毛穴を引き締めるには、原因に合ったケアを正しく選ぶことが欠かせません。
とくに、30代以降は乾燥やたるみが重なって毛穴が目立ちやすくなるため悩ましいものです。
この記事では、毛穴開きの種類や原因だけでなく、セルフケアで整えられる部分と、美容皮膚科で相談できるアプローチを比較しながら解説します。
ぜひご自身の肌質や悩みに合う方法を見つけてみてください。
毛穴開きの種類と原因を知ろう

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毛穴が開いて見える理由は一つではなく、皮脂・乾燥・たるみなど複数の要因が重なって起こります。
まずはご自身の毛穴タイプを知り、毛穴を引き締めるために必要なスキンケアや美容皮膚科でのアプローチにつなげていきましょう。
■黒ずみ毛穴の特徴と原因
黒ずみ毛穴は、古い角質と皮脂が混ざった角栓が酸化し、黒く見える状態です。
洗いすぎや保湿不足で皮脂分泌が乱れると角栓が固まりやすくなり、黒ずみ毛穴に。
また、メイク残りや摩擦も悪化要因になるでしょう。
とくに、鼻や頬の毛穴に多く見られます。
■開き毛穴の特徴と原因
開き毛穴は、皮脂分泌量の増加や乾燥によって毛穴の出口が広がり、ポツポツと目立って見える状態です。
洗い残しによる汚れの蓄積だけでなく、洗いすぎによる乾燥も皮脂過多を招きます。
頬や小鼻まわりに生じやすく、季節的に皮脂が増える夏には悪化しやすい傾向があります。
■たるみ毛穴の特徴と原因
たるみ毛穴は、加齢や紫外線ダメージによる乾燥で肌のハリが低下し、毛穴が縦に伸びて見える状態です。
頬によく見られますが、鼻筋やほうれい線の近くからも現れやすいトラブルです。
とくに30代を迎えるとコラーゲンの減少が進み、頬を中心に毛穴が目立ち始める方が多くなります。
自宅でできる毛穴を引き締める方法

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日々のスキンケアや生活習慣の見直しは、毛穴を引き締めるための基本です。
皮脂・乾燥・たるみといった観点から毛穴悩みに応じたアプローチを取り入れると、徐々に毛穴が目立ちにくい状態へ整えられます。
■毛穴を引き締めるスキンケア
毛穴の開きを引き締めるためのスキンケアでは、「落とす」「与える」「守る」の3つを丁寧に行うことが大切です。
クレンジングは摩擦を避け、洗顔は必要以上に皮脂を取りすぎない処方を選びましょう。
熱いお湯は皮脂を落としすぎるため、33℃前後のぬるま湯を使うのがおすすめです。
保湿では、肌の保水力を高める成分を取り入れ、皮脂と水分のバランスを保つことがポイントです。
化粧水だけでなく、乳液やクリームなどの肌を守るアイテムも忘れずに使用しましょう。
■食生活を整えて皮脂バランスを整える
皮脂分泌は食生活とも密接に関係しています。
油分の多いジャンクフードやお菓子、スイーツなどは食べ過ぎると皮脂量が増え、毛穴の開きにつながる場合があるため、適量を心がけましょう。
また、ビタミンB群・ビタミンC・ミネラルなどを含む食材を意識的に摂るようにすると、肌のハリやキメが整い、すこやかな肌作りに役立ちます。
野菜や果物、肉や魚がまんべんなく並ぶ食卓が理想的です。
■紫外線対策を徹底してたるみ毛穴を防ぐ
紫外線はコラーゲンを徐々に減らし、たるみ毛穴を引き起こしやすくします。
日焼け止めは季節を問わず毎日使い、こまめな塗り直しを行うことで肌のハリを保ちやすくなるでしょう。
屋外での活動が多い日は、帽子や日傘、袖の長い衣服などで物理的に遮るのも効果的です。
室内でも日の当たる場所では、適宜塗布すると良いでしょう。
■毛穴開きに効果的な成分でスキンケア
毛穴を引き締めたいときは、成分を意識したスキンケアが役立ちます。
ビタミンC誘導体は、皮脂バランスの調整やコラーゲンへアプローチ。
ナイアシンアミドは肌のキメを整える働きがあり、開き毛穴のケアに取り入れやすい成分です。
レチノールも皮脂のコントロールやハリ感の維持をサポートするため、肌にハリをもたらします。
化粧水・美容液・クリームのいずれも、開き毛穴のスキンケアに取り入れられるため、生活に合わせて毛穴を引き締めるケアとして使ってみても良いでしょう。
ただし、刺激を感じやすい場合もあるため、少量の化粧水から始めるなど肌に合わせた調整が重要です。
美容医療で毛穴ケア|自分の毛穴に向いているのは?

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美容皮膚科で受けられる美容医療では、毛穴の種類に合わせて選べる複数のアプローチがあります。
特徴や仕組みを理解して、自分の毛穴タイプに合う方法を見極めましょう。
ここでは、5つの施術について言及していきますので、参考にしてください。
■【黒ずみ毛穴・開き毛穴】レーザーフェイシャルの特徴
黒ずみ毛穴や軽度の開き毛穴に向いているのが、レーザーフェイシャルです。
メラニンに反応するレーザーを照射し、黒ずみに働きかけます。
また、レーザーの光の熱によって皮膚の細胞が活性化されるため、毛穴の引き締めにも適している施術です。
施術回数や頻度は肌状態によって変動しますが、ダウンタイムは比較的少なく、傾向としては1週間程度。
一時的に赤みや黒ずみ、かさぶたなどが生じる場合があります。
■【黒ずみ毛穴・開き毛穴】ケミカルピーリングの特徴
黒ずみ毛穴や開き毛穴には、ケミカルピーリングも適用できます。
ケミカルピーリング専用の薬剤によって肌の古い角質を取り除き、肌の生まれ変わりをサポートする特徴を持つ施術です。
黒ずんだ角栓の除去による毛穴の黒ずみ軽減、肌の生まれ変わりによる毛穴の引き締まりにつながるとされています。
なお、使用される薬剤により、複数の種類に分かれます。
中には、敏感肌の方にも適応できる薬剤もありますので、クリニック問い合わせてみると良いでしょう。
短時間の施術でダウンタイムもほとんどありませんが、肌のかさつきや赤みが見られるケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。
■【開き毛穴・たるみ毛穴】ポテンツァ(マイクロニードルRF)の特徴
開き毛穴やたるみ毛穴には、ポテンツァが検討できます。
マイクロニードルと呼ばれる極細針を使って高周波(RF)を照射し、肌の真皮層まで熱エネルギーを届ける施術です。
コラーゲン生成をサポートして肌にハリ感を与えることで、開き毛穴やたるみ毛穴といった悩みにアプローチします。
ダウンタイムは数日程度とされていますが、赤みや熱感、腫れなどが見られる場合があります。
なお、麻酔なしでも耐えられる痛さですが、不安な方は麻酔の使用に関して受診先に相談することも可能です。
■【開き毛穴】ダーマペンの特徴
開き毛穴の治療として選ばれるダーマペンは、細かな針で肌に微細な穴を開け、自然治癒反応を促して肌の生まれ変わりをサポートする施術です。
ポテンツァとは異なり、熱エネルギーは用いませんが、その分シンプルな仕組みで費用も抑えられる傾向にあります。
ダウンタイムは長めに見るクリニックが多いものの、1週間程度であることがほとんど。
ただし、この数字はあくまでも目安で、針を刺入する深さ、細胞の修復速度によって期間は前後します。
症状は赤みや熱感、内出血などです。
■【黒ずみ毛穴】ハイドラフェイシャルの特徴
黒ずみ毛穴には、ハイドラフェイシャルも向いています。
水流による毛穴の洗浄・ピーリングと美容液導入を同時に行う施術で、角栓除去を得意としています。
一般的なピーリングに比べて刺激がマイルドとされ、美容液で保湿しながら行うため肌への負担を抑えられる点もメリットです。
ダウンタイムはほとんどなく、赤みやヒリヒリ感が出る場合も数時間で落ち着くでしょう。
施術後は乾燥しやすいため、保湿をしっかりと行う必要があります。
まとめ
毛穴の悪目立ちは、皮脂・乾燥・たるみなど複数の要因が重なって生じます。
まずは毛穴のトラブルタイプを見極め、自宅のスキンケアで「落とす・与える・守る」を丁寧に整えることが基本です。
そのうえで、美容皮膚科の施術を選択肢として検討すると、スキンケアでは届きにくい層へのアプローチも行えて、毛穴の引き締めにつなげられるでしょう。
ただし、美容施術にはリスクが付き物。
スケジュール管理を徹底して、無理のない計画を立てることが大切です。
なお、ダウンタイムがあまりに長く続く場合は、クリニックに相談しましょう。
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【治療の内容】レーザーフェイシャル
【治療期間および回数の目安】約1ヶ月に1回、計3~5回程度
【費用相場】全顔1回¥15,000~¥35,000程度 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】赤み、熱感、腫れ、かゆみ、ヒリヒリ感など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】ケミカルピーリング
【治療期間および回数の目安】約2~4週間に1回程度
【費用相場】全顔1回約 ¥5,000~¥15,000 ※各クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】痛み、赤み、皮むけ、乾燥、肌荒れなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【治療の内容】ポテンツァ(マイクロニードルRF)
【治療期間および回数の目安】1~3カ月に1回、計3~5回程度 ※治療期間や回数等は個人差があります。
【費用相場】1回約¥30,000~¥80,000
【リスク・副作用等】出血、赤み、色素沈着、炎症、腫れ、一時的なニキビなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【施術の内容】ダーマペン
【施術期間および回数の目安】3~4週間ごとに1~5回程度 ※状態によって異なります。
【費用相場】¥15,000~¥25,000程度 ※各クリニックによって異なります。本施術は自由診療(保険適用外)です。
【リスク・副作用等】赤み、皮むけ、内出血、腫れなど
【未承認機器に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医療機器を使用する場合があります。
・施術に用いる医療機器は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一性能を有する他の国内承認医療機器は存在しない場合があります。
・諸外国における安全性等に係る情報
-「Dermapen4」は米国FDA(アメリカ食品医薬品局)、CEマークの承認を取得しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となる場合があります。
【治療の内容】ハイドラフェイシャル(ウォーターピーリング)
【治療期間および回数の目安】約1~2ヶ月に1回程度※状態によって異なります。
【費用相場】1回約¥15,000~¥50,000 ※施術部位・範囲によって各クリニックごとに異なります。
【リスク・副作用等】赤み、ヒリヒリ感、皮むけ、つっぱり感など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
-重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。


