フォトフェイシャルの料金は、どのくらいが相場なのかをご紹介します。料金でクリニックを選ぶ際のポイントや注意点などもまとめました。フォトフェイシャルの施術を受けたい場合、無理なく通うために料金に注目することは大切です。ただし、料金ばかりに気を取られると、クリニック選びに失敗する可能性もあります。料金や技術など、トータルで納得できる施術を受けるために、今回ご紹介する内容をしっかり参考にしてみてください。
INDEX
１．フォトフェイシャルってどんな施術？
多くのクリニックで導入されているフォトフェイシャル。IPL（Intense Pulsed Light）という広範囲に広がるフラッシュライトを照射することで肌の悩みにアプローチする施術です。IPLは、シミの原因となるメラニン色素や赤ら顔の原因とされるヘモグロビン色素など、複数の色素に反応する特徴があるため、幅広い肌トラブルの治療に用いられます。具体的には、シミや赤ら顔、ニキビ痕による色素沈着、毛穴の開きなどが代表的です。
また、フォトフェイシャルは肌の真皮層まで届く波長の光を照射することにより、エラスチンやコラーゲンを生成する線維芽細胞を活性化させる働きも期待できます。そのため、たるみやシワなどへのアプローチが可能です。
フォトフェイシャルの基本的な施術の流れは、クレンジングを行って肌を清潔にした後、専用のジェルを塗布し、IPLを照射します。仕上げに患部を冷却し、施術は完了です。施術の痛みは、個人によって感じ方に違いがありますが、輪ゴムではじかれるような感覚が一般的。施術後にかさぶたができることがありますが、メスを使用する美容整形などとは異なり、ほとんどダウンタイムはありません。施術後すぐにメイク可能で、入浴も当日からできます。治療回数の目安は、3～4週間に1度の間隔で3～6回程度。ただし、個々の肌状態によって異なります。
２．フォトフェイシャルの目安料金
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クリニックや照射範囲などによっても異なりますが、全顔の施術で1回あたり約1～3万円がフォトフェイシャルの価格相場です。クリニックによっては頬や首、デコルテといったように部分的に照射するメニューを展開している場合があり、料金に差があることもあります。
フォトフェイシャルは、複数回施術を受けることで効果を実感しやすくなる治療法です。そのため、コースや回数券を取り入れているクリニックも多い傾向。こういったコースや回数券を活用することで、料金の割引制度を取り入れているクリニックもあります。また、通常よりも安いトライアル料金が設定されている場合も。カウンセリングの機会などを活用して、各クリニックのメニュー詳細や料金設定をしっかりチェックしてみてください。
３．フォトフェイシャルを料金に注目して選ぶ際のチェックポイントは？
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フォトフェイシャルを料金に注目して選ぶ際のチェックポイントをご紹介しましょう。
■施術範囲をチェック
他のクリニックのフォトフェイシャルに比べて安い値段設定の場合は、頬や首といった部分的な照射に限られているケースがあります。料金だけでなく、どの部分に照射するプランなのかをきちんと確認し、自身が悩んでいる部分にアプローチできるプランを展開しているクリニックを選びましょう。
■カウンセリング料や初診料が含まれているかチェック
クリニックによっては、カウンセリング料金や初診料が別途必要になるケースがあります。この場合、フォトフェイシャルの料金にカウンセリング料と初診料が加算されるため、注意が必要です。どこからどこまでが料金に含まれるのかきちんと確認し、無理のない予算で通えるクリニックを選びましょう。
■料金設定が安すぎないかチェック
丁寧なフォトフェイシャルの施術を行うにはそれなりにコストがかかるもの。安すぎる価格設定の場合、何かしらの工程が省かれている、アフターケアがほとんどないなど、満足のいくフォトフェイシャルの施術が受けられない可能性があります。ご紹介した相場料金を参考に、適切な金額設定をしているクリニックを選ぶことも覚えておきたいポイントです。
■カウンセリングが丁寧かチェック
フォトフェイシャルを選ぶ際、料金と一緒にカウンセリングで十分な相談ができるかも大切なチェックポイントです。カウンセリング時間が十分確保してあり、肌状態をしっかりチェックしてくれるクリニックを選ぶことで、自身の不安を軽減し、適切な施術が受けられるはずです。
このとき、クリニックの雰囲気をはじめ、医師や看護師とコミュニケーションが取りやすいかどうかも確認してみてください。これらのポイントをクリアにしておくことで、通いやすくなります。実際にクリニックに足を運んで見極めるのはもちろん、公式サイトなどの症例や口コミを参考にするのも1つの手段です。
４．フォトフェイシャルを料金に注目して選ぶ際の注意点
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フォトフェイシャルを料金に注目して選ぶ際の注意点をまとめました。クリニック選びを失敗しないために参考にしてみてください。
■エステサロンでのフォトフェイシャルとは別物と理解する
フォトフェイシャルという名前の施術は、美容皮膚科などのクリニックだけでなく、エステサロンでも導入されていることがあります。エステサロンで行っているフォトフェイシャルは、クリニックよりも出力の低い機械によって施術を行うのが一般的。エステサロン用に開発された機械を使用するため、クリニックのフォトフェイシャルの機械とは別のものを使用します。エステサロンでのフォトフェイシャルは、治療という位置づけではなく、トリートメントに近い感覚の施術です。
クリニックに比べてエステサロンでのフォトフェイシャルのほうが安い料金である傾向がありますが、施術内容自体が異なるため、自身の悩みや希望にマッチしたアプローチができる手段を選択してください。
■トライアルやクーポンを使って複数のクリニックを受診しない
トライアルやクーポンを使うことで初回価格が安くなるからと、複数のクリニックを転々としないことも注意点の1つです。トライアルやクーポンは、あくまで肌トラブルが起きないか、施術が肌にマッチするかといったことを確認するため弱めの出力で施術することが多い傾向。トライアルやクーポンを活用していろいろなクリニックに行くことで、弱い出力での施術が続き、思うような結果が得られない可能性があります。また、クリニック側に肌状態を把握してもらいにくくなり、自身にマッチした施術が受けられないというデメリットも。クリニックを1つに絞り、同じところに通うようにしましょう。
■コースの契約条件に要注意
コースや回数券を購入することで、1回あたりの施術料金が割安になるメニューを展開しているクリニックもあります。こういった場合、必ず契約書などの有効期限を確認しましょう。フォトフェイシャルは、一般的に3～4週間に1度の間隔で施術を行います。この施術間隔を加味したうえで、購入した回数の施術が期限内に消化しきれるかどうかチェックしましょう。体調不良や急な仕事などによって思うように通えない可能性があることを考慮して、余裕を持ったスケジューリングができるかどうかも確認しておきたいポイントです。
また、万が一体調が悪くなったり、引っ越しすることになったりして物理的にクリニックに通えなくなる可能性もゼロではないため、中途解約に関する条件も把握しておきましょう。
■オプションはつけすぎない
フォトフェイシャルにオプションを組み合わせることで、より効率的に治療できる場合があります。ただし、当たり前ですがオプションをプラスするには、追加の料金が発生することを頭に入れておきましょう。あれもこれもとオプションをつけすぎると結果的に費用が高額になります。必要なものを見極め、きちんと提案してくれるクリニックを選ぶことが大切です。ときには、断る勇気を持つことも忘れてはいけません。
まとめ
クリニックで行うフォトフェイシャルは、シミや赤ら顔、小ジワやたるみなど、幅広い肌悩みにアプローチできる治療法です。そのため、1度の施術で、複数の肌悩みにアプローチすることが可能。目安となる料金を参考に、自身にマッチしたクリニックを選びましょう。料金に注目してクリニックを選ぶ際には、施術範囲や料金内にカウンセリングや初診料が含まれているかなどを確認することが大切です。コースを契約する場合にはその条件を確認し、最後まできちんと通えるクリニックを選らんでください。
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