水玉リフティングとハイフの違いを徹底解説!自分に合うリフトアップ施術はどっち?

水玉リフティングとハイフの違いを徹底解説!自分に合うリフトアップ施術はどっち?

水玉リフティングとハイフの違いには、施術の仕組みやアプローチできる肌悩みなどがあります。自分にとって、よりマッチする治療法がどちらなのか迷う方もいるでしょう。そこで今回は、水玉リフティングとハイフを徹底比較します。それぞれの違いから見るメリット・デメリットもまとめました。水玉リフティングとハイフのどちらが自身に合っているか見極めたい方は、ぜひご一読ください。

1.水玉リフティングとハイフの違い|施術内容と効果

出典:photoAC

まずは、水玉リフティングとハイフにおける施術内容と効果の違いを見ていきましょう。それぞれの特徴を表にまとめました。

水玉リフティング ハイフ
超音波の種類 高密度超音波 高密度焦点式超音波
作用する肌の層 表皮から皮下脂肪層まで 皮下組織の下層にあたるSMAS層のみ
期待できる効果 ・肌細胞を刺激することによるリフトアップ
・細胞の活性化によるコラーゲンやエラスチンの増加
・成分の導入
・筋膜を引き締めることによるリフトアップ
・エラスチンやコラーゲン生成の促進

詳しくチェックしていきましょう。

■水玉リフティング(LDM)とは

水玉リフティングとは、高密度超音波エネルギー(Localized Dynamic Micro wave)を用いた治療で、LDMとも呼ばれます。ドイツ製のマシン「LDM®-MED」を使用し、肌の引き締め・リフティングに効果的にアプローチ。
メカニズムとしては、3種類の超音波を組み合わせることにより、肌の表層から深部まで、広範囲に働きかける仕組みになっています。振動エネルギーを受けた肌の組織の結合力が高まり、引き締め効果が期待できるのです。また、細胞が活性化することで、エラスチンやコラーゲン生成を促進し、リフトアップやハリツヤのある肌を目指せます。
さらに、施術と同時に美容効果を高める成分を導入できる点も、水玉リフティングのポイントです。

■ハイフ(HIFU)とは

ハイフとは、高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)を用いた治療です。肌がたるむ主な原因は、加齢などにより緩んでしまった筋膜にあります。ハイフでは、筋膜に熱を与えることで、組織の修復を行うと同時にコラーゲンなどの増殖を促し、リフトアップにつなげるのです。肌の深部のみを熱するため、肌の表面や他の細胞を傷つけにくい施術ができるところが魅力です。

2.水玉リフティングとハイフの違い|施術箇所やアプローチできる肌悩み

次に、水玉リフティングとハイフの違いを、施術可能部位やアプローチできる肌悩みから見ていきましょう。

水玉リフティング ハイフ
施術可能部位 ・全顔・首・体 ・顔・体
・眉間・目元・口元・首などNGの場合あり
アプローチできる肌悩み ・たるみによる毛穴の開き
・目元や口周辺の小ジワ
・むくみ
・ニキビやニキビ痕
・フェイスラインのたるみ
・二重顎
・ほうれい線

水玉リフティングとハイフは、いずれも顔・体への適応が可能です。ただし、ハイフは脂肪の少ないパーツなど、施術を避けたほうが良いケースもあります。実施の可否はクリニックよって異なるため、不明点や不安があれば、施術前のカウンセリングなどで医師に相談しましょう。
また、アプローチできる肌悩みにも、水玉リフティングとハイフで異なる部分があります。例えば、水玉リフティングは肌の新陳代謝を促すため、ニキビやニキビ痕、皮膚炎などにも対処可能。肌質の根本的な改善を目指せます。一方、ハイフはほうれい線やフェイスラインのたるみなど、年齢的な悩みが出やすい部位にアプローチできるでしょう。二重顎を払拭し、小顔も目指せます。
改善したい肌悩みから、水玉リフティングとハイフのどちらが自分に合っているか考えてみましょう。

3.水玉リフティングとハイフの違い|施術時間・頻度や料金相場

出典:photoAC

続いて、水玉リフティングとハイフの施術時間や効果を維持するための頻度、料金相場における違いをまとめました。

水玉リフティング ハイフ
施術時間 約30分 約30~60分
施術頻度(目安) 1~3週間に1回 3ヶ月~1年に1回
全顔1回あたりの料金 2万円前後 約3~25万円

水玉リフティングはおおよそ30分、ハイフは30分~1時間ほど完了です。どちらも、施術前にはカウンセリング、治療後にはアフターケアを行います。
水玉リフティングは、施術後、比較的短時間で肌の変化を感じると評される治療です。ただし、効果を維持するには数週間に1度の頻度で定期的に治療する必要があります。
一方、ハイフは水玉リフティングと比較して、時間経過とともに徐々に肌が変化する傾向があります。肌の回復を待たず、むやみに施術頻度を増やすことは避けたほうが良いでしょう。
なお料金は、施術頻度の高い水玉リフティングのほうが低価格なケースがほとんどです。

4.水玉リフティングとハイフの違い|施術の痛みやダウンタイム・副作用

ここでは、水玉リフティングとハイフについて、気になる痛みや副作用の違いをチェックしましょう。

水玉リフティング ハイフ
施術中の痛み ・痛みが出にくい ・チクチクと刺すような痛み
・骨に響くような鈍痛
ダウンタイム・副作用 ・軽度の赤みやかぶれ ・乾燥
・赤みや腫れ
・やけどや水ぶくれ
・神経損傷

水玉リフティングの魅力の1つが、施術中に刺激を感じにくいことです。一方、ハイフでは、施術時の出力設定や照射部位などによって、痛みを生じる場合があります。とはいえ、程度はそれほど強いないともいわれています。痛みの感じ方は人それぞれのため、不安な場合は施術前に医師に確認しておきましょう。
また、水玉リフティングとハイフは、いずれも副作用が生じる可能性がゼロではありません。ただし、水玉リフティングでは短期間、ハイフでも数週間程度で回復することが一般的です。とくに水玉リフティングは、敏感肌でも受けやすいといわれています。
施術後、気になる症状があったり、肌がなかなか回復しなかったりといったトラブルがあれば、治療を受けたクリニックに相談しましょう。

5.水玉リフティングとハイフの違い|メリット・デメリット

出典:photoAC

ここまで比較してきた水玉リフティングとハイフの違いから、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

水玉リフティング ハイフ
メリット ・痛みに配慮された施術
・ダウンタイムがほとんどない
・リーズナブルな価格
・肌へのダメージを抑えた施術
・ダウンタイムが比較的短い
・効果の持続期間が長い
デメリット ・効果の持続期間が短い ・効果を感じにくい場合がある

詳しく見ていきましょう。

■水玉リフティングのメリット・デメリット

水玉リフティングの優れた点は、痛みに配慮された施術であることです。美容医療に慣れていない方や刺激が心配な方に向いているでしょう。
また、比較的安価であり、長いダウンタイムを考慮する必要がないため、治療の計画を立てやすいこともポイントです。
ただし、効果の維持には高い頻度で施術を受ける必要があるため、忙しくてなかなかクリニックに通えない場合は、治療後の肌質の維持が難しいでしょう。「水玉リフティングを受けても効果なしだった……」と感じないためにも、適した施術頻度を守ることが重要です。

■ハイフのメリット・デメリット

筋膜にピンポイントでアプローチするハイフは、肌を傷つけにくいところが魅力です。また、水玉リフティングより持続期間が長く、次の施術を迎えるまでにゆとりがあるため、忙しい方でも治療計画を立てやすいでしょう。
ただし、ハイフでは年齢が若く筋膜の緩みが少ない場合ややせ型の方、皮膚のたるみが進行し過ぎているケースなどは、効果を感じにくい可能性があります。施術を検討する際は、事前に医師に確認しておくことが大切です。

6.水玉リフティングとハイフって併用できる?

肌のリフトアップ効果が期待できる水玉リフティングとハイフは、クリニックによっては同日併用可能です。併用することで、より効果的な治療になる可能性があります。
ただし、水玉リフティングとハイフの施術頻度には大きな違いがあるため、注意が必要です。医師に相談しながら適切な治療計画を立てましょう。

まとめ

水玉リフティングとハイフには、仕組みや効果、施術頻度などに違いがあります。年齢や肌質の他、アプローチできる肌悩みや施術の受けやすさなどから、自分により適した治療を選びましょう。まずは医師に相談することが大切です。気になる疑問や不安などを事前に確認し、満足のいく治療計画を立てることで、納得して美容医療への一歩を踏み出せるでしょう。

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