エンブレイスRFのダウンタイムはどのくらい?負担を抑えたたるみ治療

エンブレイスRFのダウンタイムはどのくらい?負担を抑えたたるみ治療

「エンブレイスRF(EMBRACE RF)」のダウンタイムに要する期間を知っていますか?本記事では、たるみに悩む多くの方々から注目を集めている「エンブレイスRF」の効果とダウンタイムについて、詳しく解説します。また、「エンブレイスRF」の特徴や仕組み、効果についてあわせてご紹介。気になっているけれどダウンタイムが心配という方は、ぜひ参考にしてみてください。

エンブレイスRFとは?革新的なたるみ治療の仕組み

「エンブレイスRF」は、たるみ改善を目指す美容医療機器です。カニューレを皮下に挿入し、内側から高周波(RF)を放出することで、気になる部分のたるみにアプローチします。
従来のRF治療法が表面的なアプローチに留まっていたのに対し、「エンブレイスRF」は真皮や皮下組織、皮下脂肪にまで働きかけることが可能。また、皮膚の外側と内側それぞれに温度を設定できるため、たるみを収縮させるための課題であった、高温な処置に伴うやけどを克服しました。
これにより、組織内へ効率良く熱エネルギーを伝えつつ、余分な脂肪の分解と、皮膚や繊維組織の引き締めを同時に実現。また、真皮や繊維組織が収縮する過程で大量のコラーゲンが生成されるため、肌のハリや弾力性アップ効果も期待されます。
従来のたるみ治療において、照射系はダウンタイムが少ないものの、効果を実感しづらいとう懸念がありました。一方、外科的治療では、効果はありつつも準備やダウンタイムの負担がネックに。その点「エンブレイスRF」は、外科的手術に近い引き締め効果を実現でき、かつ目立つ傷が残りにくいという、照射系と外科的治療の長所を合わせた機器なのです。

エンブレイスRFはこんな人におすすめ

「エンブレイスRF」は、「たるみを改善して小顔になりたい」「二重顎をすっきりさせたい」「フェイスリフトを受けたが、たるみが再発した」などの悩みを持つ方におすすめの治療法です。また、「切る手術は抵抗がある」「従来のRF治療では満足できない」という方にも、安全性と効果のバランスがとれた新しい選択肢としておすすめ。これまでにもあった、切らずにできるたるみ治療に比べ、高い効果と持続性を期待できるでしょう。

エンブレイスRF施術後のダウンタイムについて

ここからは「エンブレイスRF」施術後のダウンタイムについて、詳しく解説していきます。

エンブレイスRF施術直後から1週間後までの経過と注意点

「エンブレイスRF」による治療後は、施術箇所にもよりますが、翌日~3日程度は圧迫による固定が推奨されています。施術直後から患者さまの多くは腫れや赤みを経験し、これらの症状は通常、1~2週間程度で落ち着きます。洗顔・シャワーは翌日から可能ですが、施術部位へのメイクは3日経過してからにしましょう。
ただし、個人差があるため医師の指示に従うことが大切です。軽い運動は可能ですが、1週間程度は飲酒やサウナ、激しい運動は控えめにしましょう。

エンブレイスRFの回復プロセスと日常生活への影響

「エンブレイスRF」施術後、施術部位の腫れや赤みは徐々に落ち着いてきますが、内出血やむくみが1ヶ月前後続くことがあります。とくに、体へのボディタイトを広範囲に行った場合は、2~3ヶ月むくみが継続する方もいます。
カニューレ挿入部分の傷痕は、3~6ヶ月程度で次第に目立たなくなるでしょう。また、副作用として疼痛や皮膚の色素沈着、まれに火傷、知覚障害などが生じることがあります。時間とともに回復する場合もありますが、内服や通院による管理が必要な場合もあるため、気になる症状が現れたら早めに医師に相談してください。

エンブレイスRFのダウンタイムから完全回復までの期間と個人差について

「エンブレイスRF」施術後の完全回復までの期間は、個人によって異なります。多くの場合、施術から2週間程度で日常生活に支障のない状態まで回復しますが、個人の体質や施術範囲によっては、1~3ヶ月ほどかかることもあります
。また、完全な効果を実感するまでには3~6ヶ月程度かかると言われています。個人差があるため、医師との相談を通じて自分に合った回復プロセスを把握することが大切です。

エンブレイスRFのハンドピースの違い

「エンブレイスRF」には、使用部位によって使い分けるさまざまな種類のハンドピースがあります。主な2つの特徴を見ていきましょう。

フェイスタイトで顔のたるみを改善

フェイスタイトは、顔面や首のたるみに対して使われる、繊細な顔の輪郭に合わせた専用のハンドピースです。部位に合わせ、皮下脂肪が引き締まりやすい照射温度に細かく設定できます。
皮下のコラーゲン生成を促進する働きから、肌のハリや弾力を向上し、自然な若々しさを取り戻す効果も。とくに、ほうれい線やフェイスラインのたるみに悩む方に適しており、手術を伴わずリフトアップできます。
また、挿入するカニューレが1.3mmと細いため、傷痕もほとんど目立たないのが特徴です。脂肪吸引や糸リフトと併用すると、より満足度の高い引き締め効果を得られるでしょう。

ボディタイトで体のたるみを改善

ボディタイトは体幹や四肢のたるみに適用され、より広い面積をカバーできる大型のハンドピースです。体のたるみ改善とボディラインの調整に効果的。
治療したい部位や皮膚の状況により治療深度を調節でき、下垂したバストの治療にも使用されます。とくに、二の腕や産後のお腹のたるみ、セルライトなど、運動だけでは改善が難しい部位に対しても高い効果を発揮します。
深部組織までアプローチできるため、脂肪の厚い部分にも対応可能です。脂肪吸引と相性がいいとされており、よりきれいな仕上がりを目指す方には併用がおすすめです。

エンブレイスRFを受ける際の注意点

「エンブレイスRF」のダウンタイムや適応部位が分かったところで、注意点を確認しましょう。
「エンブレイスRF」によるたるみ治療は、年齢や肌質によって効果に違いはありますが、一般的に加齢によるたるみ症状でお悩みの方や、急激な体重変動によるたるみ、出産後の腹部のたるみに悩む方に適しています。ただし、重度のたるみや高い引き締め効果を求める方は、他の治療法との併用や代替治療を検討する必要があります。

「エンブレイスRF」は多くの人にとって効果的な治療法ですが、すべての人に適しているわけではありません。とくに持病がある方や妊娠中の方は注意が必要です。心臓にペースメーカーをつけている方や、金属製インプラントがある方は施術を受けられない可能性も。
また、糖尿病や自己免疫疾患などの持病がある方は、医師との綿密な相談が不可欠です。皮膚に炎症や感染がある場合も、治療を延期する必要があります。これらの条件に該当する方は、代替治療法を検討するか、状況が改善してから再度検討することをおすすめします。

まとめ

「エンブレイスRF」は、たるみ改善を求める方々にとって魅力的な選択肢。効果の高さと、従来の外科的治療よりも短いダウンタイムが特徴で、流行りに敏感な美容賢者も大注目している機器です。よりきれいな自分を目指したい方は、この記事を参考に、新たな美容治療にチャレンジしてみてはいかかでしょうか。

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