ヒップアップ|産後・加齢で垂れたお尻を丸く高くする方法

ヒップアップ|産後・加齢で垂れたお尻を丸く高くする方法

ヒップアップの方法が知りたい方へ。年齢とともに下がっていくお尻や、出産後に形が変わってしまったお尻が気になっていませんか?

この記事では、ヒップアップに興味がある人に向けて、出産・加齢でお尻が垂れる原因やヒップアップの方法について解説します。

合わせて、自力でのヒップアップ法が難しい場合のアプローチ法もご紹介。少しでもお尻を上げたいとお考えの方は、最後までご覧ください。

産後・加齢でヒップが垂れる原因

お尻に手を当てる女性 ヒップアップ|産後・加齢で垂れたお尻を丸く高くする方法|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

出典:photoAC

「ダイエットしてもお尻は大きいまま」「お尻と太ももの境目がない」と、鏡で後ろ姿を見たときに自分のお尻の形や大きさに幻滅してしまう人も多いのではないでしょうか。

初めに、産後や加齢でお尻が垂れたり、ヒップラインが変わったりする原因について確認していきましょう。

■筋肉の衰え

垂れ尻の原因としてまず考えられるのは、お尻の筋肉が衰えることです。

腕や脚に比べて日常的に使う機会が少ないお尻の筋肉。運動不足になることで皮下脂肪が増えて、重みで垂れ下がってしまいます。

重力に逆らい収縮するのが、お尻の筋肉の特徴です。

意識して動かさないと、お尻を支える筋肉がどんどん衰えてしまい、垂れ尻につながります。

デスクワークで長時間座りっぱなしという人は注意しましょう。

■骨盤の歪み

骨盤の歪みも垂れ尻の原因の1つです。骨盤が歪むことで体全体の筋肉のバランスが崩れ、お尻の筋肉が正しく使われなくなります。

結果、お尻の脂肪を支えられなくなり、お尻の形が崩れてしまうのです。

普段から脚を組むクセのある人や、重心を左右にかけるクセがある人は、骨盤が歪みやすいため注意が必要です。

また反り腰や猫背などの姿勢不良も骨盤の歪みに影響します。

とくに、骨盤が後傾している(後ろに倒れている)場合、大臀筋やハムストリングスの筋肉がうまく使われず、平たく四角いお尻(扁平尻)になります。

骨盤の歪みは普段のクセだけが原因ではありません。

産後、開いた骨盤が元の状態に戻っていないことでも骨盤は歪みます。産後に骨盤矯正をしていない人は、まずは骨盤のケアを行いましょう。

■血行不良・代謝の低下

長時間のデスクワークによる運動不足、骨盤の歪みの他に、血流やリンパの流れが悪くなることも垂れ尻の原因と考えられます。

血行不良になると基礎代謝が下がりむくみ、冷えの原因になります。

体が冷えると脂肪細胞や老廃物、余分な水分が排出されず、セルライトが目立ったり、下半身に余分な脂肪がついたりしてしまうのです。

垂れ尻を改善!ヒップアップに効果的な方法

エクササイズ ヒップアップ|産後・加齢で垂れたお尻を丸く高くする方法|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

出典:photoAC

骨盤の歪みや運動不足など、お尻が垂れる原因がわかったところで、ここからはヒップアップ効果が期待できる方法についてご紹介します。

お尻が垂れるとヒップラインが崩れて、後ろ姿が老けた印象になりやすくなります。以下を参考に意識してお尻の筋肉を動かしてみましょう。

■お尻の筋トレ・エクササイズを行う

垂れ尻を解消しキュッと上がったヒップを目指すなら、ヒップアップに効果的なトレーニングやエクササイズが有効です。

おすすめメニューとして、脚を肩幅に開いた状態で膝を曲げていくスクワットや、両膝を曲げた状態で寝転びお尻を上げていくヒップリフト、横向きに寝た状態で上になった脚を上げていくヒップアブダクションなどがあります。

お尻の筋トレと合わせて、ストレッチやほぐしを行うとさらに効果的です。

床に座った状態で行うお尻ストレッチ(4の字ストレッチなど)の他に、テニスボールを使う方法もおすすめ。

テニスボールをお尻の下において、まんべんなく圧力をかけます。

中心部だけでなく、外側や腰骨付近などもしっかりほぐすことで、筋肉をしなやかにして、上向きで美しいお尻が目指せるでしょう。

■お尻の筋肉を使って歩くようにする

お尻の筋肉(大臀筋)は体の中でも大きな筋肉の1つです。歩き方を意識するだけでもお尻は変えられます。

<歩き方のポイント>

  • 背筋を伸ばす
  • 大股になるように歩幅を広げる
  • 膝を伸ばして歩き、すり足にならないように脚を上げる
  • かかとから着地する
  • お尻の穴をキュッとしめる
  • 骨盤や股関節、お尻を動かすイメージで歩く

ヒップアップトレーニングが良いとはわかっていてもなかなか続かないという人は、歩き方を意識して、お尻の筋肉を刺激しましょう。

■骨盤を意識して座る

座り方が崩れると、ヒップラインに影響します。椅子に座るとき、背もたれにもたれかかった状態で浅く座ってしまう人、脚を組んで座ってしまう人は要注意です。

骨盤が歪む原因になり、お尻が垂れたり、横に広がったお尻になったりする可能性があります。

正しい座り方は、深い位置に腰を下ろして、背筋を伸ばし骨盤を立てた状態で座るのがポイントです。

「骨盤を立てる」感覚が掴みにくい方は、お尻を手で持ち上げて、デリケートゾーンが下向きになるように座わってみてください。

首から背骨まですっと伸びる感覚があれば、正しい姿勢をキープできている証拠です。

■矯正下着を着用する

筋トレや運動も効果的ですが、ヒップアップに効果的な矯正下着やガードルを使用するのもおすすめです。着用するだけでお尻のシルエットが美しくなるのを感じられるでしょう。

ただし効果は着用時のみで、垂れ尻の根本的な解決にはなりません。補正下着を使用しつつ、筋トレや運動なども行いながら理想的なヒップを目指しましょう。

理想のお尻を手に入れたいなら美容医療でのアプローチもプラス

フィットネスウェアを着た女性 ヒップアップ|産後・加齢で垂れたお尻を丸く高くする方法|NERO DOCTOR / BEAUTY(美容医療)

出典:photoAC

筋トレなどでも美しいお尻を目指せますが、継続するのは簡単ではありません。また、効果もすぐには現れないでしょう。

もっと手軽に理想的なお尻を手に入れたいなら、美容医療を検討するのもおすすめです。

ここからは、ヒップアップに効果的な美容医療について解説します。

■コンデンスリッチファット豊尻

コンデンスリッチファット豊尻とは、自分の体内から吸引した脂肪細胞をお尻に注入する施術です。

自然にお尻をボリュームアップして丸みを出したい、加齢によりたるんだお尻の形を整えたいという人に向いています。

一般的な脂肪注入との違いは、不純物の含有があるかどうか。

通常の脂肪注入では不純物により、しこりができたり定着しにくかったりといったリスクが考えられますが、コンデンスリッチファット豊尻ならきれいな脂肪細胞を注入することが可能です。

そのため、定着しやすく、しこりのリスクも減らせます。定着すれば、長期間の持続効果が期待できます。

コンデンスリッチ豊尻を受けた後は、内出血や痛み、腫れなどが起こることがあります。個人差はありますが、1〜2週間程度で自然に落ち着いてくるでしょう。

■ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸をお尻に注入して、ヒップアップやボリュームアップを目指す方法です。

量を調節しながら注入可能なため、自然なボリューム感や理想の形に近づけられる点が魅力といえます。

切開がなく、専用の機器で注入するだけなので、施術時間が短く傷痕もほとんど残りません。稀に術後に痛みを感じる人もいますが、軽度かつ数日程度で気にならなくなります。

ヒアルロン酸は、もともと人の体内に存在する成分です。

比較的安全性が高いため、アレルギーや副作用が起きるリスクも少なく、ダウンタイムも少ないのがメリットです。

しかし、徐々に体内へ吸収される特徴があるため、長期間の持続効果が期待できない点に注意しましょう。

持続効果は約3年程度といわれており、長期的な効果を望むなら、継続して注入する必要があります。

■シリコンバッグ豊尻術

お尻にシリコンバッグを挿入して、形を整えたりヒップアップしたりする豊尻術です。

希望に沿った適切な大きさのシリコンバッグを挿入できるため、平坦なお尻を改善したい人やハリのある若々しいお尻を目指したい人に向いています。

ゆっくり体内へ吸収されるヒアルロン酸とは違い、術後の自然な仕上がりを長期間キープできるのがメリットです。

切開を伴いますが、お尻の割れ目に沿って切るため傷痕は目立ちにくいといわれています。術後に腫れや内出血が見られますが、1〜2週間程度で落ち着くでしょう。

まとめ

産後や加齢でお尻が垂れたり形が変わったりするのは、骨盤の歪みや筋力の低下などが原因です。

お尻は普段使う機会が少ないため、ヒップラインをキープしたいなら筋トレやウォーキングなどの運動で意識的に動かしていく必要があります。

しかし、継続するのが難しく、すぐに効果が現れるわけではありません。そんなときは、美容医療を検討するのも解決策の1つです。

運動に美容医療の力をプラスすることで、理想的なお尻を手に入れられるかもしれません。

この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事

・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

RECOMMEND おすすめの記事

CATEGORY カテゴリーから探す

特集記事 PICK UP 美容皮膚科 美容婦人科 美容内科 美容外科 再生医療 男性美容 アートメイク インタビュー クリニック ドクターズコスメ

KEYWORD キーワード

# 赤み # 小顔 # 眉間 # エラ # リフトアップ # こめかみ # 注入治療 # 肌育治療 # 性交痛 # 脂肪吸引 # 豊尻 # 心療内科

VIEW ALL