと同様にトレンドの移り変わりがあります。例えば眉だけでも、細眉や太眉、平行眉などさまざまな形が流行りました。アートメークの持続期間は約1~2年と説明しましたが、中には体質により2年以上色素が残る方も。当時の流行でデザインを決めてしまったがために、数年後に「古臭い印象になってしまった」と後悔する声もあるため、アートメイクではトレンドに流されないデザイン選びが大切です。

■年齢によるバランスの変化で顔になじまなくなる

アートメイクは数年で色素が抜けるため、維持するには定期的に施術を受けて色素を注入する必要があります。しかし、年齢を重ねるとともに肌の状態や顔の形は変化していくものです。アートメイクをした10年後に、同じデザインで色素を入れるといまいち顔になじまない……なんてことも。「アートメイクをおばあちゃんになっても楽しみたい!」という方は、数年先の顔や体の変化も考慮したデザインを見直していく必要があるでしょう。

2.アートメイクの事前に知っておきたい注意点やデメリット

出典:photoAC

眉毛やリップにアートメイクをする前に、基本知識として知っておきたいデメリットや注意点があります。後悔につながる可能性があるため、事前に不安要素を解消しておきましょう。

■施術中に痛みを感じることがある

アートメイクは施術者の技術不足や、施術当日の肌のコンディション次第で、痛みの感じ方が変わる場合があります。とくに、アイラインなど皮膚が薄く神経が多い部位は痛みを感じやすいでしょう。表面麻酔を希望できたり、痛みが少ない技法を採用したりするクリニックもあるため、痛みに配慮した医療機関を探すのも1つの手です。

■施術後はアフターケアが欠かせない

アートメイクには1週間ほどのダウンタイムがあり、色素を長く定着させるためにも施術後のアフターケアが欠かせません。処方された軟膏やスキンケアの徹底で肌を保護し、紫外線対策をして外部刺激から肌をしっかり守りましょう。また、血行を促進する激しい運動や入浴、サウナなどは、代謝が上がり色素が排出されやすくなるためダウンタイム中は避けるのがベター。腫れや傷が長引く可能性もあり、旅行や大切な予定を控えている方は、施術のタイミングにも注意しておきましょう。

■1度施術を受けると修正や除去が難しい

1度アートメイクをすると、修正や除去は簡単にはできません。基本的には、自然に色素が抜けるのを待つしかありませんが、どうしてもという場合にはレーザーで除去することも可能です。ただし、レーザーは痛みや費用を伴うため、自分の顔を守り無駄な支出を省くためにも、まずは信頼できるクリニック探しに力を入れましょう。

3.アートメイクを後悔しないクリニック選びのポイント

出典:photoAC

アートメイクで後悔しないためには、クリニック選びが何よりも重要です。安さで選ぶのではなく、「自分が安心できるか」という基準で選定するようにしましょう。ここからは、満足する結果を得るためのクリニック選びのポイントを解説します。

■医師・看護師が在籍するクリニックを選ぶ

アートメイクはれっきとした医療行為のため、日本では医師または看護師以外が施術を行うのは違法です。海外には格安でアートメイクができるサロンもありますが、過去に発がん性物質が含まれた色素を使っていたという事例もあるため、医療機関以外で治療を受けるのは危険。施術担当者は医師または看護師か確認し、クリニックの衛生管理やアフターケアは万全か、使っている色素は何かなど、安全性について自分で調べることが大切です。

■実績や知識が豊富なクリニックを選ぶ

アートメイクの仕上がりやデザインは、クリニックの方針や美的感覚が自分と合うかどうかでも満足度が変わります。事前に受診を予定している病院のSNSやホームページ、口コミをチェックし、実績が多く、普段のメイクと相性が良いと思うところを選びましょう。また、クリニックに在籍するアーティストやアートメイク看護師のスキルにも注目してみてください。ランク制度を導入する施設であれば、技術力を参考にでき、担当者を指名することも可能です。そのほか、定期的な研修を行っている、最新技術に対応できるなどの特徴を兼ね備えたクリニックも、アートメイクの知識と技術をアップデートできていると考えられます。

■適正価格で提供しているクリニックを選ぶ

アートメイクをしたい部位が決まったら、複数のクリニックを比較しておおよその相場を調べてみましょう。安いクリニックが必ずNGというわけではありませんが、適正価格から大きく離れている場合、何か理由があるのかもしれません。また、施術料だけでなく、初診料や麻酔代などの料金が明瞭なクリニックだと安心です。ホームページに記載がない場合は直接問い合わせてみて、親切に教えてくれるところを選びましょう。

■カウンセリングに時間をかけるクリニックを選ぶ

アートメイクのデザイン決めでは、カウンセラーに自分の希望を相違なく伝えることが重要です。「眉がイメージと違う」などのトラブルを避けるために、参考にした画像を持参するのもおすすめ。また、気になるクリニックが複数ある場合はカウンセリングまわりをして、時間をかけてオーダーメイドな提案をしてくれる医療機関を選ぶと良いでしょう。その際、施術に関する不安や気になる点も、納得できるまで相談しておくことが大切です。

■まとめ

メイクが時短になり、すっぴんに自信が持てるアートメイク。興味はあるけど、失敗を恐れてなかなか挑戦できないという方は多いのではないでしょうか。アートメイクでの後悔を未然に防ぐには、知識を身につけることや、クリニック選びがカギになります。ぜひ、信頼できるクリニックを見つけて、「やって良かった」と思える施術を受けてくださいね。

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・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【治療の内容】アートメイク
【治療期間および回数の目安】2~3回程度 ※施術回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】1回約¥32,000~¥75,000
【リスク・副作用等】痛み、腫れ、赤み、内出血、炎症、色素沈着、色素不定着、色素の変性、麻酔によるトラブルなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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