男性の顔「あれ太った?」はたるみの可能性も!年相応の秘訣は医療機関にあり

男性の顔「あれ太った?」はたるみの可能性も!年相応の秘訣は医療機関にあり

「体重に変化はないのに顔が大きくなった?」といったように、年齢を重ね、顔の大きさが変わったと感じる男性もいるのではないでしょうか。体重に変化がないなら、もしかすると顔のたるみが原因かもしれません。顔がたるむと男女問わず老けた印象を与えやすく、鏡を見るたびに気になってしまうこともあるでしょう。そこで今回は、たるみの原因や解消方法について解説していきます。顔のたるみのチェックリストもご紹介するので、当てはまる項目がないかどうか確認してみてください。

1.顔が大きくなったのはたるみのせい?チェックしてみよう

出典:photoAC

「なんだか昔よりも顔が大きくなった気がする……」。もしかすると、それはたるみのせいかもしれません。以下のチェックリストに当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。

<顔のたるみチェックリスト>
□ 体重が増えていないのに二重あごになった
□ほうれい線が深くなりブルドッグ顔になった
□老けた印象になった
□ 目の下の涙袋がぷっくり膨らんだ

どれかに1つに当てはまっているなら、顔のたるみの可能性が高いでしょう。男女問わず顔がたるむと、実年齢よりも老けて見られる、フェイスラインが崩れる、疲れた印象になるなど、見た目に大きな影響を与えます。

2.男性の顔がたるむ原因は?

顔のたるみはなぜ起きるのでしょうか。原因を解説していきます。

■たるみの原因1.表情筋の衰え

たるみの原因の1つが、表情筋の衰えです。表情筋が衰えると皮膚や脂肪が支え切れず、皮膚がたるんでフェイスラインがもたついてしまいます。ほかの箇所の筋肉と同様、使わないと衰えてしまうため、普段あまり表情を動かしていないとたるみやすくなります。
コロナ禍にマスク生活になり、表情筋を使う機会が減ったため、老けた印象になったり笑顔がぎこちなくなったりと影響を感じた方もいるでしょう。

■たるみの原因2.肌の老化

肌の老化もたるみの原因です。肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンなどは、年齢とともに減少します。若いときよりも肌のハリや弾力が減ると、脂肪が下がりたるみやシワの原因に。紫外線も肌が老化する要因の1つ。紫外線が肌の真皮層に届くと、ハリや弾力のもととなるコラーゲンの生成が阻害されてしまいます。普段日焼け止めを使う習慣がない方は、紫外線ダメージが蓄積され、たるみを引き起こしている可能性もあるでしょう。

■たるみの原因3.姿勢の悪さ

姿勢の悪さがたるみの原因になっている可能性も。姿勢が悪い状態が続くと、顔や首の筋肉が正しく使えず、徐々に衰えてしまいます。その結果、筋肉が皮膚や脂肪を支えきれず、フェイスラインのもたつきや二重あごにつながることも。猫背や長時間のうつむき姿勢、頬杖などの習慣がある方は、筋肉が下に引っ張られたるみやすくなります。下向きでスマホを長時間見ている、主にデスクワークをしているといった方は、とくに注意が必要です。

■たるみの原因4.保湿不足

肌が乾燥している状態もたるみの原因になります。肌の乾燥が進むと、肌の水分量が足りずハリや弾力が低下。その結果、シワやたるみが生じやすくなります。肌を乾燥させないためには、真皮層に保水成分を補い、表皮をケアして十分な保湿をしましょう。スキンケアの習慣がない男性は、たるみやすい傾向にあるといえます。

3.顔のたるみを解消したい!方法は?

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顔のたるみをどうにかしたい!そんな方も多いでしょう。顔のたるみを解消するにはどんな方法があるのでしょうか。

■スキンケアや紫外線対策を行う

肌のたるみを解消するためには、スキンケアや紫外線対策が欠かせません。毎日のスキンケアを習慣にして、肌の乾燥を防止することが大切です。肌の保湿には水分と油分が必要となるため、化粧水と乳液を使うようにしましょう。

毎日の紫外線対策もたるみ解消に欠かせません。日差しが強くない季節も紫外線は降り注いでいるため、1年中日焼け止めを塗る習慣づけが必要です。

■姿勢の癖を直す

姿勢が悪い方は改善する努力も必要です。壁に沿って立ったときに後頭部、肩、お尻、ふくらはぎ、かかとの5点がついている状態が良い姿勢といわれています。普段から良い姿勢を意識しておくことも大切です。

意識し続けていないと自分が楽な姿勢に戻ってしまいやすいため、すぐに改善するのは難しいかもしれません。長時間同じ姿勢でいないよう気をつけるのも1つの方法です。同じ姿勢が続いていると思ったときに伸びをしたり腕や肩を動かしたりするだけでも、たるみ予防につながるでしょう。

■表情筋を鍛える

皮膚や脂肪を支える表情筋を鍛えることも、たるみの解消に役立ちます。無表情でいる時間が長いと感じる方は、意識的に表情筋を動かしましょう。表情筋を鍛える表情筋トレーニングは、「あいうえおトレーニング」がおすすめです。

「あ・い・う・え・お」と一文字につき10秒ほどキープしながら、大きく口を動かします。1日20回ほど繰り返して意識的に口周りを動かし、顔の筋肉がほぐしましょう。すぐにたるみの解消につながるわけではありませんが、毎日コツコツ続けることが大切です。

■美容医療でたるみをケアする

いくつかの要因が組み合わさってたるみが生じている場合、セルフケアではなかなか解消しない可能性もあります。できるだけ早くたるみを改善したいという方は、美容医療を取り入れるのも1つの方法です。美容クリニックで相談して、適切な方法を検討してもらうのも良いかもしれません。

最近は美容医療をケアの一環に取り入れる男性も多いよう。2023年下期に実施された「15~69歳男女の美容医療に関する意識・利用実態(※)」によると、これまでに美容医療を利用した経験のある男性は15.6%(2023年時)。利用率は年々高まっています。年相応の印象を保つには、美容医療の活用も大きなポイントになるでしょう。

※「(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミー調べ」

4.顔のたるみを解消する美容治療 4つ

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顔のたるみを解消する美容医療を、いくつかピックアップしてご紹介します。

■ハイフ

ハイフは「高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)」の略称。皮下脂肪や筋肉に高密度の超音波を照射する治療方法です。熱エネルギーを与えることで、肌を引き締めると同時にコラーゲンなど肌のハリや弾力のもととなる成分の生成を促進。たるみやシワ、肌のハリ、二重あごといった悩みへの効果が期待できます。

■高周波(RF)治療

高周波治療は、RF(ラジオ波)で肌を引き締める治療方法です。皮下脂肪や筋肉に熱を加えて肌全体を引き締めるため、フェイスラインのもたつきや下膨れ、肌のハリや弾力といった悩みへの効果が期待できます。ハイフと比べ痛みや熱さも抑えた設計となっているため、痛みや熱さが苦手な方にも良いでしょう。

■糸リフト

糸リフトは、皮膚の下に挿入した特殊な糸でたるみを引き上げる施術です。たるみの程度や悩みに応じて、挿入する本数は異なります。医療用の素材で作られた溶ける糸が主流となっており、半年~2年ほどで体に吸収されるまでの間、効果が継続。たるみが気になる箇所にピンポイントでアプローチできるのが、糸リフトの特徴です。切開や縫合は行わず、体への負担も少ないでしょう。

■フェイスリフト

フェイスリフトはたるみの原因となっている余分な皮膚を取り除き、引き上げて縫合する施術方法です。髪の毛の生え際や耳の前後など、目立ちにくい箇所を切開します。ダウンタイムはありますが、たるみへの即効性が高い方法です。たるみ以外にもシワやほうれい線、フェイスラインなどに効果が期待できます。

■まとめ

年齢を重ねると顔のたるみが目立つようになり、老けた印象を与えてしまうこともあるでしょう。たるみを解消するためには、保湿や表情筋トレーニングなど、毎日の積み重ねが大切です。できるだけ早くたるみを解消したいなら、美容医療を検討するのも良いでしょう。自分の顔の悩みにぴったりの施術方法が分からない場合は、美容クリニックなどで相談してみましょう。

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