「おすすめの豊胸手術を知りたい」というニーズに応え、豊胸手術の方法とおすすめクリニックをご紹介します。「自分のバストサイズに不満がある」「形を整えたい」といった方にぴったりの内容です。ただし、豊胸手術は失敗のリスクがゼロではありません。どのような失敗例やリスクがあるか、そしてクリニック選びのポイントまで解説します。
1.豊胸手術ってどんなもの?種類は?
豊胸手術とは、胸のサイズや形を整えるための手術です。「バストサイズがコンプレックス」「豊胸して芸能人のような美しいバストになりたい」といった方に選ばれる美容整形術で、おもに次の3つの方法があります。
■脂肪注入豊胸
まずは、脂肪注入豊胸についてみていきましょう。
どんな施術?
脂肪注入豊胸は、自分の脂肪を吸入したものをバストに注入する施術です。自分自身の脂肪を利用するためアレルギー反応などの心配がなく自然な仕上がりが見込めます。一方で、ダウンタイムが長め(脂肪吸引部分)で、費用は80~150万円と高い傾向にあります。
脂肪注入豊胸が向いている人は?
やわらかく自然なバストを求めている方は脂肪注入豊胸が向いています。豊胸してる人の特徴の1つに“触り心地に違和感がある”がありますが、脂肪注入豊胸であればこれを回避しやすいでしょう。自分自身の脂肪を利用するという点では、余分な脂肪を取りたい方にもおすすめの方法です。また、半永久的な効果が欲しい方も脂肪注入豊胸であれば満足度が高いでしょう。
■ヒアルロン酸注入豊胸
続いては、ヒアルロン酸肪注入豊胸についてみていきましょう。
どんな施術?
ヒアルロン酸注入豊胸は、胸元にヒアルロン酸を注入する施術です。ほかの施術に比べると手軽に受けられる施術で、ダウンタイムは比較的短い傾向にあります。メスを使わないため傷痕も少ない点が特徴です。ただし、アップできるバストサイズや効果の長さは脂肪注入豊胸には劣ります。費用は70~80万円が平均となっています。
ヒアルロン酸注入豊胸が向いている人は?
注射による施術なので、手軽にバストアップしたい方やメスを使いたくない方にぴったりの豊胸手術です。また、バストの形を調整したい方にも向いている方法です。
■シリコンバッグ豊胸
続いては、シリコンバッグ豊胸についてみていきましょう。
どんな施術?
シリコンバッグ豊胸は、脇下や胸下にメスを入れてシリコンバッグを挿入する豊胸手術です。大き目のバストサイズが叶い、効果も半永久的なのが特徴です。シリコンバッグを入れる際の傷痕がやや大きく、治るまで1年ほどかかる場合がある点には注意が必要。費用は50~100万円ほどで幅はありますが、豊胸手術の中では高めの費用がかかると考えておきましょう。
シリコンバッグ豊胸が向いている人は?
シリコンバッグ豊胸は、2カップ以上バストサイズアップを図りたい方や形にこだわりがある方に選ばれやすいようです。また、体に吸収されることがないシリコンを入れるため、半永久的な効果が欲しい方にも向いています。
2.豊胸で後悔しないために知っておきたい失敗リスク
豊胸で失敗すると芸能人のようなバストどころか、日常の生活でも困ってしまう可能性があります。「失敗リスクがあるなら豊胸をやめた方がいい」と思うかもしれませんが、リスクを知ったうえで信頼できるクリニック選びにつなげることが大切です。
■脂肪注入豊胸の失敗例
豊胸手術で脂肪注入をした際の失敗例・後悔ポイントとしては、脂肪がバランス良く分布しなかったり、施術部位が硬くなったりするケースが挙げられます。バランスの悪さは脂肪がしこりになることや医師の技術不足が原因と考えられますが、痛みなどがなければ大きな問題はありません。なお、硬くなって痛みが出てきた場合は石灰化の可能性があるため、施術を受けたクリニックを受診しましょう。
脂肪が体に吸収されてしまう、脂肪採取量やバストへの生着量などから思ったよりもサイズが大きくならないこともあります。
■ヒアルロン酸注入豊胸の失敗例
ヒアルロン酸注入豊胸でも、ヒアルロン酸が均等に分布しない、硬くなったりしこりができたりするといった失敗例があります。これらは注入するヒアルロン酸の量が多いことや注入場所が本来より浅いことが原因。ただし、バストが硬くなるのは体質によるケースも少なくないため、気になったら診察してもらうのがおすすめです。また、ヒアルロン酸注入豊胸の場合は感染症のリスクもあります。
今回取り上げた3つの豊胸手術の中では効果の持続が短く、ヒアルロン酸が体に吸収されてすぐにバストが小さくなってしまったと感じる場合があることも覚えておきましょう。
■シリコンバッグ豊胸の失敗例
豊胸手術でシリコンバッグを入れた際には、シリコンバッグの破裂や移動(左右差)、硬化などの失敗例があります。これらの原因には、外からの刺激や石灰化、カプセル拘縮の可能性が考えられます。カプセル拘縮はシリコンバッグを包む被膜が厚く硬くなっている状態のこと。適切な手術を受けていても発症する可能性があり、失敗ではありません。いずれにしても施術を受けたクリニックで診てもらいましょう。
また、シリコンバッグ豊胸でも感染症のリスクがあり、感染症の進行や皮膚の圧迫による血流悪化が原因で皮膚が壊死してしまうこともあります。
3.【バスト専門】豊胸手術ができるおすすめクリニック3選
ここからは、バストに特化しており、豊胸の専門性が高いクリニックをご紹介していきます。
■先端の豊胸術に注目「LOCHIC CLINIC GINZA」
東京都中央区銀座にある「LOCHIC CLINIC GINZA」は、オリジナルのシリコンバッグ豊胸術「完全直視下法」を行うクリニックです。微細な調整や出血をゼロに近づける方法で、医学誌でも最前線の豊胸術として論文が取り上げられており、注目したい豊胸手術です。
手術の半数は他院の豊胸術の修正ということや、他院ではできなかった施術を受けていることから技術の高さがうかがえます。豊胸術としてはシリコン豊胸、脂肪注入豊胸、両者を組み合わせた「ハイブリッド豊胸」が選べます。
■バストの健康までトータルケア「NAGUMO CLINIC」
東京都千代田区の東京院をはじめ全国4ヶ所にクリニックがある「NAGUMO CLINIC」。豊胸といったバストの美容だけでなく、バストの健康や機能までトータルケアできるクリニックです。乳がん検診や治療も受けられるため、豊胸手術後も専門性を持って診てもらえるでしょう。
医師・看護師・カウンセラーがバスト医療の教育を受けている点も特徴です。母娘での来院や、紹介、海外から訪れる方もいるほどで、信頼と技術力の高さがうかがえます。豊胸術としてはシリコンバッグ豊胸、脂肪注入豊胸、ヒアルロン酸注入豊胸に加えて「注入型インプラント豊胸(ミアフェムテック)」、「エイジングブレスト豊胸」が選べます。
■手厚い保証制度あり「BUST CLINIC」
東京都港区にある「BUST CLINIC」はバストに特化しており、メニューは豊胸に関するものだけ。こだわりのラインナップが特徴です。初めての方におすすめ、プチシリコンを使った「ワンナップ豊胸」やプチシリコンと脂肪注入を組み合わせた「ナチュラルハイブリッド豊胸」、シリコンバッグと脂肪注入のデメリットを補い合った「プレミアムハイブリッド豊胸」などが選べます。
手厚い保証制度があり、再診や処置、処方薬の費用は不要。手術後の通院費用も一切かからず、術後1年間サポートを行っています。海外を含む遠方からの来院者には交通費補助(上限30,000円)も。
4.クリニックはこう選ぶ!ポイント5つ
豊胸手術で後悔しないために、クリニック選びのポイントを5つ押さえておきましょう。
■価格だけで判断はNG!トータルコストも考えて
価格の安さでクリニック選びをする方もいると思いますが、設備が不十分だったり医師のスキルがあまり高くなかったりという可能性があるため、価格だけで選ぶことは避けましょう。今回ご紹介したように施術方法によって価格は異なるうえ、オプションによっても価格は変動することにも留意しましょう。
■症例数はどのくらい?実績の多さ=満足度につながる
豊胸手術の症例数が多いほど、さまざまなバストと向き合ってきている証。クリニック選びの際には、症例数を公式サイトの掲載情報で確認しましょう。経験が多い分、希望に沿った施術の提案をしてもらいやすいでしょう。また、実績が豊富なほど質の高い手術を受けられる可能性も高いといえます。
■カウンセリングはしっかりと!リスクの説明はある?
理想のバストはしっかり伝えることが大切です。どのような仕上がりを求めているか医師にきちんと伝達されていないと「思ったのと違った」と後悔につながってしまう可能性が。十分なカウンセリング時間を取ってくれるか、リスクの説明までしてもらえるかもチェックすると良いでしょう。理想も大事ですが“自分の体型に合った施術”を相談できることもポイントです。
■アフターフォロー体制は?万一のトラブルに備えて
豊胸手術後も経過観察、トラブルケア、メンテナンス施術などをしてもらえるか確認しましょう。また、それぞれどのような内容と対応なのかも要チェック。充実したフォロー体制は、豊胸技術に自信があるクリニックという見方もできます。
■口コミは1つの判断材料に
評判や口コミだけでクリニックを決めるのはおすすめできませんが、1つの判断材料として使うのは良いでしょう。偏ったサイトもあるため複数のサイトを確認して、どのような手術内容か、対応などをチェックしましょう。
まとめ
おすすめの豊胸手術ができるクリニックを3つご紹介しましたが、どれも特徴が異なります。豊胸手術に求めるものはバストアップなのか形なのか、また手軽さか半永久的な効果か……。「ここは良さそう」と思っても、複数のクリニックを比較検討して決めるようにしましょう。豊胸手術の種類も、自分自身が向いている方法と医師がすすめる方法で異なる可能性もあります。カウンセリング時間もしっかりと取り、理想のバストへの一歩を踏み出しましょう。
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