「正中線はいつ消える?」と悩んでいる方はいませんか?産後の体には、妊娠中にできた正中線や妊娠線といったさまざまな肌トラブルが残ることがあります。
今回は、正中線がいつ消えるかの目安や、妊娠線との違い、目立たなくする方法などをご紹介します。
正中線に対応するおすすめの美容医療についてもお届けするので、ぜひチェックしてみてください。
そもそも正中線とは?妊娠線との違いは?

妊娠中は、体にさまざまな変化が現れます。
中でも多くの方が気になるのが“正中線”と“妊娠線”ではないでしょうか。
これらはどちらも妊娠中に見られる現象ですが、それぞれ異なる原因と特徴があります。
まずは、正中線と妊娠線の違いについて見ていきましょう。
【正中線】おへそを中心に縦に1本伸びる線
正中線は、妊娠中にお腹に現れる縦のラインのことを指します。
通常、おへそを中心に上下にまっすぐ伸びており、妊娠前でも薄く見えることがありますが、妊娠中により目立つようになります。
正中線がくっきりと現れる理由は、ホルモンの影響です。
妊娠中はホルモンバランスが変わり、メラニンの生成が活発化します。
このメラニンの増加により、正中線が濃く見えるのです。
【妊娠線】スイカの縞模様のような線
妊娠線は、皮膚が急速に伸びることで皮膚の下の組織が裂け、表面に現れる線です。
妊娠中にお腹が大きくなるにつれて皮膚が引き伸ばされ、コラーゲンやエラスチンといった皮膚の弾力を保つ成分が損傷を受け、皮膚に亀裂が入ります。
妊娠線は、お腹以外にも胸や太ももなどにも現れることもあるのが特徴です。
British Journal of Dermatologyに掲載された妊娠線予防に関するレビュー*では、最大で9割の方に起こる可能性があると言われています。
最初は赤や紫色をしており、時間が経つとともに目立たないようになります。
しかし完全に消えることはなく、薄い痕として残る場合が多いため、妊娠線予防のケアが大切です。
正中線ができる原因
ここでは、正中線ができる原因について解説します。
ホルモンの影響で濃くなる
正中線は、妊娠に関係なくすべての人に生まれつき存在する、おへそを中心に縦に走る細い線です。
普段はとくに目立たず、妊娠してもできない人もいますが、妊娠中に増加するプロゲステロンというホルモンがメラニン生成を促進することで、お腹の正中線がはっきりと浮き出るようになります。
そのため、妊娠線と違い正中線予防のケアは難しいと考えられます。
妊娠中に皮膚が薄くなる
妊娠が進んでお腹が大きくなり皮膚が引き伸ばされることも、正中線が目立ちやすくなる原因の1つです。
また、正中線には、濃くなる人とそうでない人がいます。
これはホルモン分泌量の違いや、遺伝的要素、メラニンの生成量などが影響するためです。
正中線はいつ消える?

正中線は妊娠中に目立つようになりますが、一時的なもので時間とともに自然に薄くなっていきます。
一般的には、出産後半年から1年ほどでほとんど消えると言われていますが、完全に消える時期は個人差があり、ホルモンの変化や肌の状態によって異なります。
正中線がいつ消えるのか不安になるかもしれませんが、ホルモンバランスが整うにつれてメラニンの生成が減少し、正中線も次第に目立たなくなる傾向にあるため、焦らず自然に消えるのを待ちましょう。
正中線を目立たなくする方法
正中線は自然に薄くなりますが、より早く対処するためには、正中線を目立たなくする方法を取り入れると良いでしょう。
ここでは、正中線を目立たなくする対処法についてご紹介します。
お腹の肌を保湿
正中線を目立たなくするために、重要なのが保湿です。
皮膚が乾燥すると新陳代謝が低下し、メラニンの排出がスムーズに進まないため、正中線が消えにくくなります。
お腹の肌をこまめに保湿し、うるおいを保つことで皮膚のターンオーバーを促しましょう。
保湿クリームやオイルなどを活用し、肌の水分を保つ習慣をつけることが大切です。
ビタミンCを意識的に摂る
ビタミンCは、美肌を保つために欠かせない栄養素です。
とくにメラニン色素の過剰生成を抑える作用があり、産後の健やかな肌を保つために役立ちます。
積極的にビタミンCを含む食品を摂取することで、肌の再生力を高めましょう。
野菜や果物など、ビタミンCが豊富に含まれる食材を日常的に取り入れるほか、サプリメントで補うのも1つの方法です。
バランスの良い食事
妊娠中や産後のホルモンバランスを整えるためにも、バランスの取れた食事は重要です。
たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、健康を保つために必要な栄養素をしっかりと摂りましょう。
すると、新陳代謝が整いやすくなり、正中線のケアにつながる可能性があります。
産後は赤ちゃんの世話で忙しくなりますが、簡単に準備できる栄養価の高い食材を選びバランスの良い食事を心がけましょう。
質の高い睡眠
質の高い睡眠を取ることも、新陳代謝を促進するうえで大切です。
睡眠中には体の修復や再生が行われるため、正中線を薄くするためにも十分な睡眠を確保する必要があります。
産後は、不規則な生活になりがちですが、少しでも質の良い睡眠を取るためにリラックスできる環境を整え、短い昼寝を取り入れるなどの工夫をしましょう。
体を温める
体を温めることも正中線を目立たなくするために大切です。
体を温めることで血行が促進され、皮膚のターンオーバーがスムーズに。
すると、新陳代謝が良くなり正中線を薄くするのに役立ちます。
体調に問題がなければ、入浴中にリラックスしながらお腹をやさしくマッサージするのも、血行を促進する1つの方法です。
どうしても消えないときは美容医療を検討する
正中線がどうしても消えない場合は、美容医療を検討するのも1つの方法です。
産後はホルモンバランスの変化によって、正中線以外にも肌のトラブルが生じることがあります。
美容クリニックでは、専門家によるさまざまなアプローチが可能です。
産後に体調が整ってから、医師と相談しながら必要に応じて適切な治療を受けるのもよいでしょう。
正中線を目立たなくする美容医療

妊娠線は完全には消えずに残ることがあります。
一方で、正中線は時間の経過とともに自然に薄くなるケースが多いものの、気になる場合は美容医療でのケアを検討することもできます。
正中線や妊娠線を目立たなくするためには、以下の美容医療がおすすめです。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、薬剤を使って皮膚の表面を剥離し、新しい皮膚の再生を促す治療法です。
正中線や妊娠線の色素沈着を薄くすることで、目立ちにくくなる効果が期待できます。
また、皮膚のターンオーバーを促進するため、肌の質感改善にも役立つでしょう。
ダーマペン
ダーマペンは、微細な針を使い肌に小さな傷をつけ、皮膚の自然な修復作用を活用してコラーゲン生成を促す治療法です。
妊娠線の凹凸や正中線の色素沈着を目立ちにくくするほか、肌を滑らかにしたり引き締めたりする効果も期待できます。
プルリアル(肌育注射)
プルリアルは、自己修復能力をサポートして肌質の修復や改善を目指す肌育注入治療です。
皮膚の内側に栄養を注入して、ダイレクトに真皮層までアプローチできるのが特徴。
注入する栄養は、ポリヌクレオチド(PN)とマンニトール、非架橋のヒアルロン酸を組み合わせた「プルリアルデンシファイ(Pluryal® Densify)」、「プルリアル シルク(Pluryal® SILK)」などが用いられます。
傷痕修正アートメイク
治療では改善が見込めない正中線や妊娠線は、視点を変えてみるのも1つの方法です。
消すのではなく医療アートメイクで隠すという方法なら、凸凹がなくなるわけではないものの、色ムラをカバーして日常生活で気になりにくくなります。
素肌になじむカラーをオーダーメイドすることで、周囲の肌になじんで目立たない自然な仕上がりが期待できます。
まとめ
正中線はいつ消えるか、妊娠線との違いや対処法などについてご紹介しました。
妊娠中から産後に現れる正中線や妊娠線などの肌トラブルは、多くの女性が経験する悩みです。
正中線は時間とともに自然に薄くなりますが、目立たなくするためには保湿や栄養摂取などの日常のケアに加え、美容医療を活用するのも1つの方法です。
ぜひ、肌状態に合わせた美容医療で、産後の美しさを保つケアを行いましょう。
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【施術期間および回数の目安】2~4週間ごとに複数回 ※状態によって異なります。
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【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと、個人輸入手続きが行われています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参考ください。
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【リスク・副作用等】発赤、腫れ、疼痛、内出血、かさぶた、色素沈着、感染、瘢痕の悪化など
【未承認医薬品・医療機器に関する注意事項について】
・本施術で使用する機器および付属する薬剤・チップ等は、日本国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認の医療機器を含む場合があります。
・施術に用いる機器等は、医師の責任のもと個人輸入手続きを行っている場合があります。詳細は厚生労働省の「個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報」をご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・同一の使用目的において、国内で薬事承認を取得している同等の医療機器が存在しない場合があります。
・海外において使用実績はありますが、日本国内で有効性および安全性が公的に承認されたものではありません。
・万が一重篤な副作用が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。


