ちょっとしたテクニックで簡単に!ダウンタイムを上手に隠すメイクとファッションのコツ

ちょっとしたテクニックで簡単に!ダウンタイムを上手に隠すメイクとファッションのコツ

手術や注入療法、レーザー治療などを受けたあとに生じるダウンタイム。きれいになるための期間とはいえ、赤みや腫れといった症状が出れば「なんとかして隠したい」と思うのが自然なことでしょう。とくに、仕事やプライベートなどでずらせない予定が入っている場合はなおさら気になるはず。こちらの記事では、メイクとファッションを使って、上手にダウンタイム中の症状をカバーするコツを伝授します。「美容医療に興味があるけれど、ダウンタイムが不安」「ダウンタイム中に外出の予定がある」そんな方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.ダウンタイムとは

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出典:photoAC

そもそもダウンタイムとは、美容医療の施術を受けてから普段通りの生活に戻るまでの期間のこと。ダウンタイム中によく見られる症状は、痛みや腫れ、青あざ、むくみ、内出血などです。これらの症状が続く期間は施術内容によって異なり、半日程度で元の生活に戻れることもあれば数週間~数ヶ月にわたって続くこともあります。
とくに、切開を伴う治療や強い熱・光を加える施術は、ダウンタイムが長引きやすいのが特徴。症状も強く出やすいでしょう。反対に、肌や体への負担が少ない施術はダウンタイムが短い傾向にあります。症状もそこまで重くならないため、比較的早い段階で元の生活に戻れるはずです。

2.ダウンタイム中でもバレない!自然なメイク術は?

まずは、ダウンタイム中の症状をカバーするためのメイク術からご紹介します。隠すべきポイントやカラーコントロールの活用法について詳しく見ていきましょう。

メイクで隠すべきポイントを知ろう

ダウンタイム中はさまざまな症状が現れますが、メイクで隠せるものは大きく3つです。

青あざ

施術後にできる青あざは、皮下に血液が溜まることで生じます。いわゆる皮下出血、内出血などと呼ばれる状態です。
一般的に内出血は赤色、青色・紫色、緑色、黄色の順で変化していきます。青あざが出るのは、施術後2~3日目。治療後すぐに出るわけではなく、数日経過した頃に目立ちやすくなるのが特徴です。

腫れ

腫れは施術の影響によって患部が炎症を引き起こしたり、筋肉や皮下組織がダメージを受けたりすることで生じます。腫れ方は個人差が大きく、症状が続く期間も体質や体調によってまちまちです。腫れは美容医療で起きやすい副作用の1つですが、中でも顔の施術で目立ちやすいのが二重整形後。術式でも変わりますが、2~3週間程度はまぶたの腫れが続く傾向にあります。

赤み

赤みはレーザー治療やニードル治療など、さまざまな施術で生じる副作用の1つ。治療によって肌が傷ついたり、毛細血管の血液量が増加したりすることで起こります。症状の出方や程度、期間には個人差がありますが、通常は1週間前後で落ち着いてくることがほとんど。メイクの仕方を工夫すれば、ある程度隠すことも可能です。

ダウンタイムを乗り切る!カラーコントロールの活用法

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ダウンタイム中の症状をうまくメイクで隠すには、カラーコントロールを活用するのがポイント。とくに青あざや赤みといった症状はコンシーラーを駆使すれば、十分カバーできます。
カラーコントロールの基本は、肌悩みと反対の色を使うこと。赤色やオレンジ色のあざには緑系、青色や紫色のあざにはオレンジ・黄色系、黄色のあざには紫系というように、正反対に位置するカラーを組み合わせれば、色味を打ち消す効果が期待できます。

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内出血は、時間の経過とともに色味が変化していきます。メイクで隠すためとはいえ、そのたびに反対色のコンシーラーを購入するのはもったいないことです。こちらは、肌のトーンに合わせて使えるコンシーラーパレット。9つのカラーで構成されており、さまざまな色味の内出血に対応できます。

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肌悩みをしっかりと隠してくれるカバー力の高いクリームファンデーション。濃いシミや毛穴の黒ずみ、ニキビにもぴたっと密着し、ツヤ感のある肌を演出します。また、保湿成分が含まれており、肌にうるおいを与える効果も。「たったひと塗り、シミが消える*」という謳い文句どおり、シミはもちろんダウンタイム中の青あざや赤みもカバーしてくれます。

*メイクアップ効果によるもの

3.ダウンタイムを隠すファッションのコツ

メイクでカバーしにくい腫れやむくみといった症状には、小物を取り入れるのがおすすめ。帽子やメガネ、サングラス、マスク、ストール、マフラーなどを使えば視線が分散されるため、腫れやむくみが目立ちにくくなります。

帽子とマスクで顔全体をカバー

 

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こちらは、帽子とマスクを取り入れたコーデ。帽子のツバが下を向いているため、マスクと組み合わせることで顔のほとんどを隠せます。ダウンタイム中と聞かされなければ、気づく方はほとんどいないはず。深めのバケットハットが1つあれば、ダウンタイムを上手に乗り切れそうです。

メガネで目元をカモフラージュ

 

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二重埋没法のダウンタイム中の症例。フレームが太めなので、着用するだけで手軽に傷痕や腫れをごまかせます。そのほか、サングラスや色つきのメガネなども有用。目元の印象が弱まるため、ダウンタイム中でも人目を気にせず過ごせます。

ストールやマフラーで輪郭隠し

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リフトアップ治療や顔の脂肪吸引などを受けたあとは、顔回りを隠せるアイテムを準備しておくのがおすすめ。夏なら薄手のストール、冬ならマフラーが活用できます。また、最近では、おしゃれなネックカバーも各メーカーから販売されています。おしゃれを楽しみつつ、傷痕を隠せるのが魅力です。

ヘアスタイルを変えるのも1つの手段

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ファッション以外に、ヘアスタイルでごまかす方法もあります。目元の傷痕をカモフラージュするなら、前髪を長め&重めに。輪郭を隠すならボブという具合に、ヘアスタイルを変えれば自然にダウンタイム中の症状をカバーできます。気分転換にもなるため、思い切ってヘアスタイルを変えてみるのも良いかもしれません。ただし、髪の毛が患部に触れると炎症が悪化することがあるため注意が必要です。そのほか、ヘアラインアートメイクなど頭皮の施術ならカチューシャやヘアバンドで隠す方法もあります。

4.4つのステップで完了!ダウンタイムを隠すメイクテク

ここからは、内出血やあざをカバーする実際のメイクテクニックを伝授!それぞれの工程で押さえておきたいポイントをお伝えします。

step1|化粧下地を塗る

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まずは化粧下地を塗ります。化粧下地に使うのは、カバー力が高いBBクリームがおすすめ。BBクリームは、ファンデーション、美容液、乳液、日焼け止め、化粧下地の機能を兼ね備えています。ファンデーションより薄づきですが、肌のシミやムラをしっかりとカバー。ベースメイクを時短しつつ、ダウンタイムの症状を目立たなくする効果が期待できます。基本的にBBクリームだけでベースメイクは完了できますが、濃いあざがあるときや長時間メイク直しができないときは、リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを重ね塗りしても良いでしょう。

step2|コンシーラーで気になるところを隠す


出典:@tougarashi_sukiさん

続いて、コンシーラーで気になるところを隠していきましょう。コンシーラーはスティックタイやリキッドタイプ、パレットタイプ、クリームタイプなどさまざまな種類があります。あざや内出血を隠すなら、カバー力が高く摩擦に強い固形のスティックタイプを選ぶのがポイントです。あざや内出血の反対色となるコンシーラーを選んだら、気になる部位にのせていきます。ブラシを使って、あざや内出血の部分をとんとんとたたき込むように広げれば、ムラなく仕上がります。あざや内出血が目立たなくなるまでコンシーラーを重ねたら、指で境目をぼかすようになじませましょう。

step3|パウダーファンデーションをのせる

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コンシーラーのあとは、パウダーファンデーションをのせていきます。パウダーファンデーションを重ねることで、肌のトーンが均一に。コンシーラーを塗った部分と塗っていない部分の色味が統一されるため、自然な印象につながります。大きめのブラシにパウダーを取って、軽く重ねるように肌にのせていきましょう。コンシーラーのヨレを防ぎつつ、肌の色ムラを整えます。

step4|ルースパウダーで仕上げる

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最後は、ルースパウダーで仕上げます。ルースパウダーをファンデーションの上から重ねれば、メイク持ちがアップ。皮脂や汗を吸着し、テカリを抑える効果も期待できます。ルースパウダーにはさまざまな種類のアイテムがありますが、パールが含まれているものを選べば光が反射してあざや内出血が目立たなくなる可能性も。ツヤが増し、光沢感のある明るい印象に仕上がるでしょう。

ポイントメイクのコツは?

出典:@ikusannadさん

まぶたの腫れが気になるときは、ポイントメイクでひと工夫。アイシャドウはラメ入りのものや濃いめのブラウンを選ぶのがおすすめです。ラメ入りのアイシャドウは、まぶた全体をふっくらと見せ、二重の腫れをカモフラージュする効果が期待できます。濃いめのブラウンは、目元が引き締まって見えるアイテム。派手になりすぎず、ナチュラルですっきりとした印象をもたらすでしょう。
また、SNSではクマ取り後の内出血をカバーする方法として、ピンク系の色味で目元を仕上げるメイクテクが紹介されています。内出血の色味をあえて生かすことで、個性的かつ魅力的な目元を演出しています。

まとめ

赤みや腫れ、内出血といったダウンタイム中の症状は施術後多くの人を悩ませる問題ですが、メイクやファッションを取り入れれば上手にカバーできます。とくに、青あざや内出血を隠すコツはカラーコントロールを駆使すること。反対色を取り入れれば、ダウンタイム中の症状だけでなくシミやそばかすといったコンプレックスもカバーできるため、知っておいて損はありません。外出時には帽子やマスク、メガネといったファッションアイテムも活用しながら、ダウンタイムとうまくつき合っていきましょう。

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