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男の人は何歳までできる?年齢と生殖能力の関係を徹底解説

男の人は何歳までできる?年齢と生殖能力の関係を徹底解説

男の人は何歳までできるのだろう……そんなふうに考えたことはありませんか?男性の性行為に医学的な年齢上限はないとされていますが、性欲や勃起機能、生殖能力は加齢とともに変化する場合があります。

一方で、その変化には大きな個人差があり、生活習慣や健康状態も深く関係します。

この記事では、性機能や精子の質の年齢による変化、セルフケアや医療的アプローチについて解説。

男性特有の健康を包括的に考える「オムケア」の視点も交えながら、自分に合った対策を考えるヒントを紹介します。

オムケアとは何かを詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

▽オムケアとは?特徴や始め方を解説

3秒でわかるまとめ

  • 男性の性行為に医学的な年齢上限はなく、加齢による性欲・勃起機能の低下は個人差が大きいとされています。EDは20代後半から発症する可能性があり、治療できる場合があります。
  • 男性の生殖能力(精子の質・量)は加齢とともに変化するとされており、とくに40代以降は精子DNA損傷のリスクが上昇する可能性が指摘されています。
  • EDや性機能低下には薬物療法・ホルモン補充療法などの医療的アプローチが可能な場合があります。オムケアとして包括的なサポートを検討することも選択肢の1つです。

男の人は何歳まで性行為できる?EDと年齢の関係

男の人は何歳まで性行為できるかという疑問に対し年代別の変化とEDの主な原因を整理した比較表の図解

男性の性行為には医学的な年齢制限はありません。

ただし、加齢に伴い勃起機能や性欲、男性ホルモンの分泌には変化が見られることがあり、その程度は生活習慣や健康状態によって大きく異なります。

まずは男の人は何歳まで性行為ができるのか、ED(勃起機能の低下)と年齢の関係を紐解いていきましょう。

性行為の年齢上限はない

70代や80代でも性生活を維持している男性はおり、年齢だけで性行為ができなくなるとはいえません。

しかし、加齢に伴って勃起機能や性欲に変化が見られる方は増えていきます。

これは自然な加齢変化の1つであり、その現れ方には個人差があります。

高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病、睡眠不足やストレスなどが、性機能へ影響する可能性も。

つまり、「何歳までできるか」よりも、健康状態や生活習慣を維持できているかが重要なポイントといえるでしょう。

EDと年齢の関係

EDの定義は、「満足な性行為のために十分な勃起が得られない、または維持できない状態」とされています。

完全に勃起しない状態だけではなく、次のような症状もEDに含まれます。

  • 十分な硬さにならない
  • 勃起が途中で弱くなる
  • 性行為を最後まで続けられない

EDは20代後半頃から徐々に増加するとされ、40代以降ではさらに多く見られることが特徴です。

原因は大きく次の3つに分類されます。

原因 主な内容
心因性 ストレス、不安、緊張、トラウマなど
器質性 動脈硬化、糖尿病、高血圧、神経障害など
混合性 心理的要因と身体的要因が重なった状態

EDの原因として、若年層では肉体的・精神的な要因が比較的多く、年齢を重ねるにつれて生活習慣病や血管の変化など身体的要因が関係するケースが増えるとされています。

年齢による性欲・勃起機能の変化

加齢に伴う変化は、年代ごとに特徴が異なります。

年代 主な変化
30~40代 テストステロンが減少し始め、疲労やストレスの影響を受けやすくなる
50~60代 勃起機能や性欲の変化が目立ち始める人もおり、動脈硬化などの影響も受けやすい
70代以降 健康状態や基礎疾患による個人差がより大きくなる

加齢そのものよりも、生活習慣病や運動不足、睡眠不足、喫煙などが性機能に影響しているケースも少なくありません。

男性ホルモン(テストステロン)の減少は、性欲だけでなく、疲労感や気力や筋力の低下などにも関係するとされています。

詳しくは以下の記事でも解説しています。

▽「男性ホルモンを増やす」とは?セルフケアや治療の選択肢

EDに対する医療的アプローチ

EDには薬物療法やホルモン補充療法など、医療的なアプローチが選択肢となる場合があります。

代表的な薬物療法は、PDE5阻害薬(いわゆるED治療薬)です。

血管の働きをサポートし勃起機能を維持するものですが、心臓疾患や服用中の薬との相性など、医師による判断が不可欠です。

男性更年期障害(加齢性腺機能低下症候群/LOH症候群)が背景にある場合には、ホルモン補充療法が選択肢となるケースも。

疲労感・気力低下・性欲低下など複数の悩みがあれば、包括的なケアが検討されます。

どの治療法が適しているかは症状や原因によって異なるため、医師の診断を受けて判断することが重要です。

EDや、サイズ・性欲の悩みなど男性のコンプレックスについてより深く知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

▽男性のコンプレックスは医療的な相談ができる時代に?

ポイント

  • 男性の性行為に医学的な年齢上限はない。
  • EDは加齢だけでなく、生活習慣や基礎疾患など複数の要因が関係する。
  • 性機能の変化が気になる場合は、医療機関へ相談することで選択肢が広がる。

男の人は何歳まで子どもが作れる?生殖能力と年齢の関係

男の人は何歳まで子どもを作れるかについて年代と精子の質の変化やDNA損傷リスクの関係を示した概念図

これまでは、何歳になっても精子が新しく作り続けられるとされていたため、男性の生殖適齢期について活発な議論は行われてきませんでした。

しかし、近年の研究では、60代、70代と年齢が上がるにつれ、女性と同様に男性も妊娠確率が徐々に低下していくことが明らかになりつつあります。

これは、加齢によって精子のDNAが損傷しやすくなることが影響しているためです。

日々新しく作られていたとしても、DNA損傷した精子が増えれば、妊娠しにくくなるという見解です。

まだ研究途上の面もありますが、1番妊娠しやすい年齢は30代前半頃です。

子どもを望むのなら、女性も男性も、計画的に動くと良いでしょう。

まだ先の話と考えている方も、親になるための準備として、日頃から健康状態に気を配っておくと良いかもしれません。

もちろん、年齢を重ねても妊娠・出産に至るケースは多分にありますが、将来後悔しないようにするには、加齢とともに妊娠しにくくなる現状を、お互いに認識しておくことが大切。

人生のライフプランを計画するうえで、きっと役に立つはずです。

ポイント

  • 男の人は何歳まで子どもを作れるかという問いに対し、生殖能力に明確な上限はないが、精子の質・量には年齢による変化が見られることがある。
  • 加齢に伴い精子DNA損傷リスクの上昇が報告されており、妊活では年齢の要因も含め、準備しておくと良い。

精子が老化する要因とは?

男の人は何歳までできるかを考えるうえで要因となる項目をまとめた箇条書きの図解

男性の生殖能力は、30代前半をピークに緩やかに減少していくとされています。

しかし、影響を与えるのは年齢だけではありません。

男の人は何歳までできるか気になる方は、精子の老化を促す生活習慣も見直してみましょう。

■運動不足

運動不足は生殖能力に影響する可能性があります。

肥満の男性は適正体重の方と比較し、精子の数や濃度が低下するとされています。

そのため、精子の健康を維持するには、適正体重のコントロールが重要。

適度な運動は、精子の質を整えることにも役立ちます。

パートナーとウォーキングを楽しんだり仕事の合間にストレッチをしたりして、無理なく続けられるダイエット法を見つけてみましょう。

■喫煙

喫煙習慣は、精子の数や動き、形に影響を及ぼすと考えられています。

また、喫煙はEDを引き起こす原因の1つ。

これは、たばこに含まれるニコチンに血流を悪くさせる作用があるためです。

1日に吸うたばこの本数が多いことや喫煙歴が長いことは、EDのリスクを高めます。

パートナーとの性行為を長く楽しみたいのであれば、この機会に禁煙に取り組んでみても良いかもしれません。

■精神的ストレス

精神的なストレスは、心の健康だけでなく精子の健康にもダメージを与えます。

ストレスを感じると、体内では活性酸素が発生。

活性酸素が過剰に生成されると、細胞損傷や炎症を引き起こし、老化を促進させる原因となります。

老化が進めば、精子のDNA損傷が生じやすくなる可能性も……。

ストレスを緩和させることは難しいかもしれませんが、没頭できる趣味や娯楽を見つけ、なるべくリラックスできる環境を整えていくことが大切です。

心の健康を維持するためにも、自分なりにストレスとうまく付き合う方法を探っていきましょう。

■飲酒

過度な飲酒は、精子の質を低下させたりED発症のリスクを高めたりするリスクがあります。

とくに、毎日のように晩酌を楽しむ方は要注意です。

飲酒の機会が多いと、精液の量や精子の形に悪影響を及ぼすことも。

飲酒は、子どもを希望する女性にとっても気をつけたい生活習慣です。

どの程度であれば妊娠に影響があるのかは明らかになっていません。

しかし、飲酒は適量を楽しむ程度に抑えておきましょう。

■睡眠不足

睡眠は、心身の健康を維持するうえで重要な役割を果たしています。

慢性的な睡眠不足は、生活習慣病の悪化や精神疾患、免疫力の低下をもたらす原因に。

妊活面では精子の質に悪影響を及ぼします。

妊娠を希望する方にとって適した睡眠時間は7~7.5時間程度。

短すぎるのも長すぎるのも良くないため、毎日同じ時間に寝起きするなど、規則正しい生活リズムを心がけましょう。

ポイント

  • 精子の「老化」には、年齢だけでなく、生活習慣も大きく影響すると考えられている。
  • 肥満や運動不足、喫煙、過度な飲酒などは精子の質に悪影響を及ぼす可能性があり、妊活では見直したい習慣である。

このような人は医療機関への相談を検討してみましょう

男性が加齢による性欲や性機能、生殖能力の変化を気にし始めたとき、「自分だけの問題」として抱え込むと不安が大きくなりやすくなります。

次の項目に当てはまる場合は、一度医療機関への相談を検討してみると、選択肢を整理しやすくなるかもしれません。

□ 40代以降から性欲・勃起機能の変化を感じている
□ EDや早漏の症状が3ヶ月以上続いている
□ 性機能低下など複数の不調がある
□ 妊活を考えているが精子に関する不安がある
□ 生活習慣を改善しても変化を感じられない
□ 加齢に伴う変化をオムケアとして包括的に相談したい

ただの加齢による変化と思っていても、その背景には前立腺疾患や男性更年期、生活習慣病などが関係していることも少なくないでしょう。

医療機関では、問診や血液検査、必要に応じてホルモン値の測定などを行い、原因に応じた治療や生活習慣のアドバイスを受けられる場合があります。

妊活中の男女が受けられる医療的サポート

妊活中の男女にとって「男の人は何歳までできるのか」は大きな関心ごとの1つ。

性行為の年齢に上限がないとはいえ、加齢によって妊孕性が低下していくことを考えると、できるだけ早く子どもを授かりたいと考えるのが自然でしょう。

しかし、焦りは禁物です。

現在、不妊治療に関する取り組みは、国や自治体、企業などで積極的に進められています。

ここでは、妊活中のカップルが受けられる医療的なサポートをご紹介しましょう。

公的医療保険が適用されるものと、自由診療で受けられるものに分けて解説します。

■薬物療法

不妊治療を開始すると、多くのケースでタイミング法がファーストステップとなります。

しかし、タイミング法では指定された日に性行為を行う必要があるため、心理的なプレッシャーを感じる男性が少なくありません。

このような義務感やストレスが原因で発症したEDには、シルデナフィルクエン酸塩やタダラフィルなどによる薬物療法が適応となることがあります。

薬物療法は、不妊治療を目的とした場合には保険適用が可能です。

EDによる男性不妊で悩んでいるカップルは、ぜひ一度かかりつけのクリニックに相談してみてください。

■体外受精(顕微授精)

精液所見が悪く自然妊娠が難しい場合は、顕微授精で妊娠を目指せます。

顕微授精とは、細いガラス管を使って1つの精子を卵子の中に注入し、人工的に受精させる方法です。

優良な精子が1つあれば受精が期待できるため、精液所見が悪い方に有用です。

ただし、顕微授精は不妊治療の中で最後のステップに位置する治療法。

経済的負担が大きくなりやすいほか、採卵を必要とするため女性にも身体的負担がかかります。

また、2022年4月より公的医療保険の適用が認められるようになりましたが、回数や対象者は限定されているのが現状です。

対象外の場合は、高額な費用がかかる可能性があることを認識しておきましょう。

■生活指導・栄養療法

自由診療にはなりますが、不妊に悩むカップルへの生活指導・栄養療法として、オーソモレキュラー療法が広まってきています。

採血や尿検査で栄養状態を把握し、食事や生活習慣の見直しを指導する方法を、オーソモレキュラー療法といいます。

オーソモレキュラー療法は男性だけでなく女性も受けられるため、カップルで取り組む方も少なくありません。

体のコンディションを整え、妊娠に向けた体づくりのサポートが可能です。

不妊症の治療法として、近年新たな選択肢となりつつあります。

ポイント

  • 妊活中のカップルは、EDに対する薬物療法や体外受精・顕微授精など、男女双方を対象としたさまざまな医療的サポートを受けられる。
  • 不妊治療目的の一部の治療は公的医療保険の適用対象となる場合があるが、年齢や回数などの条件があるため事前に確認が必要。
  • オーソモレキュラー療法などの生活指導・栄養療法は、妊娠しやすい体づくりをサポートする自由診療の選択肢として取り入れられることがある。

男性の性機能・生殖能力に関するよくある質問

最後に、男性の性機能・生殖能力についてよく聞かれる質問についてお答えします。

Q1.男性は50~60代でも性行為できますか?

A.性行為に医学的な年齢上限はなく、50~60代でも性生活を維持している方もいます。

ただし勃起機能・性欲の変化には個人差があり、EDや男性ホルモン減少が影響する場合があります。

Q2.EDは年齢が原因なら治療できませんか?

A.いいえ。

EDは年齢に伴う変化が背景にあっても、薬物療法や生活習慣の改善、ホルモン補充療法などの選択肢があります。

ただし効果には個人差があり、医師の判断のもとで方針を決めることが重要です。

Q3.男性ホルモン(テストステロン)が減少するとED以外にもどんな影響がありますか?

A.テストステロンの減少は、性欲の低下やEDのほか、疲労感や気力低下などと関連するとされています。

ホルモン補充療法(TRT)が選択肢となる場合がありますが、医師の診断が必要です。

Q4.EDの治療は何科で受けられますか?

A. 泌尿器科・メンズクリニック・美容クリニックなどで対応しているところがあります。

ただし、原因は基礎疾患や心理的なものなど多岐にわたるため、症状・原因によっては内科や精神科などが選択肢となることもあります。

迷ったらまずはかかりつけ医やEDを扱うクリニックに相談してみましょう。

Q5.妊活時は男性も検査を受けたほうがいいですか?

A.はい。

妊活においては、女性側だけでなく男性側の検査も重要とされています。

精液検査やホルモン検査を受けることで精子の状態を早めに把握できるため、生活習慣の改善や医療的サポートを取り入れやすくなります。

男の人は何歳までできるかは、年齢より「向き合い方」で変わる

「男の人は何歳までできる」という疑問に対して、医学的な年齢上限はないとされています。

一方で、加齢に伴い性欲や勃起機能、精子の質などには変化が見られる場合があり、その程度には個人差があります。

近年は、ED治療やホルモン補充療法(テストステロン補充療法)など、男性特有の悩みに対する医療的アプローチも広がってきました。

また、生活習慣の見直しやオムケアを取り入れることで、健康維持につながる可能性もあります。

加齢による変化を「年齢だから仕方ない」と諦めるのではなく、不安や悩みが続く場合は専門医へ相談し、自分に合った対策を検討してみましょう。

【参考】
※1 浜松町第一クリニックの調査データ

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