年齢とともに、ほうれい線が気になっている方もいるのでは?そんなとき、改善方法の1つとして、美容医療を選択することもできます。
数ある治療の中でも今回注目したのは、肌育治療に含まれる「リジュラン(REJURAN)」。
施術の概要をはじめ、果たしてほうれい線に効果的なのかどうかなど、リジュランについて詳しくご紹介します。
また、より効率的に施術を受けるためのポイントや注意点などもまとめました。
リジュランはほうれい線にも効果が期待できる?
リジュランにはいくつか種類があり、なかにはほうれい線へのアプローチが得意なものもあります。
早速、リジュランの概要と、ほうれい線に対して効果的なのかどうかチェックしていきましょう。
リジュランはほうれい線にも効果的?
リジュランの種類によっては、ほうれい線へのアプローチが可能です。
また、リジュランを注入することによって頬のたるみが改善されれば、ほうれい線が目立ちにくくなることもあります。
つまり、治療法を工夫することで、リジュランでほうれい線の軽減が目指せるでしょう。
リジュランとは?
リジュランとは、サーモンのDNAから抽出したポリヌクレオチド(PN)といわれる成分を肌に注入する肌育治療の1つです。
リジュランは別名「サーモン注射」とも呼ばれ、肌ツヤのアップを目指して行う水光注射と、カスタマイズ治療が可能な手打ちによる施術があります。
4種類のリジュランの特徴を解説するとともに、リズネとの違いについてもまとめました。
リジュランヒーラー
リジュランヒーラーは、ポリヌクレオチドを2%配合した製剤です。
小ジワやハリ不足、毛穴の目立ちやニキビ痕などに向いています。
また、たるんだ肌を引き締める効果も期待できる種類です。
さらに、肌の再生力をできるだけ引き出し、肌質改善することを目的に使うこともあります。
リジュランi
4つあるリジュランの中でも、伸びが良く、やわらかい点が特徴の製剤です。
そのため、皮膚が薄い目元の治療などによく使用されます。
目の周りのちりめんジワや小ジワ、クマやくすみを改善したい場合に向いています。
リジュランiによって、目元のボリュームアップも目指せるでしょう。
リジュランs
リジュランsは、4種類の中でも粘度が高く固さがある点が特徴の製剤です。
そのため、あごや頬、額といった部分にできた傷痕やニキビ痕といった皮膚の凹凸を改善する際に適している種類。
肌の凹みに直接注入し、肌表面を滑らかに整えます。
加えて主成分であるポリヌクレオチドによって、肌再生を促す治療法です。
リジュランHB
リジュランHBは、主成分のポリヌクレオチドに、ヒアルロン酸がプラスされた製剤です。
そのため保湿力に長けている点が特徴。
ポリヌクレオチドとヒアルロン酸の相乗効果によって、皮膚を構成している線維芽細胞の増殖を促す効果も期待できます。
顔全体の弾力アップをはじめ、首やデコルテ、手の甲などの小ジワの改善を目的に使用されることが多い種類です。
また、ほうれい線の治療としてもよく使われます。
リジュランとリズネの違い
リジュランとリズネは、どちらもサーモン由来のポリヌクレオチド(PN)を主成分とした肌育注射ですが、リジュランの後発品(ジェネリック)として発売されたのがリズネです。
どちらもポリヌクレオチドを主成分としたスキンブースター製剤であり、リズネとリジュランの効果に大きな違いはありません。
それぞれの特徴の違いは、粘度の低さとそれに伴う痛みの軽減です。
リズネはリジュランに比べて不純物をより精緻に除去しているため、注入時の痛みの軽減が目指せるといわれています。
また、テクスチャーがサラサラとしているため、注入後のボコつきが早く引きやすいというメリットも。
一方リジュランは、長年の実績に加え、主成分のポリヌクレオチドが高濃度で配合されているのが特徴です。
どちらも水光注射の薬剤として導入可能で、機械で均一に注入することで、肌全体にハリやうるおいをもたらす効果が期待できます。
リジュランに期待できる効果は?
リジュランの代表的な成分・ポリヌクレオチドは、細胞を再生・活性化させることで自然治癒能力を高め、紫外線や加齢などによって受けた肌のダメージを修復する働きが期待されています。
肌の小ジワ軽減やハリのアップ、肌質改善などを目的とした施術に用いられます。
ほかにも、キメを整える作用、トーンアップ効果、皮脂と水分のバランスを整える働きもあるとされている美容治療の1つです。
リジュランの種類によってそれぞれにプラスアルファの特徴があるため、自身の肌や悩みにマッチしたものを医師に選んでもらってください。
リジュランが適しているほうれい線のタイプとは?

リジュランは、一般的に浅いシワによるほうれい線に適しているといわれています。
ここからは、効果が出にくい人の特徴も含め、詳しく確認していきましょう。
リジュランが適しているほうれい線とは
リジュランがとくに適しているのは、加齢や乾燥による浅いシワや小ジワが原因のほうれい線です。
肌の弾力成分であるエラスチンやコラーゲンの生成をサポートし、内側からふっくらとハリを出すことで、刻まれたラインを目立たなくさせます。
ほうれい線にアプローチ可能な美容医療として切開リフトや糸リフト、ハイフ、ヒアルロン酸、ボトックスなどがありますが、その中でもリジュランは、長期的な効果を希望しているといった方に選ばれている施術です。
リジュランの効果を感じにくいほうれい線の種類
皮下脂肪の下垂や骨格の変化など、構造的な変化による深い溝のほうれい線には十分な改善が見込めない可能性があります。
「リジュランで失敗した」とか「効果ないな……」と感じるのは、ほうれい線の種類が原因であることも。
深い溝のほうれい線の改善を目指す場合は、ヒアルロン酸や糸リフトなど他の治療とリジュランを同時に行う併用治療も検討してみてください。
自分のほうれい線とリジュランがマッチしているかどうかの判断は、医師によるアセスメントと丁寧なカウンセリングが肝心です。
リジュランが気になる方は、まずはほうれい線を取り扱っている美容皮膚科に相談してみましょう。
リジュランをより効率的に受けるためには?
ここからはリジュランをより効率的に受けるためのポイントをチェックしていきましょう。
定期的に施術する
リジュランは、1回の施術で効果を感じる方もいますが、何度か治療を重ねていくことで、より肌が健やかに整うことを実感する方が多い傾向にあります。
そのため、2~3週間のサイクルで3~4回程度続けて施術するのが目安。
その後、メンテナンスとして、約6ヶ月に1回治療を受けると良いとされています。
医師と相談して肌状態を確認し、自分に合った施術サイクルを提案してもらいましょう。
ほかの治療と併用するのもあり
リジュランは、ほかの治療と併用できます。
リジュランiはボトックスと一緒に用いられるケースがあり、より透明感とハリのある肌を目指すことが可能です。
リジュランsは、フラクショナルレーザーといったレーザー治療やサブシジョンと併用できます。
リジュランとほかの治療を組み合わせることで、より効率的なアプローチが可能な場合もあるため、しっかりと肌ケアしたい方にぴったりです。
リジュランの種類によって、相性の良い治療法が異なるため、施術を希望する際は医師に相談してみてください。
リジュランでほうれい線を治療する際の注意点
最後に、リジュランでほうれい線の治療をする際、失敗や後悔をしないために注意点をチェックしておきましょう。
施術後の肌状態に注意
リジュランの施術後には、注射した箇所に針の痕やブツブツとした凹凸ができるため、気になる方は注意が必要です。
ただし、薬剤が肌に浸透することで凹凸は消失していきます。
個々によって差はありますが、数時間~1日程度で収まることがほとんどです。
針痕もブツブツよりも少し時間は必要ですが、約1~5日で改善されます。
ダウンタイムと副作用に注意
リジュランは、注射による治療であるため、内出血や赤みなどが現れる場合があります。
このダウンタイムの症状は、1~5日程度で落ち着くケースがほとんどですが、個人差もあるため場合によっては長引くことも。
仕事などに支障がでないように施術スケジュールを立てましょう。
リジュランを受けて発生した内出血は、一般的にはメイクによってカバーできる色味です。
どうしても気になる方は、優しくこすらないように注意してメイクすることをおすすめします。
メイクは、施術日翌日から可能と設定しているクリニックが多い傾向にあります。
ただし、クリニックによって異なる場合もあるため、間違えないようしっかり確認してみてください。
また、サーモンから抽出したポリヌクレオチドを主成分としているリジュランは、魚や魚卵などに対してアレルギーがある方は施術ができません。
また妊娠中・授乳中の方も適応不可のため注意しましょう。
自身の体質や体調を把握し、医師に伝えることも覚えておきたい注意点です。
まとめ
リジュランは、ポリヌクレオチドというサーモンから抽出した成分をメインに使った製剤を肌に直接注入し、小ジワやたるみ、毛穴やニキビ痕など、幅広い肌悩みにアプローチできる施術です。
リジュランによって肌が引き締まることでほうれい線へのアプローチも可能。
また、種類によっては、ほうれい線治療に適したリジュランもあります。
ほうれい線にお悩みの方はリジュランも選択肢の1つとして検討してみてください。
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| ・当サイトは、美容医療の一般的な知識をできるだけ中立的な立場から掲載しています。自己判断を促す情報ではないことを、あらかじめご了承ください。また、治療に関する詳細は必ずクリニック公式ホームページを確認し、各医療機関にご相談ください。 ・本記事は、執筆・掲載日時点の情報を参考にしています。最新の情報は、公式ホームページよりご確認ください。 ・化粧品やマッサージなどが記載されている場合、医師監修範囲には含まれません。 |
【治療の内容】リジュラン(ポリヌクレオチド主成分製剤)を使用したスキンブースター治療
【治療期間および回数の目安】約2〜3週間ごとに1回、計3~4回程度 ※治療期間や回数等はクリニックごとに異なります。
【費用相場】1回 約 ¥35,000~ ¥100,000 ※使用する部位・量・本数によってクリニックごとに異なります
【リスク・副作用等】内出血、赤み、腫れ、浮腫、かゆみ、痛み、アレルギーなど
【未承認機器・医薬品に関する注意事項について】
・リジュランの治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
・治療に用いる医薬品および医療機器は、各クリニックの医師の判断のもと導入しています。個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html
・薬事承認を取得した製品を除き、同一成分や性能を有する他の国内承認医薬品および医療機器はありません。
・重大なリスク・副作用などが明らかになっていない可能性があります。
・万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。


