BIANCA CLINIC理事長 堀田和亮先生へインタビュー!時代の先駆者として日本の美容医療を切り開く

BIANCA CLINIC理事長 堀田和亮先生へインタビュー!時代の先駆者として日本の美容医療を切り開く

BIANCA CLINIC 理事長 堀田和亮先生へインタビュー。東京銀座と表参道にクリニックを構える「BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック)」は、日本の美容医療のランドマークとしても高い知名度を誇っています。今回は、理事長を務める堀田和亮先生にインタビュー。堀田先生が美容医療界を志したきっかけや成し遂げてきた功績、今後の美容医療界の展望などをお伺いしました。「美しくなりたいけど、何から始めればいいのかわからない」をワンストップで解決してくれる、堀田先生の手腕の秘訣にも迫ります!

ドクターズプロフィール

BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック) 理事長 堀田 和亮(ほった かずあき)先生

BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック) 理事長
堀田 和亮(ほった かずあき)先生

日本の美容医療を牽引する医師の1人。豊富な経験と、各専門分野の医師との連携で包括的な美しさを実現する手腕が高く評価されています。先取的な視点でマーケットを開拓する経営センスも注目されており、国内外で美容クリニックの監修を多数手がけています。

(経歴)
2009年 日本大学医学部 卒業、東京女子医科大学病院 入職
2011年 大手美容クリニック 入職
2018年 BIANCA CLINIC 開院
2022年 Creation Lab(クリラボ)代表理事就任
2023年 BIANCA海外事業部 設立、cutting edge プロデューサー就任、日本美容内科学会 理事就任
(資格)
cutting edge プロデューサー
日本美容内科学会 理事
(所属学会)
日本美容外科学会 専門医
日本美容内科学会 理事
日本形成外科学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員
日本皮膚科学会 会員
抗加齢医学会 会員

美容医療界を志した背景 ~状況を逆手に取った先駆者精神~

BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック) 理事長 堀田 和亮(ほった かずあき)先生

―――まず初めに、堀田先生が美容外科医になったきっかけを教えてください。堀田先生のことをお調べする中で、ドラマ「振り返れば奴がいる」を観て外科医を目指したというエピソードも目にしました。

よくご存じですね。確かにそれもありますが、美容外科医になる大きなきっかけとなったのは大学3年生のときに観たアメリカのドラマ「NIP/TUCK -マイアミ整形外科医-」です。昼間は豊胸や脂肪吸引などの治療をしている整形外科医が、夜はスポーツカーでマイアミの街に繰り出すというすごくキラキラした生活を送っていて。単純にかっこいいと思いましたし、美容外科というすごい世界があることを知りました。もともとアパレルやスタイリストにも興味があったので、華やかな舞台で美容に関わることができる美容外科医になろうと、自分の中で1本の道が繋がった瞬間でした。

―――海外で形成外科というと、かなり花形でトップ・オブ・ザ・トップというイメージがありますね。

おっしゃる通り、アメリカだとすごく優秀な人でないと形成外科医になれません。その中でも美容外科医というのはさらにごく一部の優秀な人しかなれない、ヒエラルキーのトップのような位置づけです。それがすごく衝撃的で、どうすれば美容外科医になれるのか自分なりに調べた結果、まずは形成外科医になろうと決意。僕が在籍していた日本大学医学部の形成外科の同門である、「東京女子医科大学病院」に進みました。

―――「東京女子医科大学病院」では、どのようなご経験をされたのでしょうか。

研修医として、形成外科や皮膚科、麻酔科を回りました。最終的に形成外科に入局する予定だったのですが、自分の想像する形成外科とのギャップを感じてしまって。というのも、当時は今ほど美容医療が認知されていない時代でした。形成外科で「美容」という言葉を使うと、後ろ指を指されるような風潮があったんです。当時の日本の美容外科医は形成外科以外の医師が多かったので、形成外科医には近づきがたい雰囲気もありました。世界的に見ても、これは珍しい状況。美容医療への需要はこの先高まってくると確信していた僕にとっては、この整備されきっていない状況が逆にチャンスだと感じられたんです。結果として形成外科には入局せず、大手美容クリニックに進みました。

―――堀田先生の決断は、まさに時代の先取りだったと思います。大手美容クリニックで得られたことは何だったと感じられますか?「BIANCA CLINIC」の誕生秘話などもあれば聞かせてください。

BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック) 理事長 堀田 和亮(ほった かずあき)先生

大手美容クリニックでは、豊胸や二重、脂肪吸引や鼻の手術と、多くの症例に満遍なく触れられました。僕はとにかく早く成長したかったので、積極的にオペをして先生に教えてもらうことを繰り返しました。在籍して3~4年ほどが経ち、一通りの手術ができるようになったタイミングでクリニックの経営方針が変わったんです。ここで自分が進みたい方向と違うと感じ、大学の同期や当時の同僚と一緒にクリニックを開業することにしました。

とはいえ、当時の僕たちには知名度はありません。そこで注力したのが、戦略マーケティングの勉強でした。コンセプトを絞って、まずは当時1番ニーズが多くダウンタイムの少ない肌治療”レーザートーニング”専門のクリニックを渋谷に開業しました。

マーケティングの甲斐もあってか、初月から1,000人を超えるほどの患者さんに来ていただける人気のクリニックになったんです。3ヶ月後には池袋、その3ヶ月後には神戸、それから梅田、心斎橋、仙台、福岡と、また異なるコンセプトのクリニックを次々と開院して、あっという間に全国8院に展開。その頃には、外科、皮膚科、注入治療と様々なコンセプトの戦略マーケティングが成功し、僕の予約は全国どこでも取れないほどのクリニックを作ることができました。

そのタイミングで、前職でお世話になった恩師と会食したときに「今ある人気がいつまでも続くと思うな。今がチャンスだから、今度は自分一人で理想の追求をしてみたらどうだ?」と言われたんです。当時の僕の思いとしては、一人でやるよりみんなで仕事をした方が楽しいと思っていたのですが、恩師にそう言われてみて腑に落ちるところがあり。当時のクリニックでは全国チェーン展開も成功して正直やり切った感があったので、ここで初めて自分の理想を叶える土台ができたとも感じました。それで開業したのが「BIANCA CLINIC」です。

―――すごいですね。美容医療の世界に入ってきた先生方が一番困るのが、集客だと思います。先生が最初の開業で集客に成功した要因は何だったと思われますか?

当時は、本当に競合がいなかったことが大きな要因でしたね。先駆者利益で当時は先に行った者勝ちな状況だったので、どんどん先に行ったから勝てたというだけ。今、当時と同じことをやっても勝てないと思います。

美容医療界のトップランナーとしてのビジョン ~ワンストップで包括的な美しさを~

BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック) 理事長 堀田 和亮(ほった かずあき)先生

―――マーケティングを学んで実践した後、「BIANCA CLINIC」で自己実現するフェーズに入られた堀田先生。「BIANCA CLINIC」で掲げられている、洗練された美がライフスタイルに溶け込む、といった考えに至った経緯は何ですか?

今、美容クリニックを開業する若い先生たちは、鼻専門やクマ専門など、専門分野に絞って開業しているケースが多いと思います。でも僕は、その人を包括的にきれいにすることが得意なんです。僕はオールラウンダーでありたいし、あらゆる治療を包括的にできるのが僕の武器なんですよ。なので、僕と「BIANCA CLINIC」の先生みんなの総力で一人の患者さんをきれいにするというスタイル。何でも自分だけで完結しようとせず、「BIANCA CLINIC」の信頼できる仲間に委ねることも大事かなと思います。

―――堀田先生は、患者さんが主観的に考える美しさと、客観的に見た美しさの間にあるギャップを患者さんに伝えられています。これは先生独自の工夫だと思いますが、どういう想いがあるのでしょうか。

僕は、主観と客観の間にあるギャップを患者さんに伝えるのは治療の基本だと考えています。それよりも重要なのは、いかに高次元の医療を提供できるかという点。きれいになるためには、内科的要素・婦人科的要素・外科的要素・皮膚科的要素など、いろんな要素があります。美しくなるためにどんな要素があるのかを知らないと、患者さんもどうやってきれいになればいいのか気づけませんよね。僕の治療は、それらの要素を提案して「BIANCA CLINIC」の総力で磨き上げるというイメージです。

―――堀田先生は昨年、美容内科学会の理事にも就任されました。美容内科的視点での健康美や価値観についてもお聞きしたいです。

コロナ禍に美容医療の観点で何かできることないかなと考えた結果、サプリメンテーションが大事だという考えに至りました。遠隔で対応できるのも、コロナ禍には画期的でしたね。その頃から体の内側からの美の重要性をより強く認識して、治療に美容内科的な要素を加えるようになりました。
どうしても目や鼻などしっかり整形しても、覇気がなく美しく見えない方って多いんです。内から出る健康美が、最高の美しさだと考えていますので、外も内も洗練させていけるクリニックを目指してます。

美容医療業界の今後の動向と期待 ~日本クオリティーの美容医療を届ける~

BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック) 理事長 堀田 和亮(ほった かずあき)先生

―――いつも先を見据えている堀田先生の経営論についてお聞きします。堀田先生が人材を採用するうえで、重視しているのはどんなところでしょうか?

美容ドクターとして技術や研鑽を積める真面目さと、清潔感のある容姿も必要です。「BIANCA CLINIC」にはイケメンと美女のドクターがそろっていると言われていますが、見た目だけで選んでいるわけではもちろんなくて。美容に疎いドクターよりも小綺麗で洗練されているドクターの方が良いと思うのは、患者様として当然のこと。患者様に説得力のある身なりは最低限の素質だと考えています。

また、10年20年前とこれからの10年20年では状況が全く違ってくるとも思っています。これまでは美容ドクターになろうと思ったら結構簡単になれていましたが、これからはハードルが高くなる。もちろんなれないわけではありませんが、経験を積めなかったり施術がうまくいかなかったりして、結局成長できないなんてこともあると思います。誰でもなれるというものではないので、美容ドクターとして資質のある医師を見つけていきたいし、サポートして輝かせていきたいと思っています。

―――働く環境としての「BIANCA CLINIC」とほかのクリニックとの違いはどんなところにありますか?

「BIANCA CLINIC」にはいろいろな分野のスペシャリストを集めていますし、その中でもさらに細分化しています。今後はより一層教育面にも力を入れたいと考えているので、学べることも多いと思います。

「BIANCA CLINIC」のトップドクターには、世界中の医療企業様と提携して各専門分野のKOL*になってもらっています。KOLになることでの、国際企業がサポートする技術トレーニングを受けられたり、国内外から講演に呼ばれたり学会発表したりする機会も増える。「BIANCA CLINIC」はアカデミックなところにも力を入れているので、真面目に研鑽を積む先生方が最短距離でステージに立てるよう準備しています。

さらに、海外事業部があるのも「BIANCA CLINIC」の特徴の1つ。海外からの患者様も多いため、いろいろなスキンタイプの治療の症例が積める点もほかとは違うところです。ほかでは得られないような医学的探究心をくすぐる成長が期待できる、これが「BIANCA CLINIC」で働く魅力だと自負しています。

KOL*…Key Opinion Leader(キーオピニオンリーダー)の略称。その分野を最先端で牽引する人物のこと。

―――海外事業も展開されている一方で、日本では地域医療の監修もされています。どういった想いや経緯があったのでしょうか?

BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック) 理事長 堀田 和亮(ほった かずあき)先生

まず地域医療の監修についてですが、「BIANCA CLINIC」には日本中から患者さんがいらっしゃいます。中には肌の治療のために、地方から東京に通ってくださっている方もいらっしゃいます。その状況を見て、わざわざお金をかけて定期的に東京まで来なくても、住んでいる地域に美容クリニックがあった方が健全だと思いました。「BIANCA CLINIC」が提携している美容クリニックが地方にあれば、患者さんも安心して通えますよね。僕が美容医療を通して日本経済に貢献する方法としても、地方の美容医療をもっと増やすことに尽きると思い、監修するに至りました。

―――そうですね。地方に東京と同じクオリティーの美容医療を届けるということが、美容医療による地域経済の発展、ひいては人々を豊かにしていくと思います。一方で、グローバルな展開についてはどうでしょうか。去年、タイの美容クリニックを監修されるに至った背景についても教えてください。

日本の美容医療の強みは、ホスピタリティーと品質にあると思っています。なので、日本の美容医療を届けるには、患者さんに日本に来ていただいて、日本のドクターとスタッフから治療を受けないと意味がないと思います。それを踏まえた上でタイのクリニックを監修した目的は、タイ在住の日本人のためです。今タイに暮らす約10万人の日本人の方たちが美容医療を受けられるよう役に立てればと思い、監修しました。あとは、海外で日本の美容医療がどんな立ち位置になれるのか、勉強させてもらうという意味合いもあります。

―――堀田先生は今後、「BIANCA CLINIC」をどういった位置づけやビジョンで展開されていきたいですか?

薄利多売ではなく、費用に見合った高いクオリティーの医療をしっかり届けたいと考えています。もう分院展開をするつもりはないので、銀座と表参道の「BIANCA CLINIC」を日本中、そして世界中の患者さんに来ていただけるようなクニックにしたいと思っています。そのためには、スペシャリストをもっともっと増やさなければなりません。それに加えて、訪日外国人に「日本に来たら美容医療を受けた方がいい」と思っていただける流れを作りたいですね。

日本、とくに「BIANCA CLINIC」がある銀座には、多くの訪日外国人の方がいらっしゃいます。世界中からこんなにもたくさんの人が訪れてくれるというのは、日本独自の強みです。たくさんの外国人が目の前まで来てくださっているのだから、あとは日本の美容医療がいかに素晴らしいかを知っていただくことに尽きますね。

僕はマーケットをどんどん開拓していくのが得意なので、日本の美容医療の素晴らしさを海外に発信して、美容医療の魅力を引き立たせることに注力したいですね。日本の美容医療の枠を、もっと広げていくのが僕の役目だと思っています。

読者や患者様へ向けて伝えたいメッセージ ~まずは20%の変化を~

BIANCA CLINIC(ビアンカクリニック) 理事長 堀田 和亮(ほった かずあき)先生

―――ある調査では、美容医療に興味がある女性が全体の6割を超えてきたにもかかわらず、そのうちの半分以上はまだ美容医療に踏み切れていないというデータがあります。それを踏まえて、最後にNEROの読者に向けてメッセージをお願いします。

まずは、自分の20%を美しくすると考えてくださればいいと思います。20%の美しさを手に入れると、すごくテンションが上がるし、次へのモチベーションにもなります。なので、鼻を全部変えようとか、目を変えようとか、いきなりそんなことを考えなくていいんです。まずはシミやシワ、クマを取ってみようとか、そこからでいいと思います。

―――確かに20%と言われると、かなり最初の一歩が軽くなる感じがしました。

そうなんです。今の自分プラス20%という発想で、まずはやってみましょう。僕は「堀田医師おまかせプラン」というのをやっているので、気になる方はご相談ください。

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