エラボトックスを韓国で受ける人が増えているのはなぜ?施術の特徴と現地のクリニック選びのポイントも解説

エラボトックスを韓国で受ける人が増えているのはなぜ?施術の特徴と現地のクリニック選びのポイントも解説

エラボトックスは韓国で注目を集めている小顔を目指せる美容施術。

最近、韓国ならではの技術やサービスに魅力を感じ、渡韓施術を検討する日本人も増えています。一方で、その施術内容や韓国のクリニック選びなどには慎重さが求められます。

今回は、韓国で受けられるエラボトックスの特徴と、安心して施術を受けるためのポイントをご紹介しましょう。

韓国で受けられるエラボトックスの特徴とは?日本での施術と何が違う?

エラボトックスを韓国で受ける人が増えているのはなぜ?施術の特徴と現地のクリニック選びのポイントも解説

美容医療がポピュラーな韓国では、多くのクリニックが先進の機器や技術を導入しています。

小顔を目指せるエラボトックスも人気メニューの1つです。ただし、日本とは異なる点も多数あるため、その違いを理解しておきましょう。

ボツリヌストキシン製剤の選択肢が豊富

韓国では、複数のボツリヌストキシン製剤を導入しているクリニックが多いようです。

世界的なシェアを誇るアラガン エステティックス製をはじめ、1つのクリニックで複数のボツリヌストキシン製剤を取りそろえているケースもあります。

一方、日本のクリニックでは長年実績のある海外製メーカーを1~数種類ほど導入しているクリニックが多いのが特徴。

注入手法にこだわっているクリニックもある

韓国のボトックス治療には、独自の注入手法で施術を行うクリニックも存在します。

製剤や注入法の違いにより、作用範囲や広がり方に差が出る場合があるためです。

とくに韓国では患者のフェイスラインに合わせた注入手法でデザインされるケースが多いのが特徴です。

製剤を注入する位置や量を見極め、安全面と仕上がりに配慮して施術が行われます。

一方で、美容大国であっても医療倫理が低いクリニックの存在も否定できません。

そのため、初めて渡韓して施術を受ける際は、口コミ評価を鵜呑みにせず、医師の診察の様子やクリニックの衛生管理状況もチェックしておきたいところです。

費用面は日本よりリーズナブルな傾向、ただし注意点も

美容クリニックの多い韓国では価格競争が起きているため、費用面では日本よりリーズナブルな傾向にあります。

しかし、一部のクリニックではボツリヌストキシン製剤の品質や注入量などに差が生じている可能性も考えられます。

また、安価であっても品質管理や医師の技術差に留意が必要です。

施術を受ける際は相場感と比較しながら説明をしっかり受け、不明点は遠慮せず質問すると良いでしょう。

信頼できるクリニック選びと情報収集こそ、渡韓して美容医療を受ける際の大切なポイントです。

韓国のクリニックでエラボトックスにも使用される代表的な製剤

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美容医療市場の拡大に伴い、世界では多種多様なエラボトックス製剤が流通しています。

世界的なシェアを誇るアメリカのアラガン エステティックス製をはじめ、韓国内で独自開発された製剤やバイオ後続品*など複数のラインナップがあります。

ここでは、韓国のエラボトックスで使用される代表的な製剤について解説します。

韓国産のボツリヌストキシン製剤

【ナボタ(デウン社製)】

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出典:デウン社

ナボタは、MFDS(韓国食品医薬品安全処、旧KFDA)で承認された製剤で、デウン社が製造する同成分の製剤は米国でジュヴォー(Jeuveau)としてFDA(米国食品医薬品局)の承認を受けています。

費用と効果のバランスを重視する人に選ばれています。

  • 持続期間:約3~6ヶ月(個人差あり)
  • エラボトックス(50単位):54,000~200,000ウォン程度

【ボツラックスⓇ(ヒューゲル社製)】

ボツラックスⓇは、韓国のHugel社が製造するボツリヌストキシン製剤です。

アラガン エステティックス製のボトックスビスタ®と同様なボツリヌストキシンを主成分としています。

比較的価格を抑えられる傾向にあります。

  • 持続期間:約4~6ヶ月(個人差あり)
  • エラボトックス(50単位):77,000~90,000ウォン程度

【コアトックスⓇ(メディトックス社製)】

コアトックスⓇは、複合タンパク質が除去されたボツリヌストキシン製剤。

従来の製剤よりも耐性がつきにくく、アレルギーのリスクにも配慮されています。

そのため、以前よりボトックス注射の効果を実感しにくくなった人や、肌が敏感な人にも適しているといえます。

  • 持続期間:約3~4ヶ月(個人差あり)
  • エラボトックス(50単位):55,000~100,000ウォン程度

*バイオ後続品……先行バイオ医薬品と同等の品質・安全性・有効性が確認された医薬品のこと。バイオシミラーとも呼ばれる。

韓国産以外のボツリヌストキシン製剤

【ボトックスビスタⓇ(米・アラガン エステティックス製)】

ボトックスビスタⓇは、FDAの承認を受けているボツリヌストキシン製剤。

世界的なシェアを誇り、日本の美容クリニックでも広く使用されています。

  • 持続期間:約3~6ヶ月(個人差あり)
  • エラボトックス(50単位):150,000~253,000ウォン程度

【ゼオミンⓇ(ドイツ・メルツ社製)】

エラボトックスを韓国で受ける人が増えているのはなぜ?施術の特徴と現地のクリニック選びのポイントも解説

出典:メルツ社

ゼオミンⓇも、FDAの承認を受けているボツリヌストキシン製剤。

複合タンパク質が除去されており、施術効果を左右する中和抗体が体内でつくられにくいことも特徴です。

アレルギーリスクにも配慮された製剤です。

  • 持続期間:約3~6ヶ月(個人差あり)
  • エラボトックス(50単位):100,000~210,000ウォン程度

ボツリヌストキシン製剤の種類により成分の濃度や持続期間、副作用・リスクなどが異なる場合もあります。

そのため、韓国でエラボトックスを受ける際は担当医としっかり相談しましょう。

また、口コミだけでなく副作用の報告例もしっかり確認しておくと万が一の事態にも備えられます。

韓国では製剤の選択肢が多いからこそ、費用や持続期間などを単純に比較するだけでなく、自身の肌状態や希望イメージも含めて総合的に判断することが重要です。

韓国で受けられるエラボトックスの施術方法・費用相場・副作用・リスク

エラボトックスを韓国で受ける人が増えているのはなぜ?施術の特徴と現地のクリニック選びのポイントも解説

韓国で受けられるエラボトックスにはどのような特色があるのでしょうか。ここでは、施術方法・費用相場・副作用・リスクなどについて掘り下げます。

韓国で受けられるエラボトックスの施術方法

エラボトックスの施術では、咬筋(こうきん)というほほ骨と下あごをつなぐ筋肉にボツリヌストキシン製剤を注射します。

微細針を使用して痛みへ配慮し、製剤の拡散性を考慮しているクリニックも。

さらに、患者の骨格や咬筋の厚みに合わせて、多点・多層に注入することで仕上がりを細かく調整するクリニックが多い傾向にあります。

咬筋がリラックスすることで歯ぎしりや食いしばりを防ぎ、発達したエラをスッキリとさせる効果が期待できます。

ただし、製剤を注入する箇所や量を誤れば表情筋が麻痺して不自然な仕上がりとなる恐れがあり、医師の熟練度が問われます。

さらに、顔の骨格構造を3Dスキャンして咬筋の厚みを測定し、注入箇所を決めて1本1本丁寧に打ち込むクリニックもあるようです。

韓国でエラボトックスを受ける際の費用相場と注意点

韓国で美容医療を受ける場合、施術によっては日本より費用面が魅力的に見える場合もあります。

エラボトックスの費用も日本より割安傾向にあり、為替レートにもよりますが一般的な注入量(50~100単位)の施術で日本円にしておよそ10万円以下となることが多いようです。

ただし、製剤の種類・注入量・病院のグレードなど複合的な因子が影響するため、施術費用の単純比較は避けたほうが良いでしょう。

また、施術費用に麻酔や通訳サービスなどのオプション料金が含まれているかも必ず確認してください。

また、全体のコストは低くても安全管理や衛生管理に問題があったケースも散見されるため、フォローアップや保証についても確認しておきましょう。

韓国で受けられるエラボトックスの副作用・リスク

エラボトックスの副作用・リスクとしては、注射した部位周辺の腫れ・痛み・内出血などが挙げられます。

いずれも一時的なもので比較的短期間で落ち着くことがほとんどですが、稀に感染や神経障害を伴い重篤化するケースもあります。

そのため、臨床経験が豊富で、説明力と傾聴力の優れた医師の施術を受けると良いでしょう。

カウンセリングの記録を残すことも大切です。また、帰宅後に異変を感じた場合は速やかに相談窓口へ連絡し、指示を仰ぎましょう。

まとめ

韓国のエラボトックスについて詳しくお伝えしてきました。

高い技術や割安な施術費用が魅力的に見える一方で、日本国外で美容医療を受ける際は万が一への対策を自分自身で行わなければならないケースもあります。

韓国でエラボトックスを受けることを検討している方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてください。

※ボトックスは米アラガン エステティックスの商標ですが、本記事内では読者の皆さまに分かりやすく伝わるよう、A型ボツリヌス毒素製剤の総称として使用しております。

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・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。
・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。
・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。

【施術の内容】ボツリヌストキシン製剤の注入
【施術期間および回数の目安】約3~4ヶ月ごとに1回程度 ※状態によって異なります。
【費用】¥15,000~¥100,000※本施術は自由診療(保険適用外)です。注入部位や製剤、クリニックによって異なります。
【リスク・副作用等】注射部位の痛み、腫れ、筋肉の部分的な脱力、内出血など
【未承認医薬品に関する注意事項について】
・本施術には、日本国内において薬事承認を受けていない未承認の医薬品を使用する場合があります。
・施術に用いる医薬品は、医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分を有する他の国内承認医薬品は存在しない場合があります。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。