自然癒着法のダウンタイムはどれくらい?術後1ヶ月までの経過と生活の注意点

自然癒着法のダウンタイムはどれくらい?術後1ヶ月までの経過と生活の注意点

自然癒着法のダウンタイム中は、腫れや赤みといった症状が表れやすく、落ち着くまでの期間や仕事・外出への影響が気になるという声もあります。

腫れのピークや回復の流れを把握しておくことで、予定調整がしやすくなり、術後の不安が軽減されるでしょう。

本記事では、自然癒着法の術後1ヶ月までの典型的な経過と、生活で気をつけたいポイントを整理します。

自然癒着法で腫れや赤みが出やすい理由

自然癒着法は、組織間の癒着を促すことでラインを定着させ、二重を形成する施術です。

糸で皮膚と組織を強く結びつけるというより、自然な治癒力を利用してラインを安定させる点が特徴です。

施術後は、まぶたの内部で軽度の炎症反応が生じることがあり、その過程で腫れや赤みが出やすいと考えられます。

一般的な二重埋没法では、糸による固定が主体となるため、自然癒着法に比べて炎症反応が比較的穏やかな場合もあります。

ただし、症状の出方やダウンタイムには、まぶたの厚みや生活習慣、体質などによる個人差があることを理解しておきましょう。

術後1ヶ月までの経過を時系列で解説

頬に手を当てて微笑む女性 自然癒着法のダウンタイムはどれくらい?術後1ヶ月までの経過と生活の注意点|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

自然癒着法による強い腫れは施術後~3日間をピークに1週間程度続き、2週間ほどで大半が引いてくることが多いようです。

また、1ヶ月ほどで基本のラインが落ち着き、最終的な完成には3ヶ月程度要します。

ここからは、自然癒着法のダウンタイムを4つの期間に分け、腫れ・痛み・むくみ・ラインの見え方を段階的に整理します。

ただし、あくまでご紹介する内容は目安で、個人差があることを念頭に置いておきましょう。

■術後当日〜3日目:腫れとむくみが最も出やすい時期

自然癒着法の術後当日~3日目前後までは、ダウンタイムの中でも腫れとむくみが最も強く出やすい時期です。

まぶたの内部で炎症反応が起き、組織が水分を含みやすくなるため、二重ラインが幅広に見えたり、左右差が目立ったりすることがあります。

これは、ブログやSNSで発信する方が多いことからもわかるように、一般的によくみられる変化です。

痛みは、まぶたの重さや張りを感じる程度のことが多いようですが、内出血が生じて患部周辺が紫〜黄色になることもあります。

■術後4〜7日目:腫れが徐々に落ち着きはじめる時期

術後4〜7日目になると、腫れやむくみが少しずつ引きはじめ、自然癒着法によるラインがどのように落ち着いていくのかが見えやすくなります。

内出血がある場合は、紫から黄色へ色調が変化し、メイクでカバーしやすくなったと感じることも。

また、二重ラインの左右差が徐々に落ち着く人もいれば、むくみの影響で差が気になり続ける人もおり、個人差が大きい時期です。

■術後1〜2週間:ラインの形が安定しはじめる時期

術後1〜2週間は、腫れ・むくみが半分程度まで落ち着いてくることが多く、自然癒着法特有のラインの変化が見えやすくなる時期です。

初期に幅広く見えた二重ラインが徐々に締まり、自然な形へ近づいていきます。

日常生活の制限は少なくなり、軽い運動や通常の入浴を再開するケースも。

ただし、長時間のサウナ・ホットヨガ・過度の飲酒など、血行を大きく変化させる行為は控えることが推奨されます。

この時期は、左右差やラインの食い込みが気になるケースもありますが、多くは一時的なむくみの影響によるものです。

■術後1ヶ月:最終的なラインの落ち着きが見えてくる時期

術後から1ヶ月程度経過すると症状はおおむね落ち着きます。

ここまでくると、多くの場合は仕事や外出、メイク、運動を含め、生活の多くが通常どおりに近づくでしょう。

完全な仕上がりは2〜3ヶ月後が目安です。

術後1ヶ月を過ぎても強い腫れや赤みが続く、痛みがある、二重ラインの乱れや食い込みが気になる場合は、早めに医師へ相談しましょう。

ダウンタイム中の不安定さとは異なる症状である可能性もあるため、専門的な判断が必要です。

自然癒着法によるダウンタイムの経過が長いと感じた場合も、一般的な経過を把握していることで落ち着いて過ごしやすくなります。

自然癒着法のダウンタイムが長引きやすい人の特徴

カウンセリングを受ける女性 自然癒着法のダウンタイムはどれくらい?術後1ヶ月までの経過と生活の注意点|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

続いては、自然癒着法によってダウンタイムが長引きやすい方の特徴を整理します。

ただし、まぶたの厚みや体質、生活習慣によって症状の引き方は個人差があるため、気になる点は医師に確認をとることをおすすめします。

■まぶたの厚み・体質・生活習慣が関係する理由

まぶたが厚く脂肪の多い方は、糸や組織への圧のかかり方が安定するまでやや時間を要するため、腫れが出やすかったり、引くのに少し時間がかかったりする傾向にあります。

また、体質的にむくみやすい方や、内出血が出やすい方も、腫れや色味の回復に時間がかかることがあるようです。

加えて、喫煙、睡眠不足、塩分の多い食事、長時間のスマートフォン使用などは、目元まわりの血流に一時的な影響を与え、むくみの改善を遅らせる可能性があるため注意しましょう。

さらに、ホルモンバランスの変化しやすい時期は、一時的にまぶたがむくみやすく、ラインの見え方が不安定になる場合もあります。

こうした個人差は、二重術を検討するうえで大切な判断材料の1つです。

カウンセリングでは、まぶたの厚みや腫れやすさなどを医師に確認してもらい、術後の経過を予想して計画を立てましょう。

■術前・術後のセルフケアでダウンタイムを短くする考え方

ダウンタイムをできるだけ快適に過ごすためには、睡眠をしっかりとり、体調を整えることが大切です。

また、施術直後はまぶたに溜まるむくみを軽減するため、頭を高くして寝ると良いでしょう。

自然癒着法のダウンタイム中には、冷やすことも効果的なケアとされています。

ただし、過度な冷却は血行を妨げ、組織修復を遅らせる可能性があるため注意が必要です。

腫れが強い施術後3日ほどをめどに、まぶたの様子を確認しながら行いましょう。

長風呂や飲酒は血管が拡張して腫れが強く見える原因となしやすいため、術後しばらく控えるのがおすすめです。

まれに起こるトラブルと、受診すべき症状の目安

自然癒着法は比較的負担の少ない施術といわれますが、まれに合併症が起こることがあります。

早めに異変に気づき対処できるよう、起こりうるトラブルの内容を確認しておきましょう。

■起こりうる合併症の種類

自然癒着法では、まれに通常の経過とは異なる症状が起こるケースがあります。

代表的なものとして、感染、炎症が長引く、糸の露出やまれに糸が角膜(目の表面)に触れて違和感を起こすケースなどが代表的です。

糸が露出するのは、皮膚の薄さや糸の位置・張力の影響などが考えられます。

感染は、まぶたに細菌が入り込むことが一因。

糸の露出した部分から炎症や感染症につながる可能性もあります。

また、まぶたの内側から糸が露出し、角膜を刺激している場合は、異物感や涙が出やすくなることがあります。

いずれの場合も放置せず、早めに医療機関に足を運びましょう。

■医療機関の受診を判断するチェックポイント

急激に腫れが増す、強い痛みが続く、赤みが広がる、膿のような分泌物がみられる、といった症状が表れた場合は要注意です。

感染や強い炎症が疑われます。

また、視界がかすむ、異物感が強い、涙が止まらないといった目の症状も、合併症や角膜へ影響を及ぼしている場合にみられやすい症状です。

他にも、片側だけラインが大きく崩れる、くぼみが深くなる、糸が透けて見えるといった場合も、早めの相談が推奨されます。

自然癒着法で起こりうるリスクを把握し、少しでも異変や不安を感じたら自己判断を避けて医療機関で状態を確認してもらいましょう。

休める日数別・スケジュール例

スケジュール帳と花 自然癒着法のダウンタイムはどれくらい?術後1ヶ月までの経過と生活の注意点|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

施術後に休める日数によって、過ごし方の工夫や外出の可否が変わります。

ここでは「3日・7日・10日」の3パターンで、スケジュール例を整理しましょう。

■3日間休める場合のスケジュールと注意点

休みが3日間の場合、腫れのピークと重なるため、在宅でできるだけ負担をかけずに過ごすことが重要です。

術後当日は、頭を高くして休む、短時間の冷却を取り入れるなど、腫れを強くしない工夫を取り入れましょう。

術後2〜3日目も、まだ腫れやむくみが目立ちやすいため、外出は最小限に留め、スマートフォンやパソコンの長時間利用を控えるとより回復しやすくなります。

仕事再開が必要な場合は、眼鏡を活用するのも1つのアイデアです。

メイクは医師から許可が出るまでは避け、目元をこすらないように心がけましょう。

■7日間休める場合のスケジュールと注意点

休みを7日間確保できると、腫れが落ち着いてくるタイミングと重なるため、比較的余裕をもって生活リズムを整えられます。

4〜7日目にはむくみが減り、ラインの幅が徐々に自然な形に近づいていくため、ゆっくり外出する時間をとっても問題のないことが多い時期です。

職場復帰や通学の再開も現実的で、腫れが残る場合は眼鏡や前髪でカバーする方法が役立ちます。

メイク再開を検討するなら、摩擦の少ないポイントメイクから始め、クレンジングも低刺激タイプを選ぶのがベターです。

術後7日後でも内出血が残るケースがありますが、ほとんどの場合コンシーラーを使うことである程度自然にカバーできるでしょう。

■10日間休める場合のスケジュールと注意点

10日間休める場合は、腫れが大きく落ち着いた状態で予定を再開できることが多く、スケジュール管理がしやすい傾向にあります。

術後10日目前後では、軽い運動や外出、友人との食事などを徐々に再開できますが、むくみが残っている場合もあるため、撮影を含むような予定は慎重に判断したい時期です。

メイクは基本的に再開しやすい時期ですが、まつげの生え際をこする行動は避け、刺激の少ないコスメを選びましょう。

まとめ

自然癒着法のダウンタイムは、強い腫れが数日〜1週間前後、腫れの半減が1〜2週間、ラインが安定してくるのは1ヶ月前後という流れが一般的です。

施術前にライフスタイルにあわせたスケジュールを立てるための参考にしてください。

ただし、まぶたの厚みや体質、生活習慣によって経過は変わるため、あくまで目安として考えることが大切。

施術後はご自身のまぶたの状態をよく確認しながら、ダウンタイムを長引かせない過ごし方を意識し、回復期間をより快適に過ごしましょう。

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【治療の内容】二重形成の手術
【治療期間および回数の目安】通常1回
【費用相場】
・埋没法: 約¥50,000~ ¥200,000
・切開法: 約¥300,000~ ¥500,000
・全切開法:約 ¥200,000~ ¥400,000
・部分切開法:約 ¥200,000~ ¥280,000
※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】腫れ、左右差、理想の仕上がりにならない、違和感など
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