「ハイフシャワーは効果ない」と耳にしたことがある方もいるかもしれません。
この施術は、肌の浅い層にアプローチすることで、肌のハリやツヤをアップさせることを目指すものです。せっかく施術を受けるなら、しっかりと効果を実感したいですよね。
そこでこの記事では、ハイフシャワーで効果がないといわれる理由について解説します。
さらに、施術を受ける前に知っておくべきポイントや、失敗しないための対策についてもご紹介。ぜひ参考にして、理想の美肌を目指しましょう。
INDEX
そもそもハイフシャワーとは?通常の医療ハイフとの違い

ハイフシャワーは通常の医療ハイフとは目的が異なる施術です。最初に、ハイフシャワーにどんな効果が期待できるのかを具体的に整理します。
■ハイフシャワーの仕組みと得られる効果
ハイフシャワーは、肌の浅い層に超音波の熱エネルギーを連続的に照射する施術です。真皮層と呼ばれる肌の浅い層を刺激することで、コラーゲン生成をサポートし、肌のハリやツヤを高める効果が期待できます。
その結果、毛穴が引き締まったり、小ジワが目立ちにくくなったりといった肌表面の質感に関わる変化につながります。
ただし、深い層まで働きかけるわけではないため、フェイスラインへの強いリフトアップ効果は対象外です。どちらかといえば、日常的な肌コンディションを整えたい人に向いている施術といえるでしょう。
■通常の医療ハイフとの目的・効果の違いを比較
両者は同じハイフ技術を使いますが、狙う層と期待される効果が大きく異なります。
| 項目 | ハイフシャワー | 通常の医療ハイフ |
| ターゲット層 | 真皮層(浅い層:約1.5~3.0mm) | SMAS筋膜(深い層:約3.0~4.5mm) |
| 期待される効果 | ハリ・弾力アップ、毛穴引き締め、小ジワ軽減など | フェイスラインの引き上げ、たるみケアなど |
| 推奨頻度 | 月1回程度(メンテナンス) | 3〜6ヶ月に1回程度 |
この違いを理解せずに強いリフトアップをハイフシャワーに期待すると、「効果ない」と感じやすい原因になります。求める結果がリフト中心なら通常ハイフ、肌の調子を整えることが目的ならハイフシャワーと、目的に合わせて選ぶことが失敗回避の近道です。
■ハイフシャワーで期待できる主な効果|美肌と引き締めが中心
ハイフシャワーの効果の感じ方には個人差がありますが、主に次のような作用が期待されます。
- ハリ・ツヤ感アップ:肌の弾力が出やすく、メイクのりが良くなる
- 毛穴を引き締める:肌表面がなめらかになり、毛穴の目立ちを軽減
- 小ジワのケア:表情や乾燥による細かいシワを軽減
施術直後に肌の手触りや見え方の変化を感じる人もいますが、大きなリフトアップ効果は対象外です。1回のみよりも、月1回程度の継続施術で実感しやすいです。
「ハイフシャワーは効果がない」と言われる4つの理由

「ハイフシャワーは効果がない」との声もありますが、その多くは施術そのものの問題ではなく、期待とのズレや適応条件の違いが原因です。ここでは代表的な4つの理由を解説します。
■強いリフトアップ効果を期待していた
ハイフシャワーは、浅い層を狙って肌質の底上げや軽い引き締めを目指す施術です。ところが、通常ハイフのようなフェイスラインのリフトアップを期待すると「効果ない」と感じがち。
目的がリフトアップなら、通常ハイフや糸リフトなど他の施術を組み合わせる必要があります。
■たるみが進行している
たるみが深い層(SMAS筋膜)にまで及んでいる場合、ハイフシャワーだけでは十分に対応できません。
どの施術が合うかは個人差が大きいため、医師による診察で適応を見極めることが大切です。
■施術者の技術や出力設定の差
ハイフシャワーの仕上がりは、どれだけ正確にエネルギーを浅層へ均一に届けられるかで変わります。施術スピードが速すぎたり、機器の当て方が甘かったりすると効果を感じられにくい可能性があります。
また、出力を弱くしすぎても「効果ない」と感じやすくなります。経験豊富な医師や看護師が行うかどうかが重要なポイントです。
■施術の間隔が空きすぎている
ハイフシャワーの効果は、1~2ヶ月程度といわれています。1回で終わらせたり、次の施術まで長く間隔を空けてしまったりすると、効果が続かず「結局効果ない」と感じがち。
月1回を目安に3〜5回受けることで、肌の状態を安定させやすくなります。
ハイフシャワーの効果を最大限に引き出すための4つのポイント

ハイフシャワーは正しく受ければ美肌ケアとして効果を発揮しますが、受け方を誤ると満足度が下がってしまうことも。
ここでは、効果を実感しやすくするために大切な4つのポイントを紹介します。
■信頼できるクリニックを選ぶ
ハイフシャワーは医療行為のひとつであり、施術者の技術力や機器の管理体制によって結果に差が出ます。
症例写真や導入機器を公開しているかなどは、クリニックを選ぶうえでの重要な基準です。浅い層に均一にエネルギーを届けるには、経験豊富な施術者の知識と技術が必要です。
■カウンセリングで目的をすり合わせる
カウンセリングでは、自分の悩みに本当に合う施術かどうかを確認できます。例えば「しっかりリフトアップしたい」ならハイフ、「毛穴や小ジワを整えたい」ならハイフシャワーが適応といったように、目的は異なります。
信頼できる医師であれば、ハイフシャワーが適していないときには別の施術を提案してくれるはず。事前に期待を共有しておくことで、施術後の満足度が高まります。
■推奨ペースを守って通う
ハイフシャワーは1回で終わる施術ではなく、継続して受けることが前提です。効果の持続は1〜2ヶ月程度とされるため、月1回を目安に3〜5回通うと、肌の状態を安定させやすくなります。
単発だけでは効果を感じにくいので注意が必要です。クリニックが示す施術ペースを守ることが、満足度を高める大きなポイントです。
■施術後は保湿と紫外線対策を徹底する
施術後の肌は熱エネルギーの影響で乾燥しやすく、紫外線にも敏感になっています。保湿はセラミドやヒアルロン酸などが入った化粧品でしっかり行いましょう。
外出時は日焼け止めに加え、帽子や日傘で紫外線対策を重ねることが大切です。アフターケアを怠ると、効果が十分に持続しないことも。日常のスキンケア習慣が、施術効果を守るカギになります。
ハイフシャワーは目的と適応を理解すれば効果的な美肌治療
ハイフシャワーは、肌の浅い層に働きかけてコラーゲン生成をサポートし、肌質の向上や軽い引き締めを目指す施術です。本来は美肌ケアに位置づけられるため、ハイフのような強いリフトアップを期待すると「効果ない」と感じてしまうことがあります。
施術の際は信頼できるクリニックを選び、今回紹介したポイントを意識することが大切です。正しく理解し、適切に受けることができれば、ハイフシャワーは日常的なエイジングケアに役立つ美肌施術となるでしょう。
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| ・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。 ・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。 ・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。 |
【施術の内容】ハイフシャワー
【施術期間および回数の目安】4週間ごとに3~5回程度 ※状態によって異なります。
【費用相場】¥20,000~¥35,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】赤み、浮腫み、乾燥、ピリピリ感など
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。


