話題のボルニューマ!韓国発の切らないたるみ治療がなぜ今人気なの?

話題のボルニューマ!韓国発の切らないたるみ治療がなぜ今人気なの?

「ボルニューマ」は、美容大国ともいわれる韓国でトレンドとなっている美容医療機器で、日本でも注目されている治療法の1つです。さまざまな美容医療がある中で「ボルニューマ」がなぜ人気を集めているのか気になるところ。そこで今回は「ボルニューマ」の特徴と一緒に、その魅力を詳しくご紹介します。また「ボルニューマ」を使った治療法の詳細や、知っておきたい注意点などもまとめました。

1.韓国発のボルニューマとは?まずはどのような施術なのかをチェック

出典:photoAC

韓国の美容皮膚科でも人気の「ボルニューマ」の概要からチェックしていきましょう。「ボルニューマ」同様に、たるみ治療によく用いられるハイフとの違いも解説します。

■ボルニューマとはどんな施術?

「ボルニューマ」とは、次世代型の非侵襲性高周波(RF)を発する治療機器です。韓国の『CLASSYS』社が開発し、6.78MHzという高い熱エネルギーを用いて、皮膚表面に比較的近い真皮~脂肪中層に働きかけます。「ボルニューマ」によって発せられた熱エネルギーにより、コラーゲンに刺激を与える・皮膚組織の再構築を促すといったことができるため、肌のハリや弾力をサポートする効果が期待できる治療法です。

「ボルニューマ」を使った治療は、フェイスラインのもたつきが気になる方、ほうれい線やマリオネットラインを治療したい方、目元のシワやたるみに悩んでいる方などに向いています。ほかにも、肌質改善や毛穴の引き締めなどを目的としている場合にも使われる治療機器です。メスを使用せずにたるみなどへアプローチできるため、切開を行う整形よりも気軽にトライしやすいでしょう。韓国の美容皮膚科をはじめ、日本の美容クリニックでも導入しているところがあるため、国内での施術も可能です。

■ボルニューマとハイフの違いは?

「ボルニューマ」のように肌のハリや弾力のアップ、リフトアップなどを目指したい場合に用いられる施術として、ハイフがあげられます。治療目的がよく似ていることから混同されがちですが「ボルニューマ」とハイフはそれぞれ異なる治療法です。

「ボルニューマ」とは高周波(RF)を用いた治療法で、ハイフとは高密度の超音波を照射する治療法。ハイフよりも「ボルニューマ」のほうが、肌の浅い層に熱エネルギーを照射する点が大きな違いです。作用する層が異なるため、2つの治療を組み合わせて施術することもできます。

2.韓国だけでなく日本でも注目!ボルニューマが人気の理由は?

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さまざまな美容医療が盛んな韓国をはじめ、日本でも注目されている「ボルニューマ」。豊富にある美容クリニックの治療の中でもなぜ人気を集めているのか、その理由をご紹介します。

■痛みや副作用の心配が少ない

一般的に非侵襲性高周波(RF)を用いた治療法では、施術中にある程度痛みを感じることが多い傾向ですが「ボルニューマ」では痛みが少ないことが特徴です。

「ボルニューマ」には、独自の4段階のバイブレーション・冷却機能・痛み制御モードが搭載されているため、施術中の痛みを軽減することが可能。麻酔なしで施術を行うこともあります。これまで痛みを理由に治療を諦めていた方にとっても、トライしやすい施術です。

■カートリッジの変更が可能で的確な治療が目指せる

「ボルニューマ」には、4種類のカートリッジがあるため、施術部位にマッチした形状が選べます。目元やあごなど、それぞれの部位に適したカートリッジを選択することで、より効率的な治療が行える点も人気の理由。

加えて、施術部位ごとに応じて、毎回最適なエネルギー量を測定して照射する機能も備わっており、施術ごとにムラが発生しにくい点も特徴です。そのため、よりデザイン性の高い仕上がりを目指せるでしょう。

施術時間は部位によっても異なりますが、およそ30~60分程度。施術時間が短い点も、人気を集めている理由の1つといえます。

■ダウンタイムがあまりない

「ボルニューマ」は、メスを使用せずに治療ができることに加え、熱作用が穏やかであるため痛みが少なく、施術後すぐにメイクできるほどダウンタイムがほとんどありません。そのため、周囲に美容医療で治療を施したことを悟られにくく、より気軽に施術を受けやすいことが人気を集めている理由として考えられます。

「ボルニューマ」のダウンタイム中の症状としては、施術直後に熱感やむくみを感じるといったことが代表的。個人差はありますが、数時間~数日で収まることがほとんどです。加えて、特許取得済みである、丸みを帯びた特別なチップを使っていることから、やけどなどのリスクの心配もあまりありません。

■ほかの治療と組み合わせることも可能

「ボルニューマ」は、糸リフトやヒアルロン酸、ハイフなど、さまざまな治療と組み合わせやすい施術です。よりしっかりとした治療を用いて悩みにアプローチしたい方に向いている手段。「ボルニューマ」にどの治療法を組み合わせるかは、医師と相談して決めましょう。

3.ボルニューマの注意点とよくある疑問

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韓国でも注目されている「ボルニューマ」の治療は、リフトアップや引き締め、肌質改善を目指したい方などから人気を集めている施術です。「やってみたい」と、興味を持っている方もいるでしょう。ここからは、「ボルニューマ」での治療にトライする前に、注意点やよくある質問の回答をまとめました。

■即効性には欠ける

「ボルニューマ」は、肌に熱エネルギーを加えてコラーゲンや皮膚組織などを刺激し、ハリや弾力アップなどを目指す治療法です。コラーゲンを生成するには一定時間かかるため、施術後すぐに効果が現れるわけではないことを覚えておきましょう。

個人差はありますが、施術後数日~1ヶ月程度で効果が現れ始め、施術後3~6ヶ月前後の時期に効果のピークを迎えることが多い傾向にあります。その後、徐々に効果が薄れていくため、施術後の肌状態をできるだけ維持するには継続して治療を行う必要があります。

■施術後に油断しない

「ボルニューマ」での施術ではダウンタイムがほとんどないですが、施術後の肌ケアに気を抜くのは禁物です。施術当日からメイクやシャワー、洗顔などが可能とはいえ、施術後の肌はデリケートな状態になっています。激しい運動やサウナ、飲酒などは避けたほうが良いでしょう。摩擦や日焼けなどにも注意して過ごすことが大切です。油断すると、炎症などのトラブルを引き起こす可能性があります。医師の指示に従って、施術後のケアにも配慮しましょう。

■ボルニューマの持続期間と施術間隔の目安

「ボルニューマ」の施術では、初めて治療を受けた場合3ヶ月~半年程度、2回目以降の施術ではおよそ1年前後効果が持続するといわれています。そのため、医師に肌状態をチェックしてもらいつつ、半年~1年程度の間隔を空けて施術することが多いです。
ただし、施術頻度や回数については個人差があるため、自身にマッチした頻度で治療ができるよう、医師の指示に従うことが大切です。

■ボルニューマが受けられない場合はある?

痛みが少なく、ダウンタイムもほとんどない「ボルニューマ」は、幅広い方にとって受けやすい治療法です。ただし、心疾患がある場合やペースメーカーを入れている方、ケロイド体質や妊娠中・授乳中であるといった方は「ボルニューマ」での治療が受けられません。
ほかにも、持病や気になる体質などがある場合には、カウンセリング時などを利用して、施術可能かどうか医師に確認してみてください。

■まとめ

「ボルニューマ」は、非侵襲性高周波(RF)を用いて肌に熱エネルギーを加え、コラーゲン組織などを刺激することで、肌のハリや弾力のアップ、フェイスラインの引き締めなどを目指す、韓国発の治療法です。ほかにも、肌質改善や毛穴の引き締めなどの効果も期待できることから、幅広い方にとってうれしい施術。また、ダウンタイムがほとんどないことや痛みが少ないといった点も人気を集めている理由の1つです。さまざまな魅力を持った「ボルニューマ」での施術に自身の悩みがマッチする方は、ぜひトライしてみてください。

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