輪郭3点で理想の小顔を手に入れる!施術の流れと注意点をチェック

輪郭3点で理想の小顔を手に入れる!施術の流れと注意点をチェック

輪郭3点の施術について気になっている方のために、今回は施術の詳細や流れ、ダウンタイムを含めた術後の経過について説明します。ダウンタイム中の症状や感染といったリスク、はたまた輪郭3点術を受けることで死亡リスクはあるのかどうかなど、不安はたくさんあるでしょう。「施術を検討しているけれど、不安がある……」という方のお役に立てる内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。

1.輪郭3点とは?

出典:photoAC

まずは輪郭3点がどのような施術方法で、どんな効果があるのかを確認しましょう。

■輪郭3点は小顔を目指すための施術

「輪郭3点」とは頬骨削り、エラの骨切り、顎の骨切り(オトガイ形成術)の3つを同時に行うことで顔の形を理想に近づける美容医療の施術です。3点からのアプローチで、顔の輪郭を引き締めながら全体のバランスを整えて、よりシャープでスッキリとした印象を作り出します。どの角度から見ても理想的な美しいラインを形成できるのが魅力です。

■どんな効果が期待できる?

小顔効果やフェイスラインのシルエット改善、バランスの取れた端整な顔立ちを目指せるのが輪郭3点の特徴。顎の形や頬骨の位置、エラの出っ張りなど、顔のパーツパーツで気になる箇所に、一度の施術でアプローチできます。

2.輪郭3点の施術内容と流れ

輪郭3点術に興味が湧いてきた方が次に気になるのは、施術内容の詳細と手術の流れではないでしょうか?
それではここからは、施術内容と流れを詳しくチェックしていきます。

■手術の流れ

輪郭3点手術の流れを1つずつ確認していきましょう。

カウンセリング&エックス線やCT撮影

輪郭3点の施術は、まずカウンセリングから始まります。カウンセリングでは、エックス線やCT画像をチェックしながら、どれくらい骨を削るか医師と相談していきます。このとき、しっかりと過去の症例を見たり、自分の理想をどこまで実現できるのかなどを確認したりしながら、納得いくまで説明を受けるようにしましょう。

術前診断

さらに血液検査や心電図の検査などを実施し、術前に必要な診断を行います。
そして術前診断で問題なければ、手術の日程を相談して予約。手術前の過ごし方・注意事項などをよく守ったうえで当日に備えましょう。

麻酔・手術・安静時間

ここからは施術当日の流れです。
まずは麻酔をします。麻酔は基本的には全身麻酔が用いられますが、クリニックによって異なる場合もあるので、しっかり確認しましょう。手術時間はおよそ4時間で、術後はリカバリー(安静にする)時間を取ります。リカバリーの長さは受診先によって異なります。場合によっては入院となるケースもあるので、事前にチェックしておきましょう。

術後の定期受診

翌日以降は、クリニックで定められたとおりに受診をし、経過を観察していきます。腫れや赤み、痛みなど気になることがあれば、かならず相談しましょう。

■使用される技術や方法

輪郭3点の手術は切開を伴って行われます。もともとの顔の形や、個人の希望によって施術の内容は異なりますが、頬骨・エラ骨・顎骨の3点をそれぞれ切ったり削ったり、移動させたりして、理想の形へと近づけます。輪郭3点は骨切り・骨削りによって小顔整形する手術なので、非切開の美容医療に比べて、医師の美的センスや技術が必要です。

3.輪郭3点のダウンタイム期間と経過について

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輪郭3点の手術後のダウンタイムについて、主な症状や期間を確認しておきましょう。

■輪郭3点のダウンタイム

輪郭3点の術後は、腫れ・内出血・むくみ・しびれなどの症状が起こるケースがほとんどです。基本的に腫れや痛みのピークは施術後1~2週間程度で、それ以降徐々に落ち着いていきます。さらに1ヶ月程度はむくみが残るでしょう。

■仕事復帰のタイミングは?

輪郭3点術を受けた場合、退院後(施術後)2日程度空けて、仕事復帰をするのが理想です。とくに痛みや腫れが出やすい翌日や翌々日は、できる限り安静にしておくのが良いでしょう。ただし、肉体労働系の職種の場合はこの限りではありません。体に負担がかかる可能性がある職に就いている方は、必ず仕事復帰のタイミングを担当の医師としっかり相談するようにしてください。

■輪郭3点術後の経過の個人差

もとの輪郭や手術の程度によって、輪郭3点の術後の経過は個人差があります。腫れ・むくみが1ヶ月ほどでおさまる方もいれば、3~6ヶ月程度続く方もいるので、差が生じることを理解したうえで焦らずにダウンタイムを過ごしましょう。しかし、腫れがおさまったのに再度浮腫みが気になるようになったり、術痕から膿が出てきたりした場合は、すぐに受診してください。

4.輪郭3点の費用とクリニック選びについて

美容医療の施術を受けるうえで大切なのは、信頼できるクリニック選びです。ここでは輪郭3点の費用相場と、クリニック選びのポイントを確認しておきましょう。

■輪郭3点の値段はどれくらい?

輪郭3点術は切開を伴う手術であること、全身麻酔を使用するケースが多いこと、骨切りや骨削りに医師の高い技術が必要なことから、費用は高額な傾向にあります。費用相場としては、200~250万円程度かかると考えておくと良いでしょう。もとの顔の状態や、施術内容によって値段は前後するので、参考程度にお考えください。

■クリニック選びのポイントは?

輪郭3点の施術を受けるクリニックを選ぶときは、カウンセリングの丁寧さと医師の実績が鍵です。前述のとおり、輪郭3点は高度な技術が必要となる切開手術です。理想の輪郭かつ、腫れやゆがみのない自然な仕上がりにするためには、医師の技術力とカウンセリングが確かなクリニックを選ぶようにしてください。時間がかかっても、口コミや症例などをチェックして、丁寧に下調べをしたうえでクリニックを選定していきましょう。

5.輪郭3点のリスクと注意点

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輪郭3点は、切開を伴ううえ、骨を削る手術になるのでそれなりにリスクがあります。どんなリスクがあるのかを把握し、手術を受けましょう。

■輪郭3点のデメリットやリスク

輪郭3点術では小顔を目指せるというメリットがある反面、切開を伴うため傷痕が残る可能性や感染のリスクがあり、デメリットも多く存在します。デメリットの部分も理解したうえで施術を受けましょう。
輪郭3点術の主なリスクとしては、術中・術後の出血や感染症、周辺の血管や神経の損傷などが挙げられます。また、顎や唇周りは知覚障害が起こりやすく術後は高確率で生じますが、半年を目途に回復する傾向にあります。ただし、知覚障害がそのまま残ることもあるので注意が必要です。
なお、手術によって嚙み合わせにズレが生じたり、鼻が変形したりする可能性も。輪郭3点術をしたことがバレるのを避けたい方は、このような失敗を生まないためにも、クリニック選びを大切にしましょう。

■輪郭3点の注意すべき後遺症やトラブル

前述のとおり、施術後に生じやすい知覚障害が残ってしまう可能性や、後遺症として嚙み合わせの不合や鼻の変形などのトラブルが起こる場合があります。また、顔面輪郭形成術を受けた方は、皮膚がたるみやすいとも言われています。輪郭3点で、小顔を目指すあまり骨を切りすぎると老後たるみ症状に悩まされる可能性があるので注意してください。

6.輪郭3点と他の施術の違い

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最後に輪郭3点と似ているVライン形成術と、両顎手術について、それぞれの違いを確認しましょう。小顔形成術は輪郭3点だけではなく、以下の施術が自分に合っている可能性もあるので、他の施術方法とも比較したうえで決めるのがおすすめです。

■輪郭3点とVライン形成との違い

Vライン形成は顎先をシャープなVラインに見せるために、エラから顎までのフェイスラインと呼ばれる部分の骨を形成する手術です。輪郭3点でアプローチをする頬骨には手を加えないので、頬骨の形が気になっていない方は、こちらを選択できるでしょう。

■輪郭3点と両顎手術との違い

輪郭3点と両顎手術の大きな違いは、噛み合わせに影響するかどうか。輪郭3点でも嚙み合わせが悪化するリスクはありますが、基本的には影響しない前提で行います。一方で、両顎手術では顎を動かすことで、顔の土台からアプローチをするため、歯並びにも大きな影響があるのです。そのため、両顎手術では歯列矯正術も必要となります。小顔になりたい、頬骨の出っ張りやエラの角張りを直したいだけではなく、しゃくれや口ゴボ、左右非対称など、顎周りに対しての悩みが多い方は両顎手術を選択する必要がありそうです。

まとめ

輪郭3点は、頬骨・エラ・顎の骨を削る・切ることで、理想的な顔の形や小顔を目指すための美容医療術です。切開を伴い、骨を切る手術なので、施術にはリスクがあります。施術によって理想の小顔を手に入れたいと考える方は、事前にデメリットやダウンタイムについてよく理解したうえで、信頼できるクリニックを選び、治療を受けるようにしてください。

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