セラピューティックが美容医療初心者でも始めやすい理由をご紹介しましょう。また、セラピューティックの概要や使用する主なアイテム、よくある疑問についても解説します。肌質を変えたい、理想の肌を目指したいといった方にとって、強い味方となってくれるプログラムがセラピューティックです。美容医療を受けたことがなく不安、詳細が分からず一歩踏み出せないなど、悩んでいる方は参考にしてみてください。
INDEX
1.セラピューティックって?まずは概要をご紹介
最初にセラピューティックの概要からチェックしていきましょう。
■セラピューティックはゼオスキンヘルスを使った肌の集中治療プログラム
セラピューティックとは、ドクターズコスメを展開する『ゼオスキンヘルス(ZO® Skin Health)』のアイテムを使用した、肌の集中治療プログラムです。同ブランドが展開するアイテムの中には、メラニンの生成を阻害するハイドロキノンを配合したアイテムが含まれています。
医師の指導にそってこれらのアイテムを一定期間に集中して使い、理想の肌を目指すプログラムがセラピューティックです。セラピューティックでは、乾燥やシワ、シミやニキビ、毛穴の開きなど、幅広い肌悩みにアプローチ可能。普段使っている化粧品ではなかなかトラブルが解消しなかった、できるだけ効率的に肌状態を整えたいといった方にとって、必見のプログラムです。
■ゼオスキンヘルスってどんなブランド?
『ゼオスキンヘルス』は、35年以上かけて開発した、結果を重視したスキンケアアイテムを展開するブランドです。セラピューティックで使用する『ゼオスキンヘルス』のアイテムは、美容皮膚科などでのみ購入できる医療機関専売品。医師の診察を受け、経過をチェックしてもらいながら使用するのが基本です。
クレンザーと呼ばれる洗顔料から日焼け止めまで、ライン使いできる商品が複数ラインナップされています。同じクレンザーの部類でも複数アイテムが展開されるなど、商品によっては肌質に合わせてアイテムを選ぶことが可能です。つまりそれは、より個々にマッチしたスキンケアアイテムを使用して治療が進められるということ。幅広い肌悩みにアプローチし、健康的な肌状態へと導きます。
2.セラピューティックに使用するゼオスキンヘルスのアイテム
『ゼオスキンヘルス』のアイテムを使用するセラピューティックのおよその治療期間は12〜18週程度です。どのようなアイテムを使って治療を進めていくのかをチェックしていきましょう。
■肌を清潔にする洗顔料
『ゼオスキンヘルス』が展開する洗顔料(クレンザー)は4種類あり、使用感や肌質にマッチしたアイテムを選択することが可能です。
保湿成分としてヒアルロン酸を配合したクリームタイプの「ハイドレーティングクレンザー」と、抗炎症作用や抗酸化力があるとされる植物エキスブレンドを配合したジェルタイプの「ジェントルクレンザー」。そして、角質柔軟成分としてサリチル酸を配合したジェルタイプの「エクスフォリエーティングクレンザー」、泡立たないタイプの「バランシング クレンジング エマルジョン」の全4種類があります。
これらのクレンザーは、毎日、朝晩に使うことができるアイテム。軽いメイクであればダブル洗顔の必要はないため、時短でのスキンケアも叶います。まずは顔や手を濡らし、500円玉程度の量を手に取り出してしっかりと泡立てて使用するのが基本です。その後40~60秒ほどやさしくマッサージするように洗顔しましょう。ただし「バランシング クレンジング エマルジョン」は泡立たないため、直接肌に塗布して使用します。
■肌を整える化粧水
洗顔後に肌を整える化粧水が「バランサートナー」です。化粧水以降のスキンケアアイテムの浸透を効率的にするため、肌のpH値を整える役割を担っています。代謝を整え肌荒れを予防するとされるパンテノールや、肌のうるおいをサポートするヒアルロン酸Na、余分な角質にアプローチするためのグリコール酸などを配合。クレンザー同様に、朝と夜、どちらも使用可能です。500円玉程度を手に取り肌になじませて使用します。
■肌を健やかに導く美容クリーム
『ゼオスキンヘルス』のアイテムを使用して行うセラピューティックの中で、化粧水の次に使用する美容クリームは主に「ミラミン」と「ミラミックス」の2種類です。「ミラミン」は、美白成分としてハイドロキノンのほか、ビタミンCなどを配合し、トーンアップのサポートやシミにアプローチします。また、キメを整えるサポートも行う美容クリームです。
「ミラミックス」にもハイドロキノンやビタミンCが配合され、主な目的や働きは「ミラミン」と同様。ただし「ミラミックス」は、トレチノインと混ぜて使用することを前提とした設計です。使用量や塗布のタイミングは個々によって違うため、医師の指示を仰ぎましょう。
■紫外線から肌を守る日焼け止め
セラピューティックでの治療中には、トレチノインなどの成分が影響し、肌が敏感になる時期があります。デリケートな肌は紫外線の影響を受けやすいため、UV対策をすることが大切です。そこで重宝するのが『ゼオスキンヘルス』が展開する日焼け止め。
全身に使用可能な「BSサンスクリーン SPF50」と化粧下地としても使える「サンスクリーンプラスプライマー」、メイク直しに便利な「パウダーサンスクリーン SPF30」がラインナップされています。また、乳液タイプの「シアーフルイドサンスクリーン SPF50」も登場し、全4種類を展開。どの日焼け止めも、UVA波とUVB波に加え、ブルーライトからも肌を守ります。
3.セラピューティックが美容医療初心者でも始めやすい理由って?
肌にマッチするアイテムを使って集中ケアを行うセラピューティック。ここでは、美容医療初心者でも始めやすい理由をチェックしていきます。
■3つのプロセスで的確にアプローチ
セラピューティックは、反応期・耐久期・完成期の3つのプロセスで的確に肌にアプローチします。そのため、美容医療初心者でも効果を実感しやすいという点が、始めやすい理由の1つです。
まず、反応期では肌のターンオーバーが刺激され古い角質が剥がれ落ちるなどの理由から、皮むけや赤みといった症状が表れます。3週間程度の反応期を経て、肌に抵抗力や耐性がつき、健やかな状態へと整っていく時期が耐久期。そして、完成期を迎え、表皮にたまっていた古い細胞が生まれ変わります。
■個々にマッチした治療ができる
医師のアドバイスを受けながら治療を進めるため、個々にマッチした治療ができるのも美容医療初心者にとってうれしい魅力です。的確なアドバイスを受けながらの治療であるため、深い知識を身につける必要もありません。ちょっとした不安がある場合でもすぐに確認できるよう、通いやすいクリニックを選んでおくと良いでしょう。
■自宅メインで治療が進められる
セラピューティックでは、3週間に1回程度のペースで通院します。つまり頻繁にクリニックに足を運んで治療を受ける必要はなく、ほとんど自宅でのケアがメイン。取り組みやすさはもちろん、基本的にスキンケアアイテムを購入するだけで良いため、コスト的にも始めやすい治療法です。
4.セラピューティックでの治療中によくある疑問
最後に、セラピューティックに関するよくある疑問の回答をまとめました。
■メイクは可能?
セラピューティック中であってもメイクは可能です。ただし、反応期などには皮むけなどが起こりメイクしづらい、肌が敏感になっていることでしみるといったこともあります。こすらずにやさしくメイクをする、化粧下地としても使える「サンスクリーンプラスプライマー」をファンデーションの代わりにするなど、工夫を凝らしてみてください。
■うまく治療を進めるには?
効率的にセラピューティックを進めるには、トレチノインの使用量をコントロールしてケアすることがポイントです。これは個人での判断が難しいため、医師の指示に従うことが重要ポイント。来院した際にしっかり確認し、自宅でのケア中に不安を感じたら早めに医師に相談しましょう。
■セラピューティック終了後はどうすればいい?
セラピューティックが終了した後は、メンテナンスプログラムにチェンジすることが可能です。レチノールなどの整肌成分をメインに配合したアイテムを使用し、日々のスキンケアを行います。セラピューティック終了後は、メンテナンスプログラムにチェンジすることで、より理想に近づき肌状態を維持しやすくなるでしょう。
まとめ
セラピューティックは、『ゼオスキンヘルス』のスキンケアアイテムを使って健やかな肌に整える肌治療プログラムです。医師の指示に従って使用アイテムや使用量を調整し、通院しながら治療します。自宅でできるスキンケアがメインで、美容医療の治療を受けたことがない方にとってもトライしやすいプログラム。幅広い肌の悩みにアプローチできるため、現状の肌状態を改善したいと考えている方はぜひ検討してみてください。
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