渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科 院長 鶴田 優希先生へインタビュー!女性特有の悩みに寄り添い患者様ファーストの医療を提供

渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科 院長 鶴田 優希先生へインタビュー!女性特有の悩みに寄り添い患者様ファーストの医療を提供

渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科 院長 鶴田優希先生へインタビュー。形成外科医として経験を積んだのち、美容医療への道へ進んだゆき先生。「渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科」にて美容外科や美容皮膚科、婦人科形成と多岐にわたる治療を提供しています。さらに、東大医学部卒という肩書を活かし、ご自身のYouTubeで勉強や受験、子育てについても発信。そんなゆき先生に美容医療の道を選んだ背景や強み、美容医療業界への課題などについてお伺いしました。

ドクターズプロフィール

渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科 院長
鶴田 優希(つるた ゆき)先生

形成外科として研鑽を積んだのち、美容医療の道に進む。眼科医の夫と運営を行う「あおぞらクリニック眼科 形成外科」に続き、「渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科」を開業。美容外科・美容皮膚科・婦人科形成と、多岐にわたる診療を提供している。SNSではゆき先生として発信を行い、多くのフォロワーを持つ。YouTubeでは母子家庭から桜蔭学園、東大理三卒、元鉄緑会講師という肩書を活かして勉強や受験、子育てについても発信している。

(経歴)
2017年 東京大学医学部 卒業
2019年 がん研有明病院形成外科、自治医科大学附属さいたま医療センター形成外科
2021年 大手美容クリニック 勤務
2022年 下北沢ルミアージュクリニック 副院長
2023年 あおぞらクリニック眼科 形成外科 副院長
2024年 渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科 開院
(所属学会)
日本形成外科学会(JSPRS)正会員
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本美容外科学会(JSAS)正会員
日本マイクロサージャリー学会 正会員
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 正会員

▷渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科公式HPはこちら
▷ゆき先生公式インスタグラム(@____yukit)はこちら
▷ゆき先生公式YouTubeチャンネル(母子家庭から桜蔭東大卒【ゆき先生CH】)はこちら

医師としての背景 ~高校生のときに医師を志し東京医学部へ進学~

―――まずは、ゆき先生が医師を志した背景を教えてください。

医師の道に進もうと決めたのは高校生のときです。理系の仕事の中で興味があることを掘り下げた結果、医師がしっくりきて医学部への進学を決めました。形成外科を選択した理由は、研修医の期間にゼロから形を作る形成外科手術のおもしろさに惹かれたから。昔から女性であることを生かした仕事をしたいという気持ちが強く、「がん研有明病院」形成外科で乳がんにより切除した胸を取り戻すための乳房再建術の経験を積みました。

形成外科領域の中でも乳房再建術で経験を積むなかで、患者様とカウンセリングをして胸の形をデザインしていく工程に特に魅力を感じて。いろんな先生と知り合い話を伺うなかで美容医療の魅力を感じるようになり、専門とすることを決めました。

美容医療への情熱 ~理想のクリニックを作るために独立を決意~

渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科 院長 鶴田 優希(つるた ゆき)先生

―――形成外科から美容医療の道に進むにあたり、どこで技術を身につけられたのですか?

美容医療に進むことを決め、まず短期間でたくさん学ぼうという気持ちで大手美容クリニックに入職しました。大手だったのでいろんな先生方が在籍されていて、施術や運営についてたくさん勉強させていただきましたね。より患者様ファーストで技術を提供したい、自分の理想の職場を作りたいと思い、独立を決めました。

―――「渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科」を開業する前に、夫婦で「あおぞらクリニック眼科 形成外科」を開業されたと伺いました。

そうなんです、院長であり夫の野田拓也医師が眼科を、私が副院長として形成外科を担当するという形で2023年に「あおぞらクリニック眼科 形成外科」を開業しました。さらに、美容外科と美容皮膚科を軸により多くの患者様に医療を提供したいと、2024年に2院目となる「渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科」を開院しました。

ゆき先生の強み ~患者様ファーストで長期的な関わりを築きたい~

渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科 院長 鶴田 優希(つるた ゆき)先生

―――ゆき先生が院長を務める「渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科」の強みを教えてください。

「渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科」は、シミやシワ、目元の美容手術、婦人科形成と、幅広い診療を提供しています。重視しているのは、患者様にファンになってもらえるような医療を提供すること。美容外科でオペをメインにやっていると同じ患者様に1度しか会わないこともありますが、当院ではより患者様との長期的な関わりを大事にしています。

美容医療に携わって6年くらい経ちますが、新人の頃からずっと通ってくれている患者様もいて。“ゆき先生だから”と悩みを打ち明けてくださり、患者様と関係性が築けることに喜びややりがいを感じますね。

―――経営や運営面で意識していることはありますか?

患者様との関係を築くために心がけているのは「行って良かった!次はあれもやりたいこれもやりたい」と思ってもらえるよう、とにかく尽くすこと。利益に直接つながらないことでも、患者様ファーストでやっていれば売り上げは絶対ついてくると思っています。

スタッフとは、意見を言い合えるような距離感も大事にしたいと思っています。組織作りに関しては、「がん研有明病院」の矢野 智之先生にすごく影響を受けていて。矢野先生からは知識や技術はもちろん、チームの作り方を学びました。矢野先生は先頭に立って引っ張るのではなく、部下一人ひとりの人間性や性格を把握して尊重してくれ、みんなで楽しくやっていこうというスタンスだったんです。

矢野先生は周囲に気を遣わせすぎないよう常に配慮されており、効率の良さを重視されている感じがすごく新鮮で!実際にクリニックの始めたての頃は全部自分でやろうとしてしまっていたところもあったのですが、今は抱え込むのではなく共有した方が効率的だと気づいて、最近ではできるだけスタッフに頼るようにしています。

―――「渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科」で注力している治療についても教えてください。

渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科 院長 鶴田 優希(つるた ゆき)先生

今力を入れているのは、女性特有の健康課題の解決を目指す婦人科形成です。レーザー治療しか対応していないと、患者様にできる提案が限られてしまいます。そのため「渋谷あおぞらクリニック美容外科・美容皮膚科」ではどんなニーズにも応えられるよう、女性器にまつわる治療方法を豊富に用意しているのが特徴です。

ちょっとかわいくなりたいという方や人生を変えたい方まで、美容医療を受けに来られる患者様のモチベーションはさまざまです。私は医療で患者様の悩みを解決できる側面にすごく魅力を感じているのですが、婦人科形成はまさにそうだなと思っていて。長年家族にも恋人にも言えず抱えてきた悩みを、医療の力でできる限り解消できるというところにやりがいを感じています。

美容医療業界の今後の動向と期待 ~事実を絶えず発信し、質の高い業界に~

―――今後、日本の美容医療業界はどのようになってほしいとお考えですか?

今後美容医療業界が発展していくためには、技術面と質の両面が向上していく必要があると思っています。欧米や韓国などの諸外国に技術面でもデバイス面でも負けている分野がたくさんあるので、海外の研修や学会で学んで、美容業界全体でスキルアップしていけると良いですね。私ももっと勉強してスキルを高めていきたいです。質の面では、患者様が不利益を被ることのないよう、業界全体が誠実なものでなくてはならない。ほかの医療分野の先生方から白い目で見られるような状態は避けていかなければなりません。

日本は大手美容クリニックの勢いがまだまだ強い。もちろん症例数も多くエビデンスがあるのは良いことですが、まずは患者様が不利益を被らないよう、知識を持つ医師が正しい情報を発信していく必要があると感じています。

―――ゆき先生はSNSで積極的に情報発信されていますが、何か大切にされていることはありますか?

「患者様も知っているだろう」ではなく、とにかく皆さんが知らないという前提で日々事実を伝え続けることを大切にしています。こだわりは、自分の言葉で発信することですね。インスタグラムの投稿文やYouTubeの台本は、絶対に自分で執筆するようにしています。

読者へ伝えたいメッセージ ~患者様の悩みに寄り添う存在に~

―――美容医療に興味を持つ読者へ向けてメッセージをお願いします。

美容医療に敷居の高さを感じている方や、初めてだから何をしたら良いか分からない方、男性で恥ずかしいと思われる方にこそ、リラックスして来ていただけるような空間を作れるよう努力しています。美容医療に興味のある方や悩みがある方はぜひ、カウンセリングに足を運んでみてください。

―――これから美容医療を目指す若手医師へのメッセージをお願いします。

美容医療は、真面目に取り組むとすごく難しいし面白いです。生死に関わらなくても、患者様とのやり取りの中で得るものが多く、とてもすてきな仕事だと思っています。美容医療に興味のある若手の先生方は、いろいろな偏見を持たれることもあるかもしれませんが、ぜひ一歩踏み出して、一緒に美容医療業界を盛り上げていきましょう。

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