Joli Skin Clinic代表 常深 由美子さんへインタビュー!美容看護師と経営者の視点で業界を牽引

Joli Skin Clinic代表 常深 由美子さんへインタビュー!美容看護師と経営者の視点で業界を牽引

Joli Skin Clinic代表 常深 由美子(つねみ ゆみこ)さんへインタビュー。オペ看護師(手術室看護師)を経てさまざまな美容クリニックに携わってきた常深 由美子さん。美容看護師としてのインスタグラムが口コミで話題となり、ハイフやボルニューマと多くのメニューで指名が絶えません。現在は大阪市天王寺にある「Joli Skin Clinic(ジョリスキンクリニック)」の代表を務め、経営者と看護師の両方の視点から健康美を提供。今回は常深さんに美容看護師を志した背景や大切にしていること、「Joli Skin Clinic」の特徴などを詳しくお伺いいたしました。

プロフィール

Joli Skin Clinic(ジョリスキンクリニック)代表
常深 由美子(つねみ ゆみこ)さん

総合病院で手術室看護師として経験を積んだのち、「湘南美容クリニック」へ入職し美容看護師の道に進む。現在は講師として活躍するほか、ハイフ、ポテンツァ、ボルニューマの看護師講習を立ち上げ、講師として定期的に指導を行う。また、ピラティスインストラクターとしての顔も持つ。現在は「Joli Skin Clinic」代表として美容医療と運動療法を提供し、何歳になっても健康的で自分らしく過ごせるようサポートを行っている。

(経歴)
2010年 関西ろうさい病院CCU・手術室 勤務
2015年 湘南美容クリニック大阪駅前院、神戸院 勤務
2019年 銀座長瀬クリニック大阪院(現La Clinique Osaka)勤務
2024年 Joli Skin Clinic 代表

▷Joli Skin Clinic公式HPはこちら
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▷常深 由美子さん公式インスタグラム(@g_ns_tsune)はこちら
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美容看護師としての背景 ~母の背中を追って看護師に~

―――はじめに、美容看護師になった背景を教えてください。

看護師である母の影響で、小さい頃から看護師に憧れていたんです。看護師になってまず勤めたのは総合病院で、CCU*とオペ室に配属されました。オペ看護師(手術室看護師)として経験を積むと同時に手術看護学会で発表をするなど、看護師としてやりたかったことに無我夢中で取り組みましたね。

ひと通りやり終えたと感じて一度退職してリセットし、次の仕事先を考えたときに、脳外科のある病院のほかに、美容クリニックにも魅力を感じました。積極的に美容医療に進みたいとは思っていませんでしたが、もともと学生の頃から施術を受ける側として美容医療に興味があり多少の知識もあったので、その道もありなのかもという気持ちが芽生えて。同じタイミングで総合病院と「湘南美容クリニック」を受け、先に連絡をいただいた「湘南美容クリニック」に入職し、以来現在まで美容看護師として働いています。

*CCU…心臓病専用の集中治療室のこと。Coronary Care Unitの略。

美容医療への情熱 ~常に自分ができる最大限の努力で最善を尽くす~

Joli Skin Clinic(ジョリスキンクリニック)代表 常深 由美子(つねみ ゆみこ)さん

―――常深さんは「湘南美容クリニック」で美容看護師としての経歴をスタートされたのですね。

オペ室で働いていた経験や知識があったので「湘南美容クリニック」では、すぐに主任を任されました。美容外科の主任としてマニュアル作成や売上管理、技術指導など、保険診療にはない多くの業務を学ばせていただきました。

その後、新宿に本院がある「LaClinique」へ立ち上げスタッフとして転職しました。新設したばかりだったので自分たちでマニュアルを作ったり、リピートしてもらう方法を検討したり。「LaClinique」での勤務を通じて、クリニックを作り上げるという視点が養われたと思っています。

―――美容看護師インフルエンサーとしても注目を集める常深さんですが、インスタグラムを始められたきっかけは?

当時の「LaClinique」は美容皮膚科をメインで行うクリニックだったので、美容皮膚科を盛り上げてより多くの方に通っていただけるよう、美容看護師としてインスタグラムを始めました。今はたくさんの美容看護師がSNSをやっていますが、当時は美容看護師としてアカウントを持っている方はほとんどいなくて。症例写真や施術動画を投稿するなど、自身のインスタをクリニックの宣伝用に使っていました。

インスタグラムで発信していると、一般の方だけでなく「うちのクリニックで働いてくれませんか?」と連絡をくださる先生方もいらっしゃいました。「LaClinique」は副業が可能だったので、ほかのクリニックでも働かせていただくようになり、最終的には全部で5つくらい掛け持ちしていましたね。そこからハイフの看護師講習を立ち上げたり、ハイフ職人と呼ばれるようになったりと、活動の幅が広がりました。

―――そこから「Joli Skin Clinic」の代表を務めることになったきっかけを教えてください。

いろいろなクリニックで現場業務を経験し、開業したいという想いが湧いてきました。でも、自分は一看護師であって資金が潤沢にあるわけではない…。そんな状況で開業するための方法を模索していたときに、当時アルバイトで働いていた「銀座美容クリニック」の廣瀬 真也先生に相談したところ、廣瀬先生が「一緒にやりましょう!」と。最初はまさか本気だとは思っていませんでしたが、とんとん拍子で話が進み、廣瀬先生が代表理事、私が代表として「Joli Skin Clinic」が立ち上がったという経緯です。

常深さんの強み ~ホスピタリティを重視し安心して通えるクリニックに~

Joli Skin Clinic(ジョリスキンクリニック)代表 常深 由美子(つねみ ゆみこ)さん

―――常深さんが働くうえで一番大事にしていることは?

医療現場で働くうえで最も大事なのは、ホスピタリティだという想いがあります。効果があって安全な施術を提供するのは医療人として当然のことで、より重要なのは人と人とのつながりではないでしょうか。患者さまはドクターを信じて手術することを決めますが、美容看護師も同様に患者さまを「この人なら安心して任せられる」という気持ちにさせられるかが一番大事。だからこそ、何事においてもホスピタリティの気持ちを重視して行動するようにしています。

―――常深さんが代表を務める「Joli Skin Clinic」の特徴を教えてください。

美容医療と運動療法を提供したいという想いで立ち上げたクリニックで、クリニック名にもなっているJoli Skinとは、きれいな肌という意味です。クリニックから徒歩5分のピラティススタジオと提携して、顔と体の両方のメンテナンスを提供しています。

大きいクリニックではないからこそ、一人ひとりきちんと時間をかけてより満足できるきれいな状態になってもらいたいというスタンスで運営していますし、それがホスピタリティにもつながっていると思っています。来てくださった方の生活や今後の人生をいっしょに背負っていきたい。だからこそカウンセリングには時間をかけ、健康面や生活習慣なども必ずお伺いし、外見だけではなく体の内側からの健康美を目指すサポートをしています。5年後、10年後の患者さまが健康でより良い自分でいていただくための場所でありたいですし、当院にはこの目的を想いして行動できるスタッフがそろっていると自負しています。

美容院やネイルサロンのように定期的に来ていただき、少しずつでも確実にきれいになっていくスローエイジングが理想。しかしながら美容にかけられる額は人それぞれ違うので、無理なく継続できるスパンを一緒に模索していけたらと思っています。

―――常深さんは美容看護師のトップランナーともいえる存在ですが、美容クリニックにおける美容看護師はどのような立ち位置だと考えていますか?

美容クリニックを構成するスタッフのうち、患者さまにとって美容看護師は一番話しやすいポジションにいると思うんです。ドクターは話しにくいと感じる方もいますし、忙しくて聞きたいけど聞けない場面も少なくありません。カウンセラーや受付が話しやすいクリニックもあるかもしれませんが、ドクターが施術して看護師が最後に止血をしてお帰りを案内するなど、最終的にお見送りするのは看護師になることが多い。終わり良ければすべて良しというように、確かに患者さまは帰り際のことを強く覚えています。ここで患者さまの表情を汲み取ってどのような言葉をかけるかが大事になりますし、そういう意味で看護師はクリニックの印象を左右する存在といえるのではないでしょうか。

―――昨今、美容看護師を目指す方が増えていますが、どのような方が美容看護師に向いていると思われますか?

保険診療の医療機関も美容クリニックも、看護師としてのベースは同じです。そこを踏まえたうえで必要な素地を挙げるとすれば、仕事に対して真面目に取り組める人間性が重要になってくると思います。美容医療はドクターや看護師、スタッフ全員による連係プレイが重要になり、それぞれの立場のことを考えられないと成立しません。クリニックのゴール達成を目指す一員としての自覚を持ちつつ、ホスピタリティを提供できる人間性が一番大事だと考えています。折れない心で実直に取り組めば、知識はあとからついてくるはずです。

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美容医療業界の課題と期待 ~知識の出どころにまで細心の注意を払う~

―――常深さんの考える美容医療業界の課題を教えてください。

美容医療業界は、新しい機器や製剤が驚異的なスピードで登場し、良くも悪くも目まぐるしい速さで移り変わる世界です。流行っている施術をやりたいという方も多いのですが、市場に出周り始めたばかりものは、機械の使いこなし方や長期使用による副作用のリスクなど、情報が不透明なことも少なくありません。トラブルを未然に防ぐためには、新しい技術に踊らされすぎないことも必要ですし、知識の習得の前にまずは知識の出どころをきちんと把握して、正しい知識を習得しなければならないと思っています。

読者や患者様へ向けて伝えたいメッセージ ~信頼できるクリニックを見つけて~

―――ありがとうございました!最後に、読者の方にメッセージをお願いします。

容姿のことで悩んでいるけれど、いざ美容クリニックへ通うとなるとお金がかかりそうで敷居が高いと考える方はたくさんいると思います。それでも、きれいになった自分を見たら、悩んでいたことなんて一瞬で忘れるくらい満足できると思うので、ぜひ一歩踏み出してみていただきたいです。安心して任せられるクリニックを見つけてみてくださいね。

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