人中短縮で後悔しないために!外科施術を受ける前に知っておきたい4つのこと

人中短縮で後悔しないために!外科施術を受ける前に知っておきたい4つのこと

「人中短縮を後悔している」といった声は、人中短縮術を検討する方にとって頭を悩ませる原因になるでしょう。一方で、顔に悩みを抱える方が「人中短縮術を受けて自信を持てた」というケースもあります。この記事では、人中短縮を受けて後悔する理由を解説。そのうえで、人中短縮で「失敗した……」と後悔しないために把握しておきたいことをお伝えします。人中短縮術について知識を深めたい方や、手術を受けて後悔したくない方はチェックしてください。

1.人中短縮の手術内容は?

出典:photoAC

人中とは、鼻と上唇の中心にある溝のことです。人中の長さは顔のバランスを左右する要因になり、短い人中は美人の条件ともいわれています。人中が長いために「面長に見える」「老けた印象を与える」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。
この人中の長さに悩む方に役立つ美容医療の1つが「人中短縮術」です。人中短縮術は、人中の一部を切り取り、縫合する方法で行われます。手術を受けると上唇が引き上げられるため、鼻と唇との距離を縮めることができます。鼻と唇との距離が縮まると、上記のような悩みを解消できる可能性があるのです。

2.人中短縮術がもたらすメリット

顔のバランスに悩みを持つ方が人中短縮術を受けると、以下の効果が期待できます。人中短縮術のメリットについて見ていきましょう。

  • 若い印象を与えやすい
  • 小顔の印象を与える
  • 口元のバランスが整う

人中は年齢を重ねるにつれて長くなる傾向があります。そこで人中短縮術を受けると、若い印象を与えやすくなるのがメリットです。人中を短くすると顔全体がキュッと引き締まった印象となり、面長に悩む方も顔のバランスが気になりにくくなるでしょう。また、唇の引き上げによって唇に厚みが生まれるため、魅力のある口元へと導くと考えられます。

3.人中短縮術がもたらすデメリット

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人中短縮術は顔のバランスに悩む方にとってメリットがある一方で、以下のようなデメリットがあります。

  • 切開を伴う人中短縮術は元に戻せない
  • ダウンタイムがある
  • 術後の痛みや出血がある
  • 入浴やメイクの制限がある
  • まれに感染症のリスクがある

人中短縮術を受けて「失敗した」と後悔としても、皮膚を切除する人中短縮術では、元の状態に戻せないのが前提です。ダウンタイムがある点もデメリットの1つ。期間は1~3ヶ月程度と想定され、痛みや赤み、出血を伴うこともあります。一般的には赤みは少しずつひき、傷痕は硬くなり目立ちにくくなるでしょう。
術後2日ほどは傷痕から出血することがあるほか、まれに感染症にかかるリスクもあります。人中短縮術を受ける場合には、これらのデメリットもしっかりと心得ておきましょう。

4.切らない人中短縮の方法

人中短縮術は、メスを入れる外科的治療だけではありません。人中短縮で切らない施術として、A型ボツリヌス毒素製剤(ボトックス)を注入する方法があります。A型ボツリヌス毒素による人中短縮術は、鼻の下から上唇にかけて注射をすることで、唇が上向きになり、人中を短く見せる視覚効果を狙う仕組みです。A型ボツリヌス毒素による人中短縮術にはダウンタイムや術後の傷、痛みがほとんどないのも特徴です。

■人中短縮をボトックスで行うデメリット

一方で、人中短縮術をA型ボツリヌス毒素製剤の注入で行った場合に「失敗した」という意見もあります。A型ボツリヌス毒素による人中短縮術で想定されるデメリットを挙げましょう。

  • 効果が持続しにくい
  • 効果を実感するまでに時間がかかる
  • 口を動かしにくくなる
  • 妊活中も施術ができない

A型ボツリヌス毒素製剤による人中短縮術の効果は、3~6ヶ月程度です。そのため、人中を短く見せ続けるには、定期的に施術を受けなければなりません。また、A型ボツリヌス毒素はダウンタイムがほぼない点はメリットですが、効果を感じるまでには時間がかかります。一般的に1~2週間かかるため、即効性を求める方にはデメリットかもしれません。
また、A型ボツリヌス毒素には筋肉を緩める作用があるため、一時的に口を動かしにくくなる傾向もあります。妊娠中や授乳中はもちろん、妊活中も避けるのが望ましいとされています。A型ボツリヌス毒素製剤による人中短縮術を受けた場合、2~3ヶ月ほど経ってから妊活を開始しましょう。

5.人中短縮で後悔してしまうのはなぜ?

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人中短縮術を受けると顔のバランスが整い、自信がつく方もいるでしょう。にもかかわらず「人中短縮で失敗した」という声や、「後悔した」という内容のブログやX(旧ツイッター)が見られます。ここまでで解説したデメリットをふまえ、失敗例とともにその理由をお伝えしましょう。

■傷痕が残った

人中短縮術は皮膚を切開するため、不適切な切開や縫合を行った場合や、個々の体質によっては傷痕が残るケースがあります。経験や実績が豊富で技術が高い医師であれば、傷痕が目立たないように配慮してくれると期待できるため、チェックしておきましょう。

■鼻の形がいびつになった

過度な人中短縮で起こる可能性がある失敗例です。人中短縮術は皮膚を引き上げる手術ですが、引き上げにより鼻先の向きが崩れたと感じる方がいます。
鼻の軟骨や皮膚への施術が不適切な場合は、鼻が歪んだ印象に見えることもあります。鼻の歪みは見た目が良くないだけでなく、呼吸や鼻の通りにも影響するので注意したい点でしょう。

■鼻の穴が大きくなった

人中短縮術は鼻の下部の皮膚を引っ張ります。引っ張ることによって、小鼻が広がって見える方がいるのも事実です。とくに、もともと人中が長く小鼻が大きめの方の場合、小鼻が横に広がって見えてしまうため、人中短縮を後悔する結果を招くと考えられます。

■唇が厚くなった

人中短縮術では、上唇を引き上げるためにふっくらとした魅力的な唇になるのがメリットです。一方で、当初から唇が厚めの方は上唇が厚くなりすぎて“たらこ唇”のようになり、人中短縮術を受けたことを後悔するケースもあります。

■口が閉じにくくなった

もともと人中が短めの方や、過度に短縮を行った場合、口元へのリスクが高まるでしょう。人中短縮術は上唇を上向きに引っ張る手術のため、術後に口が閉じにくくなることもあります。また、笑うと歯茎が見えやすいガミースマイルの方は、人中短縮術を受けることでひどくなる恐れがあるため、人中短縮は適さないことも。ほかの方法もあわせて検討するのがおすすめです。

6.人中短縮で後悔しないためにできる4つのこと

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ここまでの解説により、人中短縮術は顔の悩みを持つ方には、メリットのある美容医療であることがわかります。一方で、人中短縮術によって「失敗した」と感じる方もいるため、人中短縮術にはデメリットがあるのも事実です。
では、人中短縮術を受けると決めた場合に、できる限り後悔しないためのポイントを解説しましょう。

■信頼のおける医師に依頼する

切開をする人中短縮術は、たとえ「失敗した」と思っても術前の状態には戻せません。失敗を避けるには、手術実績が豊富でスキルの高い医師に依頼することが重要です。そのためには、クリニックのホームページで医師の経歴や実績を確認するほか、SNSや口コミなども参考にすると良いでしょう。丁寧なカウンセリングをしてくれるクリニックも、信頼できる要素の1つです。術後のイメージを医師としっかりすり合わせることも失敗を防ぐポイントになります。
また、手術費用が安いからといって、決断を急がないようにしましょう。しっかりと詳細を聞いたうえで、納得して手術を受けることが大切です。

■体調の不安や病気は申告する

手術当日や直近での体調の不安や、体質、持病などは医師に必ず伝えておきましょう。自身の体についてしっかりと伝えておかなければ、想定外の失敗やトラブルが発生する恐れがあるからです。

■.ダウンタイムの過ごし方に気を配る

ダウンタイム期間の過ごし方を誤ると、傷痕が残る、炎症を起こすなどのリスクが高まります。傷口を触る行為は、傷口が炎症を起こすリスクがあるため避けましょう。大きな口を開けての会話や食事など、口元を極度に動かす行為や、血行が良くなる行いも避けて過ごすのが賢明です。

■クリニックのアフターケアを把握する
人中短縮術を後悔しないために、クリニックのアフターケアもチェックしておきましょう。万が一、術後に出血や炎症が起きた際に適切な対処をしてもらえるため、確認しておけば不安も軽減します。クリニックによってアフターケアの内容は異なるため、カウンセリングの際に尋ねてみると良いでしょう。

まとめ

人中短縮術を受けて後悔や失敗を感じる方の背景には、鼻や口元の仕上がりイメージが想像と違った、傷痕が残った、などがあります。人中短縮は、顔のバランスに悩む方にとってメリットのある施術です。人中短縮術を受けて後悔しないためには、信頼できる医師選びや、術後のイメージを固める、術後のアフターケアやダウンタイムの過ごし方に注意しましょう。

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