二重の線が変?三重まぶたや一重になる原因とセルフケア・治し方を解説

二重の線が変?三重まぶたや一重になる原因とセルフケア・治し方を解説

二重の線が変になる原因と治し方についてまとめています。片目だけ一重まぶたになってしまう、三重まぶたのようになってしまうなど、二重の線が変になることにお悩みの方も多いでしょう。そこで今回は、その原因と治し方について解説。セルフケアでできる改善・予防方法から、美容整形による治療方法まで、幅広く紹介しているので、安定しない二重の線にお悩みの方は参考にしてください。

1.二重の線がおかしい!どのような状態?

出典:photoAC

人間のまぶたは、大きく分けて2つのタイプに分けられます。1つは、目を開けたときに目と眉の間に線の入らない「一重まぶた」。そして、目と眉の間に1本の線が入る「二重まぶた」の2種類です。

普段は二重なのに一重になってしまったり、片目だけ三重や一重になってしまったりすることがあります。二重の線が薄くなったり、2本以上の線が入る「三重まぶた」になったりすることもあるでしょう。

とくに、三重まぶたは眠そうに見えたり、元気がなさそうに見えたりといったネガティブな印象を持たれやすいことが特徴です。

2.二重の線が変になる原因

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変な二重になるのはなぜなのでしょうか。ここからは、二重の線が変になる原因について、確認していきましょう。

■二重のりやアイテープで皮膚が伸びてしまっている

1つめの原因として考えられるのが、二重のりやアイテープによる影響です。二重のりやアイテープは、まぶたに貼り付けて一時的に二重幅を変えられるメイクアイテムです。しかし、長期間使うことで、シワの癖ができて二重の線が乱れるリスクがあります。さらに、皮膚の薄いまぶたに付け続けると炎症やたるみにつながる恐れもあるため、使い方には気を付けなければなりません。

■まぶたに過度な負担がかかっている

まぶたの皮膚はとても薄くデリケートであるため、クレンジングやスキンケアでも強い刺激や負担がかかる恐れがあります。ブラシでこするようにアイメイクをしていたり、強い力でクレンジングしていたりすると、まぶたにダメージが加わって皮膚が伸び、二重の線が変になるのです。

また、花粉症やアトピー性皮膚炎が原因でまぶたをこする癖がある人も注意が必要です。二重の線が定まらないだけでなく、眼球を傷つけてしまうリスクもあるため、軟膏や内服薬などで正しく治療しましょう。

■むくんでまぶたが腫れている

ストレスや睡眠不足をはじめ、塩分過多や過度な飲酒など、さまざまな原因でむくみが生じます。寝起きに目の周りがむくんで、腫れぼったくなることもあるでしょう。むくみが原因で二重の線が変になっている場合、むくみを解消すれば自然に治ることがほとんどです。しかし、むくみが長期間続いたり、頻繁に繰り返したりすると、二重の線が定まらない状態で癖がついてしまう可能性があります。

■加齢で目元がくぼんだりたるんだりしてきた

年齢とともに目元の筋肉や脂肪が減少すると、まぶたにくぼみが生じます。くぼみによってまぶたの形状が変わり、筋肉や脂肪があった部分の皮膚が余ることで、垂れ下がって二重の線が乱れるのです。

また、年齢を重ねると、肌のうるおいや弾力を維持するコラーゲンやエラスチンが減少します。これによって、まぶたのたるみやシワにつながります。

■上まぶたの筋力がうまく機能していない

二重の線が変になる原因は加齢だけではなく、「眼瞼下垂」という疾患による可能性もあります。眼瞼下垂は、上まぶたの筋力やまぶたを上げる神経の機能が低下してまぶたが下がること。眼瞼下垂の原因としては、生まれつきやコンタクトの長期使用、目をこする癖などさまざまです。眼瞼下垂になることで、三重まぶたになったり、まぶたが下がったりするだけでなく、視野が狭くなり見えにくくなるという症状が生じます。

3.二重の線を治すセルフケアの方法

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変になった二重の線は、マッサージなどのセルフケアで応急処置したり予防したりする方法もあります。ここからは、セルフケアでできる三重まぶたや二重まぶたの変な線の治し方を確認していきましょう。

■蒸しタオルで血行を促進する

1つめは、蒸しタオルを使う方法です。目元の血行促進することで、むくみが解消できます。

蒸しタオルは、電子レンジで簡単に作れます。水にぬらした清潔なタオルを電子レンジで熱し、やけどしないほどの温度になったら、数分間目の上に乗せておきましょう。冷たい水で絞ったタオルと蒸しタオルを交互に目元に乗せると、より効果的です。

■二重のりやアイテープを使う

三重まぶたの原因にもなりうる二重のりやアイテープですが、すぐに対処する方法としては比較的簡単でしょう。本来の二重の線を見つけたら、二重のりやアイテープを使って二重の癖をつくります。ただし、これらのアイテムを使い続けると二重の線がさらに乱れる恐れもあるため、あくまでも応急処置であるということを忘れないようにしましょう。

■まぶたのマッサージやトレーニング

まぶたのむくみを改善・予防するためには、目の周りのマッサージが効果的です。クリームやローションを使ってまぶたへの刺激に配慮しながら、眉の上下や目の下を指圧しながらマッサージしましょう。

また、目元のトレーニングも三重まぶた予防に効果的です。とくに、パソコンやスマホを長時間利用すると、目の周りにある眼輪筋が衰え、むくみやくぼみにつながります。目を意識的に開け閉めしたり、八の字に動かしたりといったトレーニングで、目の周りの筋肉を鍛えましょう。

4.セルフケアで解決しない二重の線には美容整形という手も

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セルフケアによる二重の変な線の緩和方法もありますが、アイテープやマッサージはまぶたへの刺激にもなります。「セルフケアでは三重まぶたがなかなか解消しない」ということもあるでしょう。

セルフケアでは治すことが難しい二重の線にお悩みの場合、美容整形も1つの手段です。ここからは、安定した二重まぶたをつくる代表的な美容整形を4つご紹介します。

■二重埋没法

二重埋没法は、二重まぶたをつくる代表的な施術です。医療用の糸を使ってまぶたを縫い留めて二重のラインをつくります。まぶたを折って縫い留めるため、二重のラインが安定するだけでなく、まぶたにボリュームを出すことも可能です。切開することなく10分ほどで受けられることも特徴の1つ。効果が持続するのは5年ほどといわれています。

■二重切開法

二重切開法は、まぶたをメスで切開して二重のラインをつくる方法です。二重埋没法とは対照的に、二重切開法は半永久的に二重を維持できます。切開する際に、まぶたの余分な皮膚や脂肪を切除できるため、まぶたのたるみや厚みがある方でも、より理想的な二重に形成できます。

一方で、切開によるダウンタイムが長いというデメリットも。抜糸までは1週間ほどかかり、施術後2~3週間ほどは腫れや内出血が続くため、あらかじめスケジュールを調整しておくのが無難です。

■眼瞼下垂手術

眼瞼下垂を治療することで、二重ラインの改善につながる可能性があります。眼瞼下垂手術は、切開による方法と、目を開ける筋肉を糸で縫い留める方法の2種類あります。どちらの方法が適しているかは、症状の程度や状態によって異なるため、医師とよく相談しましょう。

■ヒアルロン酸注射

くぼみが原因で二重の線が変になっている状態であれば、ヒアルロン酸注射による治療が可能です。ヒアルロン酸を目元のくぼみに注入することでボリュームを出して、二重の悩みを解消します。比較的手軽にできますが、時間とともにヒアルロン酸が体内に吸収されるため、効果は持続しにくいことが特徴です。二重をキープするのであれば、定期的に受ける必要があります。

まとめ

安定しない二重の線にお悩みの方も多いでしょう。その原因はさまざまあり、生活習慣やメイク方法の改善やマッサージなどでアプローチすることも可能です。しかし、セルフケアでも二重の線がなかなか解消しないという場合は、美容整形を検討しても良いかもしれません。今回の記事を参考に、自分に合った治し方を探してみてくださいね。

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【治療の内容】埋没二重法
【治療期間および回数の目安】通常1回 ※持続期間には個人差があり一般的には3~5年程度です。
【費用相場】
・2点留め:1回 約 ¥30,000~¥130,000
・3点留め:1回 約 ¥50,000~¥150,000
・4点留め:1回 約 ¥70,000~¥200,000
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【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
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・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】二重切開法
【治療期間および回数の目安】通常1回 ※治療期間や回復期間は個人差があります。
【費用相場】
・全切開法:1回 約 ¥200,000~ ¥350,000
・部分切開法:1回 約 ¥200,000~ ¥280,000
【リスク・副作用等】腫れ、内出血、むくみ、痛み、瞼のツッパリ感、違和感、左右差、希望と異なる二重幅など
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニック医師の判断のもと導入しています。
・重大なリスクや副作用が明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

【治療の内容】ヒアルロン酸製剤の注入
【治療期間および回数の目安】約9~12カ月に1回程度 ※製剤や部位によって個人差があります
【費用相場】1本 約¥55,000~¥150,000 ※使用する本数には個人差があります。
【リスク・副作用等】赤み、内出血、腫れ、痛み、アレルギー反応、修正位置のずれなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・本治療には、国内未承認医薬品または薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。
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