自然癒着法のリスクが気になり、二重整形に踏み切れずにいる人もいるのではないでしょうか。
「切開法は体への負担が気になるけど、埋没法の取れやすさにも不安がある」という人にとって、自然癒着法は選択肢の1つとなりますが、事前のリスク把握は欠かせません。
今回は自然癒着法のリスクをメインテーマに、デメリットや他の二重整形とのリスク比較を解説。
自分に合う二重整形の見極めに役立つ情報をお届けします。
INDEX
自然癒着法とは?癒着を促す仕組みや糸の固定方法
自然癒着法は、糸の力でまぶたに二重ラインを形成し、まぶたの筋肉と皮膚に自然な癒着を促して固定する施術方法です。
クリニックによって切開の有無が異なりますが、切開する場合は数ミリ程度です。
単独での埋没法よりも戻りにくく、切開ありでも範囲が小さいことから「埋没法と切開法の良いとこ取りをした施術法」といわれることもあります。
施術に糸を用いることは自然癒着法と埋没法の共通点ですが、固定方法が異なります。
数点を糸で留めて二重を固定する埋没法に対し、自然癒着法は複数の固定点を作り線のように留めることで、糸の固定力を高めることが特徴です。
この方法によりまぶたの組織に糸の癒着を促し、時間とともに自然な二重ラインが形成される仕組みです。
余分な脂肪や筋肉の除去を目的として数ミリ程度の切開を行う場合がありますが、切開箇所の治癒過程で組織の癒着も一緒に促します。
自然癒着法は、しっかりと癒着が進めば安定した二重ラインを長期間維持しやすいとされています。
そのため、埋没法の取れやすさが不安な人にとって、持続性は大きなメリットとなるでしょう。
自然癒着法のリスク│ダウンタイム中に起こる症状は?

二重整形を希望する人にとって選択肢の1つとなる自然癒着法ですが、リスクを把握しておかないと術後に後悔することも。
ここでは自然癒着法のリスクとして、ダウンタイム中に起こる可能性のある症状や、変化のある状態について見ていきます。
■自然癒着法のダウンタイム中にあらわれる症状とトラブル例
自然癒着法のダウンタイム期間の目安は1~2週間程度です。
術後経過は、1~3日目に腫れのピークを迎えた後、腫れや内出血が少しずつ落ち着き、見た目の違和感が減っていきます。
<自然癒着法のダウンタイム中の主な症状>
- 腫れ
- 内出血
- 痛み
- 異物感
- 傷痕
完成には約1ヶ月かかるとされています。
ダウンタイム期間は、埋没法よりも長く、切開法よりも短めであることが一般的です。
施術選びでは、ダウンタイムも判断材料の1つになります。
自然癒着法を選ぶ場合は、落ち着くまでの期間を参考に、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
ここからは、ダウンタイム中に発生しやすいトラブルについて紹介します。
■その1│糸が取れる
自然癒着法は糸が取れにくいところが特徴ですが、もとのまぶたの状態や二重幅の広さによっては取れることがあります。
その他、医師の技術力やまぶたへの刺激、加齢変化も糸が取れる原因となります。
ケースとしては稀ではあるものの、取れた場合は再手術や別の二重整形への切り替えが必要です。
自然癒着法は一時的なむくみにより二重ラインが変わって見えることもあるため、翌日まで様子を見て戻らないようであれば、糸が取れた可能性を疑いましょう。
■その2│まぶたから糸が出てくる
自然癒着法の施術には糸を用いるため、術後にまぶたから糸が出てくることがあります。
糸の埋め込みが浅かったり、骨格に合わない二重デザインを選んだりすることが主な原因です。
糸が出てきた場合、炎症や細菌感染、眼球の組織を傷付けるリスクがあるため、抜糸または再手術が必要になります。
■その3│まぶたに傷が残る
自然癒着法でできるまぶたの傷は、糸を通す際にできる小さなものです。
自然に治っていくのが一般的な経過ではありますが、場合によっては傷が残ることもあります。
切開を伴う自然癒着法なら、切開箇所に傷が残るリスクも考慮しなければいけません。
■その4│二重幅が不自然・左右差が生じる
自然癒着法のリスクとして、二重幅が不自然になる例も挙げられます。
自然癒着法はデザインを微調整しやすい方法ですが、もとのまぶたの状態や希望の二重デザインによっては不自然な仕上がりになる可能性も否定できません。
その他、左右差が生じたり三重になったりする失敗例もあり、自然な仕上がりには医師の技術力・デザイン力が重要となります。
■その5│目が開きにくい・違和感が長く続く・糸への拒絶反応が出る
自然癒着法の術後はダウンタイム症状により目が開きにくく感じることがありますが、時間とともに落ち着くのが一般的です。
しかし、術後数ヶ月経っても目の開きにくさや違和感が残るケースも見られます。
ダウンタイム期間中の違和感は自然な反応ですが、長く続くようであれば医師に相談しましょう。
また、ごく稀なケースではありますが、体質によって糸に拒絶反応を起こす可能性があります。
強い腫れや赤み、炎症などが起きている場合、クリニックを受診しましょう。
自然癒着法のデメリット

続いて、自然癒着法のデメリットを解説していきます。
■糸が取れる可能性がある
ケースとしては稀ですが、絶対に糸が取れないとは言い切れません。
あくまで比較的取れにくい二重整形の選択肢と捉え、糸が取れる可能性をふまえておきましょう。
二重の持続性を重視するなら、切開法など別の二重整形も視野に入れた検討が必要です。
■まぶたの状態によっては不向きなことも
自然癒着法はまぶたの状態によっては不向きとなるケースがあります。
以下の項目と自分のまぶたを照らし合わせてみましょう。
- まぶたのたるみが強い
- 眼瞼下垂(がんけんかすい)が見られる
- まぶたの皮膚が厚い
これらの項目に当てはまる場合、切開を伴う自然癒着法や他の二重整形、施術の併用などが選択肢とすると良いでしょう。
■日本で自然癒着法を取り扱うクリニックが少ない
自然癒着法は韓国ではオーソドックスな二重整形の種類ですが、日本では比較的新しい施術であることや高度な技術が必要なことから、取り扱うクリニックが少ないです。
選択肢が限定的であることを前提に、情報収集と依頼先の見極めを慎重に行いましょう。
埋没法・切開法と自然癒着法を比べたときのリスクを比較
自分に合う施術を見極めるには、リスクに関する知識も必要です。
ここでは埋没法・切開法と自然癒着法を比べたときのリスクをそれぞれ解説します。
■埋没法と自然癒着法
施術にメスを使わず糸の力で二重ラインを形成する埋没法は、体への負担が少ないため、比較的手軽な施術とされています。
糸で固定された二重ラインが時間とともに変化し、糸が緩んだり取れたりすることで、もとのラインに戻ってしまう可能性がある点は、埋没法の特徴です。
一方、自然癒着法は稀に糸が取れるケースがありますが、一度癒着した二重ラインは長期的に維持されます。
持続性の高さは自然癒着法の特徴ですが、埋没法と比べてやり直しが難しい点は、デメリットでしょう。
■切開法と自然癒着法
メスを用いて二重ラインを形成する切開法は、もとのまぶたが厚い人や幅の広い平行二重を希望する人でも理想の二重ラインを作りやすい施術法です。
しかし、ダウンタイムが長めの傾向にある点はデメリットと考えられます。
自然癒着法は、まぶたの厚みやたるみの強さによっては不向きとなるケースも。
ダウンタイムは切開法よりも短めですが、まぶたの状態に左右される可能性があります。
自然癒着法のリスクを軽減するために重要なことは?

最後に、自然癒着法のリスク軽減につながる要素として、医師選びとカウンセリングの重要性を確認しましょう。
■信頼度の高い医師に依頼する
自然癒着法の施術には高度な技術を要するため、医師の見極めに慎重になることが大切です。
注目すべきポイントは、症例数や保持資格、適した施術プランの提案力などです。
症例写真や資格の有無は、公式ホームページやブログなどで確認できます。
希望する二重デザインを実現できる医師かどうかじっくりと見極め、リスク軽減を図りましょう。
■カウンセリングで確認したいこと
カウンセリングで丁寧な説明と提案があるかどうかも、リスク軽減に必要なチェックポイントです。
施術の説明では、メリットと併せてデメリットもきちんと説明を受けましょう。
予算に合わせた施術プランの提案や症例写真の提示なども、医師の信頼度を左右する要素です。
術後の「思っていた仕上がりと違った」というリスク軽減のためにも、施術前のイメージのすり合わせにも時間をかけることが大切です。
まとめ
自然癒着法は、埋没法の取れやすさや切開法のダウンタイムが気になる人にとっての選択肢の1つです。
リスクとして糸や見た目に関する失敗例が挙げられますが、まぶたの組織に癒着を促すことで自然な二重ラインを実現が可能な、自然癒着法ならではの強みもあります。
埋没法や切開法とのリスク比較も参考にし、自分に合う施術法を慎重に検討してください。
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