横顔が平らだと美人度が半減?自然に美しく見える顔の条件とは

横顔が平らだと美人度が半減?自然に美しく見える顔の条件とは

横顔が平らなことで、どうしても自分の顔に自信が持てない方もいるでしょう。横顔が平らなことが悪いわけではありませんが、できることなら美しい横顔を手に入れて、魅力をアップさせたいものです。そこで今回は、横顔美人の条件や、美容医療を利用するならどんな施術が適しているかなど、平らな横顔を整えるための知識をご紹介します。

1.横顔が平ら=ブサイクとも限らない

出典:photoAC

日本人の顔は欧米人に比べて顎が小さく鼻が低いため、横顔がのっぺりと平らな印象を受けやすくあります。これは欧米人とそもそも顔の骨格が違うからです。ただ、横顔が平らでも、きれいなフェイスラインを保っていれば美人と感じるでしょう。芸能人の中には顔が平坦でも横顔ブサイクとは言えない方も多く、一概に横顔が平らなことが悪いとは言い切れません。
しかしながら、他人から見て横顔がより“美しい・かわいい”と感じるポイントもあります。正面だけでなく横顔も要点を押さえれば、自信が持てる自分を目指せるのです。

2.横顔美人の条件は?

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横顔美人と感じる理想的な人の顔には、主に5つのポイントがあります。横顔が平らでも、それぞれの条件を満たせば美人またはかわいいと感じられる顔になるでしょう。

■おでこが丸くて鼻筋がスッとしている=Sライン

おでこがふっくらと丸く、鼻筋がスッとしていて立体的な造形は、かわいらしく若々しい印象を与えます。美容医療業界ではこの造形を「Sライン」と呼んでいます。美しい顔に近づく条件の1つと注目されており、症例も多いのが特徴です。

■鼻先から顎先までのラインに口先がちょうど触れている=Eライン

横顔にメリハリがあると良いと言われていますが、それは顔下半分についても同じです。横から見たとき、鼻先から顎先まで1本の線を引いた部分を一般的に「Eライン」と言います。Eラインから唇がはみ出していない状態が理想的な造形とされており、1954年にアメリカの歯科医師が提唱した美人の基準の1つです。
日本人に当てはめるなら、口先がちょうどラインに触れるか2mm程度内側にあると美しく感じられるでしょう。

■各パーツの位置バランス=顔の黄金比

顔の各パーツの位置バランスも大切です。正面から見るパーツごとの位置と同じく、横顔も黄金比が整っているほうが魅力的に感じられます。横顔の黄金比は、髪の生え際から眉・眉から鼻下・鼻下から顎先の3つの長さが1:1:1になっているのが理想的です。平たい顔であってもこの黄金比が整っていると美人だと思えるでしょう。日本人を含むアジア人には、白銀比も魅力的な比率といわれており、白銀比を満たせばかわいらしい印象を与えられます。
各パーツの形よりもそれぞれのバランスが整ったほうが、本能的には美しさを感じます。横顔は一朝一夕で変えるのは難しいものです。しかしながら、顔のバランスは化粧でも調整できます。横顔ブサイクと感じている方は、目元・口元のパーツバランスを意識することからチャレンジしてみるのもおすすめです。

■まつ毛、眉毛が整っている

意外にも横顔美人の条件に関係しているのが、まつ毛の長さと眉毛の形です。「横顔平たい」と感じる方の中には、まつ毛が短く顔の陰影がつかないことが、平らに見える原因となっている場合もあります。さらに、眉尻が端正になると目元がよりくっきりと見えます。
どちらも整えることが、横顔美人への第一歩と言えるでしょう。

■フェイスラインが美しい

横顔のフェイスラインも重要です。たるみがなく引き締まっていると、若々しくシャープな印象を与えます。顔が平たい理由の1つ、フェイスラインのたるみは、老廃物が溜まったり、老化で筋肉がゆるんだり、歯並びが悪く下顎の位置が変わったりといったことが原因です。黄金比やSライン・Eラインが整っていても、二重顎や顎が首に埋まっている状態であれば、輪郭が丸くなってしまって台無しになってしまいます。

3.横顔が平らなのを整えて横顔美人に!活用できる美容医療

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横顔が平らなのを治すための口や顔のマッサージやメイクといったセルフケアは、効果を実感するまで時間や手間がかかってしまうのがネックです。対して美容医療であれば、気になっているポイントを短期間で治療できます。
ここからは、美容整形などクリニックで行える、横顔がきれいな人になるために活用できる美容医療をご紹介します。

■Sラインを整えるならプロテーゼ

横顔が平らな原因がSラインにあるのなら、プロテーゼで高さを出すのが有効です。シリコンプロテーゼを入れることで、ふっくらとしたおでこを形成します。額の生え際から挿入するので、傷痕が目立ちにくいのが特徴です。ヒアルロン酸や脂肪注入よりも持続性が高い治療を考えている方に適しています。
ダウンタイムは1週間程度で、腫れや内出血が起こる場合があります。おでこの他に、鼻や顎などにも使え、使用するプロテーゼはオーダーメイドでより自分の骨格に合わせた自然でずれにくいものを作ることも可能です。

■Eラインを整えるならヒアルロン酸注入

口元のEラインさえ整えば横顔が平らなのを解消できそうな方は、口元を引っ込める歯科矯正や、鼻・顎の高さを出すプロテーゼの他、ヒアルロン酸注入も効果的です。ヒアルロン酸は体内に存在する成分で、コラーゲン組織の保持を担っています。気になる部分に注入すれば、乾燥小ジワの改善や肌の保湿力アップなどにも効果が期待できるのが特徴です。
副作用として内出血や腫れなどが2週間程度続く場合がありますが、ダウンタイムはほぼありません。鼻や唇、顎などEラインに関する部位の他に、フェイスラインを整えてエラがない横顔作りにも生かせます。

■顔の黄金比を整えるならアートメイク

顔の黄金比を整える場合、セルフケアとしてメイクを挙げましたが、アートメイクを使って眉や唇、目の大きさなどを調整し、すっぴんで美人顔を目指す方法もあります。アートメイクは皮膚の表層部に特殊な色素を入れていく方法です。
ダウンタイムや副作用は施術を受ける医療機関によって変わりますが、赤みや腫れ、炎症が1~2日ほど続く場合があります。施術前にデザインや色味などを打ち合わせられるため、理想のメイクを維持したい方に向いている施術です。

■フェイスラインを整えるなら糸リフト

顎と首の境目が分からない横顔や、ほっぺたがたるんでポコッと丸くなっている顔には、糸リフトでフェイスライン引き上げる方法が有効です。たるみを持ち上げて一気にリフトアップします。
ダウンタイムは10日ほどで、ツッパリ感や腫れ、痛み、内出血などがあります。入院の必要はなく、糸の挿入部も髪の生え際になることが多いため、術痕が目立ちにくい施術です。フェイスラインの他、鼻筋などにも利用できます。

■まとめ

横顔が平らなことは一概に悪いことではありませんが、気になる部分に手をかけて整えることで、より美しい横顔と自信が手に入ります。まずは自分の顔が横顔美人の条件に当てはまっているかを確認し、セルフケアを試してみてください。より効率よく短期間で整えるなら、美容医療を頼ることもできるので、自分に合った方法で自信をつけていきましょう。

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